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【UFC】ムゲンドー敗れる!ボファンドは見せ場を作るもTKO負け。メインはドス・アンジョスがローラーを完封。UFC on FOX 26レポート。

2017/12/17 22:02

ロビー・ローラーとハファエル・ドス・アンジョスがメインに行われたUFC on FOX 26。メインはドスアンジョスが5R通じて優勢に進めて完封、ムゲンドーキックボクシングのボファンドは1RTKO負けを喫した。

UFC on FOX 26主要試合レポート

日本時間12月17日(日)に行われたUFC on FOX 26。アメリカの4大ネットワークと呼ばれるFOXで放送される中規模大会で、メインイベントには元王者同士の『ロビー・ローラー vs ハファエル・ドス・アンジョス』による一戦が行われた。

メインカードにはUFCフライ級3位のリカルド・ラマス、タイトルマッチ経験者のグローバー・テイシェイラらが名を連ねており、前座にはあのムゲンドーキックボクシングの使い手であるガロア・ボファンドが登場した。

プレリムでボファンドが敗れる衝撃の試合が

◯チャド・ラプリーズ
1R 4分10秒 TKO パウンド連打
●ガロア・ボファンド

クイール最推しのファイターであるガロア・ボファンドがUFC第2戦に臨んだ。

ボファンドはムゲンドーキックボクシングという謎の流派の使い手であり、只ならぬ風貌と超人的な身体能力、そして斜め上を行く試合展開で局所的に人気急上昇中の選手だ。

今回対戦したチャド・ラプリーズはUFC5勝2敗の実績豊富な選手で、ボファンドは戦前では不利とされていたものの、この試合は1Rからいきなり右フックでダウンを奪う。そのまま追撃のパウンドで勝負ありかと思われたが、ラプリーズもここは耐えつつ足関節を狙い、立ち上がることに成功する。

すると今度はボファンドはラプリーズにテイクダウンを奪われてしまい、グラウンドで下になる未知の展開へ。グラウンドの要素もあるムゲンドーキックボクシングだが、何とボファンドはグラウンド技術がザルで為す術もなく一方的にパウンドを貰い続けたところで、試合がストップ。

ボファンドは見せ場こそ作ったが、グラウンド技術という大きな弱点を露呈してしまうことになった。

メインはドスアンジョスが完封勝利

◯ハファエル・ドス・アンジョス
5R判定 3者とも50-45のフルマーク
●ロビー・ローラー

現ウェルター級2位のロビー・ローラーと、4位のハファエル・ドス・アンジョスの一戦。ローラーは元ウェルター王者で、アンジョスは元ライト級王者と元王者同士の一戦でもある。

サウスポー同士の一戦となったこの試合は、アンジョスが終始試合を支配した。

アグレッシブなファイトが信条のローラーだが、1Rからアンジョスが積極的にパンチ、ローキックと飛ばしつつ、得意の首相撲から左右の膝蹴りをボディーに飛ばしていく。圧力はローラーが上回るが、アンジョスは下がりながらの右フックのカウンターをヒットさせるなどローラーの圧力を苦にしない。

2Rにはアンジョスの左がクリーンヒットすると、ローラーが金網際で棒立ちとなり、アンジョスの連打を一方的に受け続ける。あわやストップかというほどの連打だが、ローラーがすんでのところで急所を外して致命打には至らなかったが、アンジョス優勢なのは変わらず。

アンジョスは3Rには首相撲からテイクダウンを奪うなど変わらずペースを握り続け、終盤には消耗したローラーがスリップしたところに、ハーフガードから強烈な肘を打ちおろしてダメージを与える。

不屈のローラーだがさすがにアンジョスの攻撃と首相撲の前に消耗させられ、返しの攻撃にも力がなく、もはや打開することができなくなる。アンジョスの手数は衰えず、パンチと蹴りのコンビネーションから飛び膝まで出すなど一方的な展開に。

5Rも展開は変わらずアンジョスが優勢に試合を進めたまま試合が終了。アンジョスは勝ちを確信し、判定を聞く前にベルトを腰に巻くジェスチャーを交えて観客にアピールした。

