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【UFC219】"裏最強"ヌルマゴメドフが復活の勝利。バルボーザに何もさせず最大6ポイント差をつけて判定勝利。

2017/12/31 14:24

今年最後のUFCのセミファイナルにライト級ランカー対決『ヌルマゴメドフvsバルボーザ』が行われた。裏最強とも称される実力を持ちながら、試合をコンスタントにこなせていないヌルマゴメドフだが、見事勝利して1年ぶりの白星を手にしている。

2017年最後のUFCイベント『UFC219』が日本時間12月31日にラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催された。

同イベントのセミファイナルには『ハビブ・ヌルマゴメドフ vs エドソン・バルボーザ』のライト級上位ランカー対決が行われている。

ハビブ・ヌルマゴメドフ(29=ロシア)はMMAキャリア24戦全勝、UFCでも8戦全勝を誇るその強さから"裏最強"とも称される選手だ。試合直前での欠場が非常に多く、コンスタントに試合をこなせていないことからタイトル獲得は実現していないが、ライト級2位に名を連ねており、かねてより最もライト級タイトルに最も近いと言われている。

対するエドソン・バルボーザ(31=ブラジル)は現在ライト級4位で、高いストライキング能力を武器に直近で3連勝を収めており、ここでヌルマゴメドフに初黒星をつければタイトル戦線も見えてくるだろう。

試合展開

1R ヌルマゴメドフがプレッシャーを掛け、バルボーザがサークリングしながらインローを連打。ヌルマゴメドフは走るように追いかけてタックルをするもバルボーザが逃げる。

開始1分にしてヌルマゴメドフが組み付くことに成功するが、バルボーザが逃れて左ボディー、左ミドルを放つ。ヌルマゴメドフが走りながらのワンツー、そして飛び膝。さらに金網際から足を払ってテイクダウンを奪う。

さらにオープンガードから肘を交えたパウンドを連打。バルボーザは足を効かせるがヌルマゴメドフは構わずにパウンドを連打して削っていく。マウントに移行して両足をクラッチしながらパウンドを連打。バルボーザは金網を背にして立ち上がろうとするがヌルマゴメドフは立ち上がらせない。

ハーフガードからでも肘を顔面に、そしてボディーにもパウンドを交える。結局バルボーザは一度も立ち上がれずにパウンドを浴び続けてしまった。

2R ヌルマゴメドフは変わらず圧力をかけながら蹴りを連打。飛び膝を放つがこれはバルボーザがステップでかわす。バルボーザはテイクダウンを警戒しつつなので、打撃に威力がない。

ヌルマゴメドフは再び金網につめてクリンチしながら空いた左手でパンチを放つ。バルボーザは離れて一発逆転の回転蹴りを放つ。そして左ボディー、左ミドルでヌルマゴメドフの動きがやや止まる。しかしヌルマゴメドフの突進は止まらず、パンチを放ちながら片足タックルに入ってテイクダウンを奪う。金網を背にして立ち上がりたいバルボーザだが、ヌルマゴメドフのグランド地獄に引き込まれる。

ヌルマゴメドフはマウントから左のパウンドを連打。バルボーザはパンチを受け続けて鼻の上から出血し、顔面が傷だらけに。最後までヌルマゴメドフのパウンド地獄につかまったままラウンドが終了。

3R ヌルマゴメドフはゆったりと歩きながらプレッシャーをかける。バルボーザは捕まるまいとサークリングするが、やがて圧力に押されて金網際に来てしまう。ヌルマゴメドフはリフトしながらテイクダウンを試みるが、バルボーザは耐える。

ヌルマゴメドフは頭でアゴを押し付けるようにしてコツコツとパンチ。長いケージレスリング続いたがバルボーザは脱出に成功。バルボーザは切れ味のあるバックスピンキックで逆転を試みるが、肩口をかすめるようにしてヒットしない。

結局金網際まで押し込まれて引き込まれてテイクダウンを奪われる。左足を深くクラッチされながらもバルボーザは立ち上がる。最後の力を振り絞ってハイキックを放ったバルボーザだが逆転には至らず。

ヌルマゴメドフは終始試合を支配したがフィニッシュには至らず。バルボーザが最後まで何とか凌ぎきった。判定はジャッジ1名が30-24、2名が30-25をつけるほどの大差の判定でヌルマゴメドフが勝利を収めている。

勝利後のマイク

ーー素晴らしいパフォーマンスでした。バルボーザはあなたにとって障壁になると思われていました。

ヌルマゴメドフ 「神に感謝します。神こそ全てです。今日は息子が生まれました。これで25勝0敗です。怪我もなくここまで来ることができました。あと1時間休めば、また試合ができると思います。今は素晴らしい気分です。

バルボーザはライト級でも素晴らしいトップ選手です。でも正直フィニッシュもできたと思います。1年ぶりの試合なのでなるべく長くオクタゴンにいたいと思っていました。」

ーーこの試合であなたがライト級で最も有力な選手になりました。二人の王者(※マクレガー、ファーガソン)についてはどうですか?

ヌルマゴメドフ 「あんな二人はどうでも良い。正規王者だろうが暫定王者だろうとどんな相手でも戦う。トニー・ファーガソンには勝てると思う。彼はまたお金がなくなったら戻ってくるんじゃないのかな。チームのみんなに感謝します。ありがとうございました。」

長いブランクがあることが不安視されていたヌルマゴメドフだが、その強さは全く錆びついておらず、ライト級4位のバルボーザを終始支配して完封勝利を収めた。

ヌルマゴメドフがライト級で最も王者に近い存在であることは間違いないだろう。マクレガーは暫定王者のファーガソンと王座統一戦を行うことが既定路線とされているが、ヌルマゴメドフこそ統一戦の勝者と対戦するに相応しいことが改めて証明された。

(画像クレジット: Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images )

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

Nd wwgyg
みるこっぷ
2018/01/01 20:03

ヌルマゴが強すぎてドン引きしました……
バルボーザもよく判定まで耐えたと思います。

マクレガーがスターになれたのはヌルマゴが試合してなかったからですね(確信)

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匿名ユーザー
2018/01/02 20:44

ずぅーーっとヌルマゴはマクレガーに勝てるって言われ続けたけど今回の試合で更にその見方は強くなったでしょう。

ファーガソンもマクレガーの苦手な長身長リーチのタイプだからどっちにしろ防衛戦は厳しい闘いになるね。