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【K-1】日菜太が廣野祐を破って来年3月にK-1スーパーウェルター級タイトルへの挑戦が決定

2017/12/28 07:54

2017年最後のK-1として開催されたSURVIVAL WARS 2017のメインイベントで、日菜太が廣野祐から判定勝利。これにより2018年3月のK-1でチンギス・アラゾフの持つ王座に挑戦することが決定した。

2017年12月27日(水)に後楽園ホールにて『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~SURVIVAL WARS 2017~』が開催された。K-1 JAPAN GROUPの2017年最後のイベントであり、来年以降のK-1に継続参戦できるか、生き残りをかけたワンマッチが7試合行われている。

メインイベントには、K-1スーパーウェルター級王者のチンギス・アラゾフへの挑戦権をかけて日菜太(31)と廣野祐(33)による日本人頂上決戦が行われた。キャリアの晩年を迎えた両者による、まさに究極のサバイバルマッチと言える一戦だ。

選手層が最も厚く、世界再激戦区と言われるスーパーウェルター級は王者のアラゾフを始めとして海外勢の強さが際立ち、日本人が勝てない階級とも呼ばれているが、勝利して王者への挑戦権を掴むのはどちらか。

前進する廣野と、カウンターを合わせる日菜太

両者ともにサウスポーだが、その戦い方は大きく異なり、日菜太は左ミドルキックを、廣野はサウスポーらしからぬ前進しながら接近戦で手数をまとめるスタイルとなっている。

しかし日菜太はサウスポー同士の一戦であること、廣野の圧力が強いことからこの日は代名詞の左ミドルではなく、体を柔らかく使いながら廣野の前進に合わせてパンチのカウンター、そこから右ミドルや左ローまでつなげていく。

対して廣野はいつものようにガードを高く保ちながら、前進して日菜太にプレッシャーをかける。ただし日菜太はこれを織り込み済みで、足を使って捌きつつ、的確にパンチを合わせてくるため廣野はやや空転させられている印象を受ける。

前に出て圧力をかける廣野と、カウンターを合わせる日菜太という構図で、1Rは日菜太の有効打が上回っており、主導権は日菜太にあるか。

2R以降もこの構図は変わらず進んでいき、廣野の前進に合わせて日菜太が右ミドルで牽制しつつ、カウンターの左ストレートを合わせる。それでも徐々に廣野の圧力が強くなり、日菜太はこれを受けてしまう場面が増えてくる。

明確な優勢というほどではないものの、廣野の前進しながらの左ストレートが日菜太の鼻先を捉えるなど、徐々に形勢を手繰り寄せていく。日菜太のパンチや蹴りを受けてもダメージを感じさせずに、接近戦に持ち込む廣野の強みが見られたラウンドとなった。

最終ラウンドに入っても廣野の前進は止まらない。沈み込んでからの左ストレートなどテンポを変えつつ攻め、日菜太はそこに左ローを返す。日菜太は下がりながらも攻撃を放つが、廣野が打ち終わりに左ストレートを合わせるなど、廣野に形勢が動きつつある。

しかしここに来て日菜太が廣野の前進に対応してきたか、前進に合わせて膝をカウンターを合わせ、パンチをまとめて手数を増やしていく。接近戦でも肩口から左フックを連打、アッパーまでつなげるなど日菜太の印象が良い。

試合終了直前になると両者が手数をまとめ、残り10秒の拍子木が鳴ると廣野が走りながら放った左ストレートがヒット。アグレッシブに攻める中、試合が終了した。

迎えた判定はまず29-29で1者がドロー、ただし残る2者は30-29、29-28でいずれも日菜太を支持し、判定2-0で日菜太が勝利した。

来年3月を最後の挑戦と語る

こうして年内最後のサバイバルマッチに勝利した日菜太は、最後にマイクを持つと次のように話した。

「こんばんは。今日はあんまり胸を張った試合にならなかったですけど、K-1ファイターの日菜太です。来年の3月はK-1チャンピオンの日菜太と言えるように、死ぬほど努力するので、僕の最後の挑戦を見に来て下さい。応援よろしくお願いします。」

この試合はタイトル挑戦権をかけた試合であるため、勝利した日菜太は来年3月にさいたまスーパーアリーナで開催される『K'FESTA.1』でチンギス・アラゾフの持つタイトルに挑戦することが決定した。

新生K-1最強王者とも呼び声の高いアラゾフは強大な敵だが、日菜太は「最後の挑戦」と語るタイトルマッチに勝利し、K-1王者の肩書きを手に入れることができるのか。紆余曲折を経て新生K-1にやってきた日菜太にとって最大の大一番となるだろう。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

Yu5vhm2x
大澤 辰郎
2017/12/28 11:04

安定の廣野スタイル!だけど、もっと積極的に離れさせてほしいなと思った。
アラゾフに挑戦出来るのは、ホントありがたいし、アラゾフが見れるのが嬉しい。
そしてスーパーウェルター級期待の星、和島くん。
キックは、よく出してたがボクシングはしてなかった。若いしもっとボクシングテクニックを磨いてパワーアップしてほしい。期待を込めて。所属の月心会は空手だけど、練習方法とかも気になりますね。
魔裟斗いわく体が出来てないので、期待してます。

後は、西京が新鋭の椿原くんに負けた。急に相手が変わったから次が見たいね。

村越は、力発揮出来なかった。芦澤は、距離取りすぎです。ただ、インすると怖いのはわかる気がします。

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