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パッキャオを破ったジェフ・ホーンがTKOで初防衛に成功。来年4月にはクロフォード戦も見込まれる。

2017/12/14 16:32

WBO世界ウェルター級王者のジェフ・ホーンが初防衛戦で11RTKO勝利を収めて防衛に成功。来年4月にも4団体統一王者のテレンス・クロフォードを迎えての対戦も見込まれている。

ジェフ・ホーンが初防衛戦に臨む

今年7月2日に行われたWBO世界ウェルター級タイトルマッチで、ボクシング界のスーパースターであるマニー・パッキャオから勝利して新王者となったジェフ・ホーン(29)。

ロンドン五輪にも出場したことがあるホーンだが、パッキャオとの対戦前には世界的には全くの無名選手であり、勝利した際には番狂わせとして世界を驚かせることになった。(もっとも内容的にはパッキャオが勝っていたのではという声も大きく、疑惑の判定と報道されることもあった)

このパッキャオ戦の勝利でオーストラリア国民の期待を一身に背負う立場となったホーンは、12月13日に地元オーストラリアで初防衛戦に臨んでいる。

対戦相手のゲーリー・コーコランは27才のイギリスの選手で、WBO世界ウェルター級の10位。前戦ではWBOインターコンチネンタルタイトルを獲得している。

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(左がジェフ・ホーン、右がゲーリー・コーコラン)

試合は頭と頭がぶつかるような至近距離での攻防が続くことになる。コーコランの頭の位置が低く、コーコランが頭を上げた時にホーンがバッティングをもらうシーンも多かった。それでもホーンが相手が入ってきた時に右のショートをあわせるなど的確さで優り、要所要所でクリーンヒットを奪いつつ、ポイントで有利に進めていく。

ホーンの優勢は試合中盤、終盤になっても変わらず、ホーンがコーコランに攻撃を積み重ねておき、11Rにはホーンのパンチでコーコランの左目尻から出血が激しくなったところでドクターチェックが入る。

再開されるもホーンのペースは変わらず、攻防が少し展開された後に、コーコラン陣営からタオルによる棄権の意思が表明され、これを受けて試合がストップ。

終わってみれば10Rのうち2Rと6Rにジャッジ1名がそれぞれコーコランに付けたのみで、ホーンが盤石の勝利を飾っている。

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来年4月にクロフォードとの対戦の機運が高まる

ジェフ・ホーンはかねてより、この試合に勝利すれば来年4月にはテレンス・クロフォードとの対戦が濃厚と言われていた。

クロフォードといえば今年8月にバーナード・ホプキンス以来の主要4団体統一王者(※スーパーライト級)となり、 リング誌が定めるパウンド・フォー・パウンドのランキングでも2位に入るなど現役最高レベルのボクサーだ。

パッキャオを破り、クロフォードと対戦するとなれば、いよいよホーンはウェルター級の中心人物となるだろう。

対戦が見込まれるクロフォードは、ホーンの試合を観戦した後に「俺は(対戦相手の)コーコランよりスピードもパワーもある。ホーンにとっては厳しい試合になるだろう」と強気のコメントを残している。

またウェルター級に階級を上げることについては「ライト級、スーパーライト級でやってきたことをウェルター級でもやるだけだ」と階級アップへの不安もないようだ。

一方でアミール・カーンもオーストラリアまで赴いてリングサイドで観戦しており、対戦に意欲を見せている。さらに流れる方向に進んではいるが、一旦浮上したパッキャオとの再戦可能性もある。ビッグネームとの対戦を控えるジェフ・ホーンは2018年のウェルター級戦線の一つの軸になるだろう。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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