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KSWヘビー級が熱い?世界一の怪力王、人気ラッパー、人気俳優に続いて、国内ボクシング王者まで参戦か。

2017/12/25 22:16

人気俳優に乱闘を仕掛けたボクシング王者のアルツール・スピルカ。クレジット: By Przemek Garczarczyk (https://www.youtube.com/watch?v=qQeZuY3eb0w (5:37)) [CC BY 3.0], via Wikimedia Commons

の東欧最大のMMA団体KSWのヘビー級戦線が今アツい!2017年最終興行で人気俳優が人気ラッパーをKOする試合があったが、その試合後にボクシング世界挑戦も果たした国内ヘビー級王者が乱入して対戦要求するという事態も起きている。

東欧最大のMMA団体である『KSW』のヘビー級戦線は今最もある意味で熱くなっているのかもしれない。

KSWといえば地元ポーランドでは絶大な人気を誇るMMA団体で、2017年には過去最大規模となる5万7766人もの観衆を動員している。競技レベルが低いというわけではないのだが、東欧のマーケットを独占しているためか、UFCのような世界最高峰からは少し離れたところで進化を続けている。

その象徴的な試合が、12月23日(土)に行われたKSWのセミファイナル「トマシュ・オズウィエンチンスキvsポペック・モンスター」の一戦だろう。人気俳優と人気ラッパーによる対戦は劇的な逆転劇で終わったが、さらにその試合が終わるや、国内ボクシングヘビー級王者のアルツール・スピルカが乱入するという騒動が起きている。

まさにキャラクターの宝庫ともいえるKSWヘビー級戦線の系譜を改めて見てみよう。

世界一の怪力王から、俳優、ラッパー、ボクシング王者まで

元々KSWのヘビー級にはボブ・サップやピーター・グラハム、ジェームス・トンプソンなどキャラクター豊かな選手が登場してきたが、その中でもキャラクター先行感が一際強くなったのは、2016年3月に行われた「ポペック・モンスターvsマリウス・プッツナウスキー」の試合だ。

ポペック・モンスターは人気を博しているラッパーとしての名義で、本名はパベウ・ラクという。対するマリウス・プッツナウスキーはワールド・ストロンゲストマンで5度の優勝を誇る世界一の怪力王だ。

(世界一の怪力王、マリウス・プッツナウスキー。クレジット: By Mike [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons)

プッツナウスキーは既にMMAキャリアを積んでいたが、人気ラッパーのポペックはMMA2戦をこなしたのみで、初のKSWの試合がプッツナウスキー戦となっている。この試合はプッツナウスキーが豪腕を活かした大振りのフックを叩き込み、わずか80秒でKO勝利を収めた。

この試合はポペックにとっては荷が重かったのか、次に用意された相手はボディビルダーのロベルト・ブルネイカだ。ブルネイカはボディビルダーとして優勝歴があるほか、YouTuberとしても人気を博している。(2017年12月25日時点でチャンネル登録者数は19.9万人)

この試合はポペックは、ブルネルカからテイクダウンを奪うとそのままパウンドを連打。ブルネルカは鼻にパンチを貰ったことで戦意を喪失してしまい、タップアウトによりポペックがKSW初勝利を収めている。

「人気ラッパーvs人気ボディビルダー」という構図となったこの試合は、KSWがMMA史上2番目の観客動員となった『KSW 39: コロシアム』のメインから数えて3番目の試合として行われている。

こうして人気ラッパーのポペックが初勝利を収めると、さらにその刺客として人気俳優のトマシュ・オズウィエンチンスキが登場した。

オズウィエンチンスキは公式な記録こそ残っていないものの、かつては武装集団に所属していたことで逮捕歴があると言われており、2010年に俳優活動を始めてからはテレビドラマや映画に出演するなど人気を博した。そして2017年にKSWでMMAデビュー戦としてポペックとの人気者対決が実現している。

12月23日に行われたこの試合は、MMAキャリアで勝るポペックが1Rにストップ寸前まで追い込むも、2Rにオズウィエンチンスキが俳優としての底力を発揮し、テイクダウンからのパウンドで逆転TKO勝利を収めている。

試合自体は大味ではあったが、劇的な逆転劇に観衆は湧いており、勝利したオズウィエンチンスキは感極まって涙を流していた。

俳優のオズウィエンチンスキにボクシング王者が宣戦布告

ここまででもキャラクターのオンパレードではあるが、この流れは止まるどころかさらに加速している。

俳優のオズウィエンチンスキが劇的な勝利を収めたかと思いきや、ポーランドの元ボクシングヘビー級王者であるアツール・スピルカがいきなりオクタゴンに乱入し、そのままオズウィエンチンスキに殴り掛かるという暴挙に出たのだ。

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おそらくはKSWに仕込まれての行為だとは思われるが、このスピルカは単なるローカル王者ではなく、昨年1月にはWBC世界ヘビー級王者のデオンテイ・ワイルダーに挑戦するなど国際的に活躍するボクサーでもある。(※ワイルダーはジョシュアと並んで世界のヘビー級で最強と称されるボクサー)

このような実績ある選手がMMAデビュー戦の俳優に殴り掛かるというのは、KSWヘビー級のキャラクター化が進んでいることをいかにも感じさせるが、どことなく日本格闘技での既視感がありながらも、ポーランドで勢いを増していることの裏返しとも言える。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

Nd wwgyg
みるこっぷ
2017/12/26 00:51

流石クイールさん!
KSW の紹介だなんて最高です???

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匿名ユーザー
2017/12/26 07:27

キャラが濃くてアグレッシブな選手の多いKSWそら人気になるわな

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匿名ユーザー
2017/12/26 19:59

ヨーロッパ版PRIDE

Missing avatar
名ユーザー
2018/01/12 19:38

中国がK-1っぽいのが流行ったりとかポーランドとか既視感が凄いね
つまり、経済発展が日本より遅い国は皆このようなポテンシャルを持ってるのか

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