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『綱渡りで歩んだピンチの一年』KNOCK OUT初代ライト級王者 森井洋介インタビュー

2017/12/17 11:17

KNOCK OUTの初代王者に輝いた森井洋介だが、当初は主役とは程遠い立場から、わずか1年でミスターKNOCK OUTと称されるまでになった。KOの山を築いた森井だが、その実で綱渡りの日々を歩んでいたという。

KNOCK OUT初代ライト級王者、森井洋介

12月10日に行われたKNOCK OUT両国大会は、KNOCK OUTが旗揚げから1年の総決算とも言える大会として大掛かりに開催された。

その両国大会のメインイベントに登場した森井洋介はライト級トーナメントの決勝に出場し、同じく決勝まで勝ち上がってきた勝次と対戦。実力伯仲の試合と思われたものの、この試合で森井は勝次から圧巻の3RKO勝利を収めて、見事KNOCK OUT初代ライト級王者に輝いた。

これまでKNOCK OUTの全ナンバー大会に出場し、KOの山を築き、いつしか「ミスターKNOCK OUT」と呼ばれ始めている森井だが、つい1年前の旗揚げ戦までは主役とはほど遠い立場にあった。

自身の立場を「ステーキの横に付いているブロッコリー」と自虐がちに語る森井がここまで駆け上がってきたのは、KNOCK OUTの一つのハイライトとなっているが、その道のりは決して平坦なものではなかった。

今回はKNOCK OUTトーナメント優勝から4日後にあたる、12月14日に森井洋介のインタビューを行い、KNOCK OUTでの1年間を振り返ってもらった。

脇役から始まったKNOCK OUT参戦

ーーまずはKING OF KNOCK OUTライト級トーナメント優勝おめでとうございます。

ありがとうございます。

ーートーナメントが終わって4日間が経過しましたがその間はどう過ごしてたんですか?(インタビューは12月14日に収録)

ゆっくりしていました。応援して頂いた方と食事に行ったりして。

有り難いことにしばらくは予定が毎日埋まっている感じですね。

ーー今日はKNOCK OUTを象徴する存在となった森井選手に、改めてKNOCK OUT旗揚げから振り返って貰おうと思います。まずKNOCK OUTという団体ができると聞いた時はどんな印象だったんですか?

小林さん(トレーナーである小林聡)から「ブシロードさんがバックについて新しく大きいイベントが始まるぞ」って話を聞いて、これは来た!と思いましたね。これは逃せないチャンスが来たぞって。

ーーその頃の森井選手はどの様な試合に出場していたんですか?

小林さんが戦う舞台として用意してくれたイベントや、他にオファーが来たイベントだったりに出場していました。

ーーKNOCK OUTの立ち上げが発表される記者会見が9月に行われたんですが、森井選手はそこでワンマッチを行いました。会見で試合が行われるというのも珍しい形でしたが。

う~ん、絶対にKOじゃないと話にならないと思いましたね。団体を旗揚げする会見で唯一行われるワンマッチで、インパクトのある試合をしないと意味がないなって。

実際に当日を迎えたら完全に俺の試合は完全に飾りじゃんって思いましたけどね。余興っすよ。ステーキの横に付いているブロッコリーとかそんな感じでした。

ーー会見にはワンマッチを行う森井選手は出席せずに、梅野源治選手と那須川天心選手が登場しました。

僕は最初の段階では数集めじゃないですか。そんくらいの立ち位置だとは自覚していました。なおさらKOしなきゃ話にならないなと思っていましたね。今に見てろよって。

ーー現在はNKBのチャンピオンである髙橋一眞選手と対戦してKO勝利を飾りました。

まあ、全部持っていけたかなとは思いましたね。俺の中ではですけど。

(森井はKNOCK OUTのプレ旗揚げ戦で唯一試合をしており、髙橋一眞からKO勝利を収めてKNOCK OUTの出場を勝ち取った)

ーーそして12月に行われた旗揚げ戦ではタイ人選手と対戦しました。その選手は梅野選手とも引き分けていたほどの選手でプレッシャーはありませんでしたか?

プレッシャーは良いくらいにありましたね。でも絶対にいい試合をしてインパクトを与えようと思っていました。

それに強いタイ人選手とやらせて欲しいとは言っていたので、生き残るには倒すしかないなかったんです。KNOCK OUTの主要メンバーになるにはそれが最低条件だと思っていました。

ーーこの試合は凄いKO勝利でした。しかし那須川選手がタイの有名選手を豪快にKOしたので、KOのインパクトの割には話題にならなかったというのも感じましたが。

別にそこは気にならなかったです。天心選手が凄いことをやったのはわかっていましたし。それよりも僕の試合を見たお客さんがどう感じたかってことにしか頭になかったです。

ーーKNOCK OUTという新しいリングで初めて戦った感想はどうでしたか?

たまらなかったですね。空気とかお客さんの入りとかを見て。本当にチャンスが来たんだなって。求めていたリングだと感じました。

ーーそして2戦目は村田裕俊選手と対戦しました。この試合は下馬評で有利だったんですが、苦戦を強いられ結果は引き分けでした。

自分に対して情けなかったですね。試合後は負けた時と同じように落ち込みました。

ーーただ試合は大会のベストバウトとも言われるくらい盛り上がりを見せて、ファンの評価は上がりましたよね。そして4月から開始されるライト級トーナメントに階級を上げての参戦が決まりました。

トーナメントの話は今年の頭くらいにオファーを貰っていたので、準備は2月の試合前から始めていました。

階級を上げるのってやっぱり怖いんですよ。でも小林さんに「昔はフェザーから階級が上がったらライトだったからな」っていう言葉を聞いて、自分はスーパーフェザー級からの増量なのでそこは余裕があるなって納得して。

あとはジムの先輩に「ライト級のほうが減量がなくてもっとパワーが出るよ。減量ないほうが強いよ。」って言われて、あ、たしかにって。その2つで腹が決まりましたね。

ーーKNOCK OUT参戦当初に試合をしていたスーパーフェザーの頃は減量はきつかったんですか?

去年の夏頃から突然体重を落とせなくなってきたんですよ。フィジカルトレーニングで一気に身体がでかくなっちゃって。それからきつくなりましたね。

昔は59.5kgで試合をしていたんですが、KNOCK OUTの旗揚げ戦は60.5kg。徐々に試合の契約体重は上がっていたという経緯もあったんですよ。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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キックボクシングファン
2017/12/16 21:43

今年の森井はマジで神がかっていた。

来年は梅野と見たい!!!!

Yu5vhm2x
大澤 辰郎
2017/12/17 15:19

森井選手と梅野選手の決戦は、来年のキングオブノックアウトで見たいですね。

ノックアウトは、打倒ムエタイ路線でいってほしいなと個人的には思います。

梅野選手VS不可思選手も面白そうですね、実現するならですが。

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ドンペリ
2017/12/17 15:24

選択肢のドンペリタワーにいきなりクスッとしましたが、中身は真面目で落差がすごい笑

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