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森井洋介がKNOCK OUT初代王者に輝く。トーナメント決勝で勝次をKOで下して涙の王座戴冠。

2017/12/10 20:16

KNOCK OUTの総決算となった12月10日の両国大会。メインイベントで行われたトーナメント決勝では、森井洋介が勝次から合計3度のダウンを奪ってのKO勝利で、涙の王座戴冠を果たしています。

KNOCK OUT初代王座決定戦「森井vs勝次」

昨年12月5日に旗揚げされてから1年の総決算として過去最大規模で行われた「KING OF KNOCK OUT 2017 両国」。

全8試合で行われた本大会のメインイベントを飾ったのは、KNOCK OUT初代王者を決めるライト級トーナメント決勝戦の「森井洋介vs勝次」の一戦です。

森井はこれまでKNOCK OUTのナンバー大会の全てに出場し、1度の引き分け以外は全てKO勝利で飾るなど、KNOCK OUTの顔として成長。1回戦は優勝候補の宮越慶二郎をKOで破ると、準決勝は引退をかけて臨んだ町田光の夢を砕く2RTKO勝利を飾って決勝に。

対する勝次は、当初は下馬評こそ高くなかったものの、トーナメント最大の激闘王として、1回戦で不可思と計6度のダウンを奪い合う激闘の末にTKO勝利。続く2回戦も変わらぬ激闘を勝ち抜き、2連続のベストバウトを演じて決勝に進出しています。

KNOCK OUT参戦前には知名度こそ高くなかった両者であるものの、トーナメントを勝ち抜くたびに新たなファンを獲得し、両国国技館という大会場のメインイベンターを務めるまでになっています。

森井が3度のダウンを奪い、勝次をKOで下す

1R いきなり飛び膝に出た勝次に対して、左フックを返す森井。いつものように勝次は跳ねるようにステップを踏み、森井はじっくりと圧力をかけてローキックを放つ。

森井が強烈なローキックを放てば、勝次はハイキックからボディブローまで上下に揺さぶる。勝次は足を上げるフェイントから4連打までまとめるが、森井は冷静に攻撃を見極めてバックステップで下がるなどクレバーに戦う。

両者共に探り探りの展開で、大きな山場はなくラウンドが終了。ジャッジは3者とも10-10のイーブン。

2R インターバルの間も座らずに臨戦態勢の両者。ラウンドが始まると勝次がローキックの連打から入る。勝次は二段蹴りのような形で先手を取るが、森井は攻め一辺倒ではなく、勝次の打ち終わりを狙い、左フックをクリーンヒットさせる。

そして勝次が飛び込んで左フックを放ったところに森井のカウンターの左が入ると、勝次がグラつく。続けて森井が畳み掛けたところで勝次からダウンを奪取。

森井は勝次をコーナーに追い込んで連打をまとめると、勝次はこれまでの試合で逆境から打開してきたように打ち合いにもちこむが、相手の攻撃をしっかりと見ている森井にカウンターをもらってしまう。

森井は上下に揺さぶりつつ、決して倒し急がずに勝次の動きを見ながら攻撃を繰り出す。すると勝次のガードの隙間を縫うようにしてアッパーが入ると、勝次がこのラウンド2度目のダウンを喫する。

3R 勝次はダメージから動きが緩慢となり、左フックのモーションが大きくなったところに、森井が打ち終わりにワンツーを入れると勝次がグラつく。

森井はそれでもフィニッシュを急がず、勝次の動きを引き出してから、距離を詰めてボディブローを放つなどクレバーさが目立つ。勝次はパンチのコンビネーション、縦肘、ミドルと返すがダメージから威力のある攻撃にはならない。

そして勝次が左フックを放ったところで、森井の左フックがカウンターで入ると後方に飛ばされるようにダウン。

勝次は何とか立ち上がるも足元がおぼつかず、これを見たレフェリーが試合をストップ。これにより森井が3RTKO勝利を収め、初代王者に輝いた。

森井は涙の王座戴冠に

森井は勝利コールを受けながら師匠である小林聡と抱き合うと、人目をはばからずに涙を見ながらの王座戴冠を果たしています。

1年の最後を締めくくる戦いでKO勝利を収めた森井洋介はインタビューに応ると次のようにコメント。

森井「俺がKNOCK OUTのチャンピオンです。どうですか。最高の相手である勝次選手と試合ができて、こういった形で勝てて嬉しいです。ありがとうございます。」

(ー今日の試合予想通りですか?)

「負けるとは思っていないですけど、プレッシャーが凄くてまさかこんな勝ち方ができるとは思っていなかったですね。」

(ー今日まで大変厳しいトレーニングを積んでいましたよね)

森井「しばらくサンドバックもミットも打ちたくないですけど、小林さんずっと見てくれてありがとうございました。」

(ー今年2017年が終わろうとしています。どんな年でしたか?)

森井「ピンチで始まってチャンスを掴んだ1年だったと思います。」

(ー戦いはまだまだ続きますが、来年に向けて満員のお客様に一言お願いします)

森井「このベルトを巻いたってことなので、来年はこのベルトの価値をあげるのが僕の仕事だと思っているので、藤原先生、小林さんにつぐ世界最強に挑戦したいので。小野寺プロデューサー、ぜひメッチャ強い相手、タイ人でも外人でも連れてきてください。お願いします。」

(ー今日の試合でNORAINUファンがたくさんできたと思いますけど、今日まで、これからのNORAINUファンに向けて一言お願いします)

森井「キックボクシング、KNOCK OUTが一番面白いんだよ!」

師匠である小林聡、そしてその師にあたる藤原敏男と共に、勝ち名乗りを受けてKNOCK OUTの1年を締めくくる両国大会はフィナーレを迎えています。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

Lc3d ph  400x400
クロヤマ
2017/12/10 20:35

森井選手強かったですね〜。互角のまま終盤にいくかと思ったらまさかのKO劇でした。こうして展開見ると森井選手は引き出しもあって強さが際立ってますね。