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UFC帰りのストラッサー起一がRIZIN参戦。北岡悟との対戦は年末の火付け役へ、第1試合に抜擢。

2017/12/13 01:51

世界最高峰のUFCで3勝2敗の成績を誇るストラッサー起一がRIZINに電撃参戦。長年に渡って日本のメジャー舞台で活躍してきた北岡悟と対戦へ。ストラッサーは北岡戦の先に「五味vs矢地」の勝者との対戦も見据える。

12月29日(金)、31日(日)の2日間にかけて、さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』。その追加対戦カードの発表会見が都内のホテルで行われた。

追加対戦カードとして、UFCウェルター級で好成績を残しているストラッサー起一(36)がRIZIN初参戦を果たし、長らく70kgのトップ戦線で活躍してきた北岡悟(37)との対戦が決定している。

ストラッサーは今年6月まで世界最高峰のUFCで戦っており、4年半ぶりの日本の団体への復帰戦がいきなりのRIZINとなった。対する北岡はRIZINでベストバウト級の試合を2戦続けてこなしており、榊原RIZIN実行委員長から直々に第1試合での登場を要望されての参戦となっている。

この試合は北岡にとっては適正体重より5kg重い75kg契約にて、12月29日に行われる。

UFC帰りの「世界を知る男」ストラッサー起一

ストラッサー起一(本名は国本 起一)はユニークな経歴を持っており、格闘家となる前にはプロスケーターとして活動しており、24才のときに格闘技を始めた遅咲きの選手でもある。

2007年にアメリカで試合と練習を行い、帰国する際に現地ジムの代表であるデイブ・ストラッサーより名前を引き継ぎ、リングネームに「ストラッサー」を付けた経緯があることが会見中に自らの口で語られていた。

日本での実績はパンクラスのタイトル挑戦が1度、HEADウェルター級王者に輝き、世界最高峰のUFCに参戦。

UFCでは最も優れた試合をした者に送られる「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」を獲得するなど、参戦から3連勝を果たす。しかし4戦目で敗れると、膝の故障から長期戦線離脱となり、今年6月に2年4ヶ月ぶりに復帰を果たすも、試合勘不足もあって連敗を喫することになった。

それでもUFC3勝2敗と勝ち越している実力は折り紙付きで、本人がかねてから希望していた日本のメジャー舞台RIZINへの初参戦が決まっている。

RIZINの火付け役として抜擢された北岡悟

北岡悟といえば日本屈指の寝業師として2000年台から活躍し、2009年には戦極で五味隆典から一本勝利を収めて初代ライト級王者に輝くなど、10年来に渡って日本のメジャー舞台を牽引してきた。

36歳で迎えた昨年末のRIZINデビュー戦でも、UFCで活躍したダロン・クルックシャンクから壮絶な打ち合いの末に、試合終了直前にフロントチョークで一本勝利を収め、第1試合として最高の火付け役を演じた。続く矢地祐介との試合では敗れたものの、この試合も大激戦となり、これまでの試合内容が評価されて、再び第1試合の火付け役をオファーされての参戦となっている。

北岡悟といえば70kg級で長年試合をこなしてきたが、今回はストラッサーの体重に合わせる形で、通常よりも5kg重い75kg契約での試合となる。

ストラッサーは北岡戦の後に「五味vs矢地」の勝者も見据える

会見でマイクを持ったストラッサーは、北岡に対して「素晴らしい選手」と評しながらも、早くも続く試合を見据えている。

ストラッサー 「今回、五味選手と矢地選手が72kgという体重で試合が行われます。自分も72kgを視野に入れて、12月29日に北岡選手をしっかり倒してその勝者と戦いたいと考えています。」

一方の北岡はこの発言に対しては「どうでも良いです。試合と関係ないでしょ」と一蹴。会見から両者の間には火花が散っている。

またストラッサーは最近の練習での充実ぶりを感じているようで、次のようにコメントしている。

ストラッサー 「自格闘技を始めたのが24才で、30才の頃に格闘技が強くなれるコツを掴んで駆け上がったんですけど、もう一つ強くなれるコツをちょうど1ヶ月前に自分の中で新しい感覚が芽生えた。

今は格闘技をしていて凄く楽しくて、自分自身を上手く動かせるし、相手のことも見えるようになったので、新しいストラッサー起一を見せられると思います。」

「打撃で勝負して欲しい」という注文も

会見では高田延彦統括本部長より対戦カード評が行われ、その中には「寝ないで勝負して欲しい」という注文が入る場面もあった。

髙田 「お互いどちらかと言えばグラウンドの選手です。でも、できれば寝ないでもらいたい。一試合目からスタンドでガンガン打ち合って魂を見せてもらいたい。それを期待したいというお願いをこの場を借りて伝えたい。」

これについてストラッサーは「KOで仕留めます」、北岡は「俺の試合が一番格闘技らしい格闘技の試合だと自負がある。立ってとか寝るとかそういうものではない。戦うだけです」とそれぞれコメントしている。

70kg台で日本トップレベルの実績を誇り、これまで戦う舞台・階級が異なる両者だけに、このタイミングで対戦が決まったことにファンからの反響も大きく、RIZIN年末の第1試合を飾るに相応しい熱戦が早くも期待されている。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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