2017年12月02日作成

史上初の快挙達成はならず。ルンピニー認定ミドル級王座に挑戦したT-98は判定負け

"ムエタイゴリラ"ことT-98が12月2日タイにてルンピニースタジアム認定ミドル級タイトルマッチに挑戦しました。タイの選手以外としては世界初のラジャダムナン、ルンピニーでの王座獲得に挑んだT-98でしたが、結果は判定負けとなっています。

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T-98が史上初の快挙達成へルンピニー王座に挑戦

"ムエタイゴリラ"ことT-98が12月2日(土)にタイのルンピニースタジアムにて、同スタジアム認定のミドル級タイトル級タイトルに挑戦しました。

ルンピニースタジアムといえば、タイの国技とも称されるムエタイにおいて、ラジャダムナンスタジアムと並ぶ二大殿堂と称されるほどの権威のあるスタジアムであり、そのタイトルはムエタイで最も価値のあるひとつとされています。

特にルンピニースタジアムのタイトルは"日本ムエタイ界の至宝"とも称される梅野源治など何人もの選手が挑戦するも、未だに日本人で同タイトルを獲得した選手は存在しません。

ラジャダムナンのタイトルはこれまで7人の日本人王者が誕生している日本ムエタイ界ですが、これまでルンピニーのタイトルは最後の悲願ともいえる王座となっていました。

今回はそんなルンピニータイトル獲得を目指し、日本人離れしたフィジカルから"ムエタイゴリラ"と称されるT-98が現地に乗り込んでのタイトル挑戦を行っています。

T-98といえば、昨年ラジャダムナンのタイトルを日本人として史上6人目に獲得。さらに史上初の現地でのタイトル防衛を成功させるなど、日本人ムエタイ界の第一人者ともいえる存在です。

今回は日本人として初のルンピニー王座獲得はもちろん、タイの選手以外としては史上初となるラジャダムナンとルンピニーの二大殿堂でのタイトル奪取という快挙を狙い、敵地ルンピニースタジアムで王者のノパガーオ・シリラックムエタイに挑みました。

T-98は判定負けで王座奪取ならず

T-98は土曜の夜にルンピニースタジアムで開催された興行の最終試合という、現地時間でも22:00を過ぎた遅い時間に登場しました。

試合は1Rから得意のパンチで距離を詰めるT-98に、ノパガーオは距離をとりながらミドルキック、迎え撃ってのカウンターを狙う展開に。ムエタイらしく両者共に手数は少なく様子見の展開となります

2Rに入っても展開は変わらずT-98がじりじりと距離を詰めると試合は組みの展開へ。ここではノパガーオの豪快な投技が決まりT-98がマットに倒れ込みます。

さらにノッパガーオは前蹴り、ミドルと蹴りでT-98をコントロールし試合をリードしていきます。

3RはT-98のパンチをかわし組み付くノパガーオが、首相撲から何度もT-98のバランスを崩しヒザ。さらにT-98の重心を巧みに崩し何度もT-98をマットに引き倒します。

4Rは逆転を狙うT-98がペースを上げアグレッシブに前に攻め込みます。しかしノパガーオのジャブと足払いの崩しに苦しみ試合のペースを奪うには至らず。

このラウンドも首相撲で崩され劣勢となります。

そして試合は最終の5Rに突入するとノパガーオは大きく距離を取り、ミドルで牽制しながら完全な逃げ切りの体制へ。

T-98は最後まで攻め続けたものの、ノパガーオを最後まで捉えることはできず試合終了となっています。

そして判定の結果は3者共にノパガーオでT-98の挑戦は判定負けという結果に終わっています。

歴史的快挙達成はならず

T-98は日本人として史上初のルンピニー王者、タイの選手以外では世界初のラジャダムナンとルンピニーで王座を獲得するという、2つの快挙達成を狙いましたが、惜しくも判定負けという結果となっています。

ルンピニー王座という高い壁は今回も突破することはできなかったものの、今後に続く日本人選手の奮闘が期待されます。

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