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【K-1ヘビー級特集】優勝候補は誰だ。ヘビー級トーナメントに参戦する海外勢4選手を紹介。

2017/11/21 19:19

(C) M-1 Sports Media

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」は11月23日(木・祝)にいよいよ開催。このトーナメントに参戦する海外勢4選手を中心に、ヘビー級トーナメントの見どころを紹介します。

ヘビー級トーナメントの海外勢4選手を紹介

11月23日(木)にさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」が開催されます。

2000年以前はヘビー級をメインとして人気を博してきた旧K-1とは異なり、2014年に立ち上がった新生K-1はこれまで日本人選手が世界と戦える軽量級から中量級にスポットが当てられており、これまでヘビー級でトーナメントは開催されてきませんでした。

しかし旗揚げから丸3年というタイミングで、初のヘビー級トーナメント開催が決定。日本人選手4選手と海外勢4選手による初代ヘビー級王座をかけた戦いがいよいよ行われます。

出場する日本人選手は上原誠、KOICHI、岩下雅大と長年に渡り日本ヘビー級のトップで戦い続けるベテラン選手に、スーパーウェルター級から転向してきたK-Jeeとお馴染みの名前が並びます。

しかし海外から参戦する選手は、これまで1度しか日本で試合を行っていない2選手と、初来日となる2選手という未知数な印象が強い構成となっています。

そこで今回は出場する4選手の紹介を行いながら、トーナメントの展望を簡単に紹介していきます。

アントニオ・プラチバット

  • クロアチアのスピードスター
  • "石の拳"を継ぐ男
  • 欧州強豪から連勝を上げる超新鋭
名前 アントニオ・プラチバット
生年月日 1992年12月10日(24)
国籍 クロアチア
身長・体重 196cm
戦績

11戦10勝1敗

1回戦

vs K-Jee

アントニオ・プラチバットはヘビー級としては線の細さが残るものの、出場選手で一番の身体のスピードを誇る"影の優勝候補"です。

師匠は旧K-1が旗揚げと同時に開催したヘビー級トーナメントの初代優勝者であり、1990年代に"石の拳"という異名で恐れられたブランコ・シカティック。

引退後はトレーナーとして活動し、K-1やPRIDEなどで活躍したミルコ・クロコップを指導したことでも知られるシカティックから「彼と最初に出会った時、とんでもない才能の持ち主だと思った。彼のような選手をこれまで見たことがない。」と称されるほど、プラチバットはその才能を評価されています。

そしてそれは戦績にも表れており、11戦10勝1敗とキャリアこそ少ないものの、母国クロアチア最大の格闘技団体であるFFCに定期参戦し活躍。

世界的な評価の高いボグダン・ストイカから、負傷TKOながら勝利を上げたほか、スペインの強豪であるフランク・ムニョスに勝利するなど、欧州の有名選手を次々と破り評価を着実に高めています。

ボディーの弱さに逆転こそ感じるものの、スピードとカウンターのテクニックは抜けたものを持っており、新世代のK-1を担うエース候補のひとりとも期待されます。

ロエル・マナート

  • 父親は伝説のキックボクサー
  • 練習環境はNO.1
  • デカい

A post shared by RoelMannaart (@roelmannaart) on

名前 ロエル・マナート
生年月日 1994年2月10日(23)
国籍 オランダ
身長・体重 197cm
戦績 23戦22勝1敗
1回戦 vs 岩下雅大

ロエル・マナートは1980年代に活躍した伝説のキックボクサーであるアンドレ・マナートの実の息子。

トレーナーとしてもピーター・アーツやアンディ・サワーを育てたアンドレを父に持つものの、キックボクシングを初めたのは17歳からであり、キャリアは出場選手の中で最も短いものとなっています。

戦績も23戦22勝とは言うものの、これまでトップファイターが戦うのよりも下のクラスで戦っており、名前が知られた選手との対戦経験もありません。これまでの試合映像もあまり出回っておらず、その実力はベールに包まれています。

