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ロマチェンコが異次元のスピードでリゴンドーを圧倒し、心をねじ切る6RTKO勝利。

2017/12/10 14:40

五輪連覇同士の珠玉のテクニック対決「ロマチェンコvsリゴンドー」は、ロマチェンコがリゴンドーを圧倒し、6R終了時にTKO勝利。またも相手の心をねじ切るギブアップを呼び込んでいます。

珠玉のテクニック対決「ロマチェンコvsリゴンドー」

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日本時間12月10日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ「ワシル・ロマチェンコ vs ギジェルモ・リゴンドー」。

ロマチェンコ、リゴンドー共に五輪で連覇したアマチュアエリートにして、プロでも異次元のパフォーマンスを発揮し、パウンド・フォー・パウンドのランキングでも軽量級最上位に位置する者同士の対戦です。

五輪を連覇した者同士がプロで対戦するのは史上初のことであり、さらにリゴンドーが2階級を一気に上げて、ロマチェンコの持つスーパーフェザー級のタイトルに挑戦するなど、実現しただけでも異例の対戦カードと言えます。

本来の階級であるロマチェンコが有利と目されているなか、2階級下のリゴンドーがどのようなアクションを起こしてロマチェンコを脅かすかにも注目が集まっていました。

なおこの試合はWOWOWメンバーズオンデマンド内のエキサイトマッチにて、ネット先行生中継が行われています。(テレビ中継は12月18日の通常のエキサイトマッチのコーナーにて放送)

試合展開

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1R 細かくジャブを突いて出方を伺う両者。どちらも慎重な立ち上がりながら、先に手を出すのはロマチェンコで、リゴンドーはいつものように待ちの姿勢を崩さず、時折返しの攻撃までつなげる。大きな展開こそないものの、フェイントをかけながらのハイレベルな攻防が展開される。

2R 距離が近づくとリゴンドーは巧みなクリンチワークでロマチェンコの連打を防ぐ。先手を取るのは常にロマチェンコで、時折ジャブが鼻先を捉える。リゴンドーはクリンチを徹底し、片手をかけながらアッパーを放つ場面も。

3R ロマチェンコはリゴンドーの動きを見切り始めたのか、右を速射砲のように上下に打ち込み手数で上回る。リゴンドーがダッキングでかわしても、3連打4連打と構わずに放ち、リゴンドーのディフェンスを攻略。リゴンドーは徹底したクリンチでロマチェンコの手数を封じるのが精一杯か。

4R リゴンドーのディフェンスを見切ったかロマチェンコの手数が増していく。ギアの入ったロマチェンコは、体格差以上にスピードでリゴンドーを上回り、目にも留まらぬ速さで連打を打ち込む。ジャブの差し合いでもロマチェンコのパンチが一方的に入るばかり。

5R リゴンドーは手数を増やすが、ロマチェンコの足が早くかわされるばかりに。また。ロマチェンコのスピードがさらに増して4連打のアッパーなど、異次元のハンドスピードを見せる。ラウンド終了時にはリゴンドーは苛立ちからエキサイトする場面も。

6R 展開は変わらず、ロマチェンコのパンチが細かく何度リゴンドーを捉える。リゴンドーはロマチェンコの腕を覆うようなクリンチが過ぎてしまい、ホールディングで減点が取られるなど、まさに打つ手なしの状態に。

そして6R終了時にリゴンドー陣営が棄権の意思を表明し、ロマチェンコがTKO勝利。これにより自身の持つWBO世界スーパーフェザー級王座の防衛に成功しています。

ロマチェンコの異次元の強さで軽量級の頂点に

この一戦は戦前からロマチェンコが階級差もあり有利と目されていたものの、事前の予想を遥かに上回る差を見せつけてTKO勝利を収めています。

当初から有利とされていた材料である体格差以上に、スピードでリゴンドーを上回り、競った展開にすらさせずに圧巻の試合内容で世界を驚かせました。

ロマチェンコは相手の心を折り、ラウンド終了時に相手の棄権を呼び込むフィニッシュはなんとこの4試合続けてのこと。「ロマチェンコ勝ち」とも呼ばれる勝利はリゴンドー相手でも同じように再現して見せています。

同階級にはもはや敵なしの状態となったロマチェンコは、今後階級を上げてのマイキー・ガルシア戦も期待されていますが、果たしてロマチェンコの快進撃はどこまで続くのでしょうか。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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オゴゴ
2017/12/10 19:37

随分一方的な内容でしたね、リゴンドーはもうビッグマッチはないかそのまま引退かな・・・
どんなに塩っぱくても守ってきた勝ちへの執念を見せてくれなかったのは残念です
近隣階級でロマチェンコの脅威になれそうなのはマイキーガルシアぐらいですかね?
クロフォードまでいくとちょっと現実味が無くなっちゃうかな

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クイール公式
2017/12/10 20:25

まさかスピードでもここまで差が付くとは思いませんでした。リゴンドーはアメリカでは驚くほど評価が低いのでこれからのビッグマッチはあまり想像つかないですね…。
マイキーもロマチェンコも共にビッグマッチ志向なので、そう遠くないうちに実現してくれるのではと勝手に思ってます笑

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