2017年12月04日作成

ジェロム・レ・バンナのMMA引退試合が2018年7月に決定。キシェンコvsドラゴ、アンディ・サワーも出場。

2018年7月にドイツで開催される「ワールド・スーパー・チャンピオンズ」というイベントにK-1で活躍したジェロム・レ・バンナが出場します。この試合はバンナのMMAでの引退試合と銘打たれています。

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ジェロム・レ・バンナがMMA引退試合に出場

  • 2018年7月7日 ワールド・スーパー・チャンピオンズ
  • 【MMAマッチ】ジェロム・レ・バンナ vs ヤーノシュ・ステファン

2018年7月7日にドイツのミュンヘンにて開催される「ワールド・スーパー・チャンピオンズ」という新イベントに、かつて"K-1の番長"として活躍したジェロム・レ・バンナが出場します。

バンナといえばかつて一世を風靡したK-1において、必殺の左ストレートを武器に主力選手として活躍。K-1の代名詞であったヘビー級トーナメントこそ優勝経験はないものの、2度の準優勝を飾るなど常に優勝候補の一角として上位に食い込み"無冠の帝王"とも称されました。

旧K-1が活動を休止して以降は欧州最大のキックボクシング団体であるGLORYに参戦。その後はフランスを主戦場に試合を行い、2015年8月に一度引退試合を行っています。

引退直後には「本当はもう一度日本で戦いたい」という希望を口にしており、一度はRIZIN旗揚げ大会でバルト戦が決まるも、契約問題でもめたことで直前に欠場が決定。その後はしばらくメディアに登場することはありませんでした。

ところが昨年にRIZINと和解しリングに突如登場。RIZINで復帰戦を行うことを宣言し、ついに今年10月に福岡で開催されたRIZINで約2年ぶりの復帰を果たしました。

試合前に行われたインタビューでバンナは、「私はキャリアの大半を過ごした日本のファンの前で試合をすることを最大のモチベーションにして復帰することを決めた。日本のファンのためになら身体がどうなっても構わないよ。」と答えていたのが印象的です。

結果は関節技での一本負けでしたが、44歳となった現在もスタンドではキレのある打撃をみせ会場を湧かせました。

さらにコンディションを高めるバンナ

RIZINで復帰戦を終えたバンナはすでに次戦に向けてトレーニングを開始しています。

かつてK-1ファイターとして屈指のボクシング成績を残したデューウィー・クーパーという打撃のスペシャリストと共にトレーニングを行った動画をFacebookに公開。

10月のRIZIN前に行った公開練習では迫力はあったものの、少し精度を欠いていた印象があったバンナですが、動画ではクーパーの構えるミットにコンパクトでスピードのある連打を打ち込み進化した姿を披露しています。

さらにバンナは先日のUFCでアリスター・オーフレイムを豪快にKOしたフランシス・ガヌーともトレーニングを共にしており、アリスター戦ではセコンドに就く姿が話題となりました。

現在もコンディションを高め続けるバンナは全盛期に近い動きを取り戻すことはできるのでしょうか。

今回の試合は引退試合と銘打たれる

今回バンナが出場するワールド・スーパー・チャンピオンズ(WSC)は欧州全体からトップ選手を集め開催される新たなメジャー団体であり、MMAとK-1という2つのルールでイベントが行われる欧州ではよくある形式で開催されます。

まだ旗揚げから間もないということで、公式サイトを確認しても対戦カード以外の情報はあまりありませんが、すでに同大会のチケットは販売を開始しており興行が行われることは間違いないようです。

バンナの試合はこの団体の旗揚げイベントにおけるメインカードとして行われますが、なんとこの試合がバンナのMMA引退試合になると銘打たれており、ドイツでヤーノシュ・ステファンを相手にWSCのヘビー級タイトルマッチで対戦することが発表されています。

ステファンはサンボの世界大会銀メダリスト

ステファンは2008年にサンボ世界選手権で銀メダルを獲得した後にMMAへ転向。MMAでは5勝4敗の成績をあげましたが2014年9月以降はリングから遠ざかっており、バンナとの試合は約4年ぶりの復帰戦となっています。

K-1初参戦となった1995年のノックウィー・デービー戦から、実に22年に渡り日本で試合を行ってきたバンナの現役生活もいよいよカウントダウンを迎えています。

これまで衝撃的なKOを幾度となく飾ってきたバンナが、引退試合では最後にどの様なインパクトを残してくれるのかに期待しましょう。

アンディ・サワーやキシェンコなどK-1選手も出場

また今大会にはアンディ・サワーやアルトゥール・キシェンコなど、2000年代にK-1で活躍した中量級ファイターたちも出場するなど、アンダーカードにも豪華な出場選手が並んでいます。

サワーはMMAルールでフランスの強豪と対戦

  • MMAマッチ
  • アンディ・サワー vs ダミアン・ラピウス

まずK-1 MAXで2度の王座に輝き、現在はRIZINでMMAルールに挑戦中のアンディ・サワーは今回もMMAルールに出場します。

MMAでは2勝3敗と結果が出ていないサワーですが、今回は15勝8敗1分という戦績を持ち、今年2月には戦極で活躍したロニー・マンに勝利しているフランスのダミアン・ラピウスと対戦します。

これまでMMAでは強敵とばかり対戦しており、キャリアを積むための相手とも戦いたいとコメントしていたサワーですが、今回も強豪との対戦が決定しています。

キシェンコはドラゴとのK-1レジェンド対決

  • K-1ルール
  • アルトゥール・キシェンコ vs ドラゴ

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そしてK-1 MAXで準優勝の経験を持ち、"美しき死神"と称されたルックスの良さでも注目されたアルトゥール・キシェンコも出場します。

キシェンコは旧K-1が活動停止後に階級を80kgまで上げ、2014年以来負け無しの16連勝を記録するなど、このクラスの世界最強選手にまで成長しています。

今回は同じくK-1 MAXに"悲劇の難民ファイター"というキャッチコピーで出場していたガゴ・ドラゴと、WSCの世界ミドル級タイトルをかけてK-1ルールで対戦します。

両者は2011年に2度対戦しており、その時はいずれもキシェンコが勝利。ドラゴにとっては今回は3度目の対戦で初勝利を狙うリベンジマッチとなっています。

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