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「ロマチェンコvsリゴンドー」中継の視聴者数は平均173万人と商業面でも成功。両者にとって過去最大の視聴者数に。

2017/12/13 13:05

By stoyan vassev [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

軽量級頂上決戦「ロマチェンコvsリゴンドー」のアメリカでの平均視聴者数は173万人と好調な数字を記録。これはベーシックケーブルテレビでの放送では2012年以来2番目の視聴者数となる。

ロマチェンコvsリゴンドーの米での平均視聴者数は173万人

現地時間12月9日(土)にアメリカで行われたWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ『ワシル・ロマチェンコ vs ギジェルモ・リゴンドー』は軽量級頂上決戦とも称され、世界から熱視線が注がれた。

実力伯仲の展開が予想されたが、試合はロマチェンコがスピードと手数でリゴンドーを圧倒し、6R終了時にギブアップを呼び込んでのTKO勝利を飾った。

この一戦は日本ではWOWOWメンバーズオンデマンドにて先行生中継が行われたが、現地アメリカでは大手スポーツチャンネルのESPNにより中継が行われている。

実力だけでなく人気も重要なステータスとなるボクシングにおいてテレビ中継の視聴者数もまた大きなトピックであるが、このロマチェンコvsリゴンドーを含め4試合が放送された中継の平均視聴者数は173万人に上ると調査会社のニールセンが報じている。

アメリカでの放送事情は日本とは大きく異なるため、173万人という数字がいかほどのものかは判断しづらいかもしれないが、これはベーシックケーブルテレビ中継において2012年以降のボクシングマッチで2番目に位置するように大成功と言って良いだろう。

ケーブルテレビでは今年2番目の視聴者数に

まずこのロマチェンコvsリゴンドーの一戦が中継されたESPNだが、これはロマチェンコが所属するトップランク社が今年から新たにESPNと契約したことで、ESPNで放送されることになった。

ボクシング中継の大手とされているHBOやShowtimeはプレミアム・ケーブルと呼ばれ、それぞれの局ごとに受信料を支払って視聴する形式で、それに対してESPNは月額料金を支払うことで100局ほど一括で視聴できるベーシック・ケーブルに位置する。その形式の違いもあり、HBOの加入世帯である約3200万件に対して、ESPNの加入世帯は約8000万件と放送を視聴できる世帯数に違いがあり、ESPN中継では高い視聴者数を記録することが期待されている。

今年7月に行われた「マニー・パッキャオvsジェフ・ホーン」の一戦はESPNの目玉番組として行われ、平均視聴者数が310万人を記録し、2006年以降のケーブルテレビでのボクシング中継で最高を記録している。

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もっともESPN中継が軒並み高い視聴者数を記録しているわけではなく、今年8月のロマチェンコの防衛戦の視聴者数は72万8000人と低迷しており、改めて軽量級での人気獲得の難しさを露呈する数字となっている。

そして改めて今回の「ロマチェンコvsリゴンドー」の平均173万人という数字を振り返ってみると、ESPNの加入世帯の多さを含めて考えても、ロマチェンコの前戦が低迷したことを鑑みれば、好調な数字であるのは間違いのない事実だ。

ちなみに平均173万人はベーシック・ケーブルテレビでの2012年以降のボクシング中継では2番目の数字であり、両者の対戦は軽量級ながら屈指の注目を集めた事がわかる。(またこの数字はストリーミング配信やスポーツバーなどでの視聴者数を含んでおらず、実際には上振れすると見られている)

もっとも敗れたリゴンドーはもちろん、勝利したロマチェンコもすぐにビッグマッチを行うことは難しく、ファンの期待感が高いマイキー・ガルシアとの階級を超えた試合も、今すぐ機運が高まっているとは言い難い。

ロマチェンコは軽量級の新たなスターという地位を築いたとはいえ、今後いかなるマッチメークでさらにネームバリューを上げていくのだろうか。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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