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Krushの女子エース・KANAが涙の王座返り咲き!女子初の新生K-1参戦をアピール。

2017/12/09 23:02

12月9日に開催されたKrush.83のメインにて行われた女子-50kgタイトルマッチは、挑戦者のKANAが王者のメロニー・ヘウヘスを判定で下し王座返り咲きを果たしています。

女子エースのKANAが復権をかけリベンジマッチ

12月9日に後楽園ホールにて開催された「Krush.83」のメインイベントで行われたメロニー・ヘウヘスvsKANAによる女子-50kgタイトルマッチ。

KANAは2015年にKrushでデビューを果たして以降、並外れた運動能力の高さと高いボクシングテクニックを武器に4戦目で女子王座を獲得し、無敗の絶対王者として女子エースとして君臨するようになりました。

しかし今年1月のKrush.72ではKrushとして初の女性メインイベンターとして登場し、オランダのメロニー・ヘウヘスを相手に防衛戦を行うも、この試合で開始早々にダウンを奪われるなど大苦戦。その後はバックブローでダウンを奪い返すも、3Rに追加のダウンを奪われたことで無念の判定負けで王座陥落となっています。

そこからKANAは打倒ヘウヘスを誓い、海外勢を相手にKrushで連勝を飾り、直近の試合では1Rに対戦相手をワンパンチで倒す鮮やかなKO勝利を飾り、因縁の相手であるヘウヘスとの再戦にこぎつけています。

激闘を制したKANAが涙の王座返り咲き

Krush 女子-50kgタイトルマッチ
●王者:メロニー・ヘウヘス(オランダ)
3R 判定
○挑戦者:KANA(日本)

1R: ヘウヘスが前に出るも、KANAが前回の対戦から身につけた軽快なステップワークを織り交ぜながら、リングを広く使って試合をコントロール。KANAは右フックなど強烈なパンチを放つが、ヘウヘスも怯まずにパンチを返して一方的な展開にはさせない。それでも先手を取り続けるのはKANAで試合を優勢に進める。

しかしラウンドが終了してインターバルになると、KANAは右目の下が大きく腫れている。

2R :KANAがこのラウンドもステップを軽快に使ってパンチを放つ。しかしヘウヘスも打たれっぱなしにならずに、攻撃を返す。ヘウヘスや待ちの姿勢は変わらず、KANAはガードの隙間を縫うようにしてジャブをヒットさせる。

KANAが右ローキックも効果的で度々ヒットするが、ヘウヘスはさほどダメージを見せずに右ハイキックを飛ばす場面も。しかしラウンド終盤になるとKANAの圧力が勝り、ヘウヘスをロープに張り付けにする。ボディーが効いたかヘウヘスは体を丸めてしのごうとするが、KANAは構わずにボディーを連打して優勢を決定づける。

3R:KANAの左ジャブが次々と入るがヘウヘスは怯まずに攻撃を返す。KANAはボディー、ローキックと上下に攻撃を散らし、打ち下ろすように放つローキックでヘウヘスを効かせる。下に意識を向けさせたとところでハイキックがヒットしかけるが、ヘウヘスが距離を潰して凌ぐ。

優勢に試合を進めているKANAだが積極性は変わらず、ジャブからボディーやローキックまでつなげて手数で上回る。終了間際にヘウヘスが挽回すべく捨て身で攻撃を放ってきたところで試合が終了。

この日一番の会場の盛り上がりとなった熱戦は、ジャッジ3名が揃ってKANAを支持し、判定3-0でKANAの判定勝利。

1月に敗れて以来、11ヶ月ぶりのリベンジ戦を制したKANAは、リング上で涙を拭い感情を爆発させる王座奪還劇となりました。

女子初の新生K-1出場をアピール

タイトル贈呈のセレモニーの後に、痛めた右目を気にしながらマイクを握ったKANAはまずは以下の様にアピール。

KANA「こんにちはシルバーウルフのKANAです。この前よりも良いジャブをもらって全然ジャブが見えないです。

1月に敗れてからメロニー選手のおかげで、日々の生活から見直して格闘家として生きていこうという決意ができました。本当にメロニー選手には心から尊敬しています。

そして1月から変わらず応援してくれたファンの皆さんや日々を支えてくれた皆さんありがとうございます。

前日計量ではヘウヘスに敗れたことを「悪夢だった」と語っていたKANAでしたが、そのお陰で格闘家として成長できたとヘウヘスに感謝を述べています。

そして2018年の目標を以下の様に語っています。

KANA「チャンピオンベルトを取って絶対言いたいことがあって、K-1にはまだ女子のタイトルがないので、自分が3月のK-1に出て女子の新しい時代を作っていきたいので、3月のK-1マッチメイクよろしくお願いします。

2017年のKANAのストーリーは終わりです。また明日から突き抜けていけるように日々精進していきます。」

2017年最後のKrushのメインを締めくくる大激闘に勝利したKANAは、女子の試合がまだ1試合も組まれていないK-1への出場を宣言。

リングサイドで試合を見守ったK-1の宮田プロデューサーにマッチメークを希望するアピールを力強く行っています。

2017年はKANAから始まり、KANAで終わったKrush。進化の著しい新王者が2018年はどの様な道を歩むのかに期待が高まります。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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