そして判定は3者とも50-45と全ラウンドを取っての、正真正銘フルマークによりアンジョスが勝利した。

試合後にはローラーを「本当にタフな選手で、対戦することができて光栄だ」と称し、「ライト級では自分が初めてブラジル人で王者になることができた。そしてこれからはウェルター級王者を目指すことになる」と、2階級目となるウェルター級でも王座獲得を目指すコメントを残した。

アンジョスは一時はライト級で連敗を喫したが、新たな階級となるウェルター級で連勝を重ね、タイトル戦線に勝ち上がっている。

リカルド・ラマスが体重オーバーの相手にKO負け

●リカルド・ラマス
1R 4分36秒 パンチによるKO
◯ジョシュ・エメット

フェザー級3位のリカルド・ラマスと、ランク外のジョシュ・エメットの対戦。当初エメットは元王者のジョゼ・アルドと対戦する予定だったが、アルドが代役として王者挑戦が決まったために、代役としてラマスが対戦相手に抜擢された。

また前日計量ではエメットが計量オーバーしており、この試合はキャッチウェイトでの試合となっている。

試合は圧力をかけるエメットに対し、ラマスが足を使って捌きつつ、前蹴りやローキック、時には関節蹴りを交えてテンポよく攻撃を放つ。エメットはヒットこそしないもののパンチを積極的に放つ一進一退の攻防に。

そしてフィニッシュは試合終盤に突然訪れる。エメットの攻撃を見切っていたように見えたラマスだが、エメットの左フックをカウンターでアゴにモロにもらってしまうと失神して仰向けにバッタリと倒され、試合がストップ。

ラマスにとっては代役出場の上、計量オーバーの相手に敗れるという結末となってしまった。勝利したエメットは勝利後に計量オーバーを謝罪するコメントを残している。

タイトル挑戦者のテイシェイラが逆転のTKO勝利

○グローバー・テイシェイラ
1R 2:45 TKO
●ミシャ・サークノフ

ライトヘビー級3位のテイシェイラと7位のサークノフによるランカー対決は、両者が直近の試合では敗れており、共に今回の試合が再起戦となる。

この試合の序盤戦はオーソドックのテイシェイラに対し、サウスポー構えのサークノフが強弱を付けたジャブと左の強烈な前蹴りとミドル、さらに相手のモモ辺りに放つ前蹴りでテイシェイラにプレッシャーをかけていく。

しかし序盤こそ下がらされる場面が多かったテイシェイラも、遠い距離から踏み込んで放つボディーストレートで下に意識させ、そこから顔面へのパンチまでつなげていく。

徐々に緊張感が増す中で、サークノフの左の連打から右のストレートがヒットし、テイシェイラは圧力を受けて金網際まで後退する。しかしテイシェイラはここでワキを差し、バランスを崩してテイクダウンを奪うと、そのままバックのポジションへ。

そしてバックチョークを仕掛けるテイシェイラが、下からもがくサークノフの動きに合わせ、上体を伸ばしての強烈なパウンド。身体を伸ばされ動きが取れなくなったサークノフはそのまま為す術なくパウンドを貰い続けレフェリーが試合をストップした。

スタンドの打撃の攻防でパンチを貰うも、力強いテイクダウンからグラウンドでサークノフをコントロールしたテイシェイラが逆転勝利を飾っている。

(画像クレジット: Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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蛙男
2017/12/17 22:18

あぁ、ムゲンドー。

Girl 2197992 960 720
ガレージキッド
2017/12/17 22:58

ムゲンドーが負けたのかー
じゃあ次はUFCリリースからの巌流島だな〜

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匿名ユーザー
2017/12/18 04:09

ボファンドはグラウンド技術がダメすぎでした
グラウンド15秒制限がある巌流島にやはり向いてますね!

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モンコン
2017/12/18 09:03

アンジョスが挑戦権ゲット?

さすがにタイトルマッチでは漬けられて負けそう

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匿名ユーザー
2017/12/18 10:44

なぜボファンドはキックではなくMMAを選んだのだろう