ただ名伯楽である父・アンドレの指導を受けるほかにも、フロリダに渡りアメリカン・トップ・チームでボクシングの強化を定期的に行ったり、元UFC世界ヘビー級王者であるジュニオール・ドス・サントスとトレーニングを行うなど最高の環境でトレーニングを積んでいます。

そしてアンドレから「才能は自分を上回る」と称されているほか、197cmという出場選手で最大の体格を持っていることも手伝って、未知数ではあるものの不気味な存在となっています。

パコム・アッシ

  • キャリアはナンバー1のベテラン
  • モデルも務めるマルチタレント
  • テクニシャン

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名前 パコム・アッシ
生年月日 1981年2月25日(36)
国籍 フランス
身長・体重 187cm
戦績 66戦46勝19敗1分
1回戦 vs 上原誠

フランスから参戦のパコム・アッシはヘビー級としては小柄ながらも、高い身体能力とスピードを武器にキャリア70戦以上を経験している出場選手一の大ベテラン。

2008年には旧K-1の地方予選に出場しているほか、2011年には旧K-1で活躍したピーター・ボンドラチェックに勝利を収めています。

キャリア序盤から母国フランスを主戦場に、ルーマニアやロシアなどを渡り歩き、各国のトップ選手と連戦を繰り広げた百戦錬磨の実力者です。

また、アッシは端正なルックスとそのダンディズムを活かしモデルとしても活動。さらにトレーニングの会社を経営するなど、マルチタレントファイターという一面も持っています。

近年は2年ほど試合を行っていなかったものの、今年8月のKrushで復帰すると元自衛官の工藤をテクニックとパワーで圧倒し2RKO勝利。その勝ちっぷりがK-1の宮田プロデューサーに絶賛されトーナメント参戦のチャンスを得ています。

イブラヒム・エル・ボウニ

  • マヌーフが絶賛する新世代の旗手
  • 優勝候補筆頭、欧州での評価も高い
  • KO勝利後のアピールにも注目
名前 イブラヒム・エル・ボウニ
生年月日 1992年12月9日(24)
国籍 モロッコ
身長・体重 192cm
戦績 55戦49勝4敗2分
1回戦 vs KOICHI

イブラヒム・エル・ボウニは大振りにも見える強打のパンチと、回転の早い連打を使い分けるモロッコの超新星。

現在はオランダでトレーニングを積むエル・ボウニのマネージャーは、DREAMやK-1で活躍したメルビン・マヌーフであり、エル・ボウニは"マヌーフ二世"とも称されています。

今年2月のK-1に初参戦した際には、K-1の日本人エースである上原誠を豪快なパンチでKO。勝利した後に行った挑発的なパフォーマンスも話題となりました。

エル・ボウニは2016年には旧K-1で活躍したジャバット・ポトラックからもKO勝利。そして上原戦の後には、オランダでライトヘビー級屈指のトップファイターとして知られるファビオ・クワシをパンチ1発でKO勝利と、強豪を相手にしながら現在は7連勝中と波に乗っています。

今回のトーナメントでもエル・ボウニが優勝候補筆頭と見られています。

プラチバットとボウニが抜けた実績を持つ

今回のヘビー級トーナメントは、日本人選手が体格的やフィジカルで不利になると予想されており、1回戦で全滅してしまうのではとも囁かれています。

そうすると、優勝候補は今回紹介した海外の4選手ということになります。

近年の実績からすればアントニオ・プラチバットとイブラヒム・エル・ボウニという、世界的にも評価の高い2人が頭一つ抜けており、今回のトーナメントは誰がこの2人を止めるのかというのがテーマとなりそうです。

それは百戦錬磨のキャリアを持つパコム・アッシなのか、それとも試合をしてみないと実力が未知数なロエル・マナートになるのか。エースの上原誠を筆頭とした、現在のヘビー級を背負う日本人4選手の奮起にも期待しましょう。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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匿名ユーザー
2017/11/26 18:12

セームシュルトってもう引退したのかな

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