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YouTuberのジョーがボクシングデビュー戦で判定勝利!右フックでダウンを奪い、終了間際に連打をまとめる。

2018/01/02 17:34

人気YouTuberのジョーがAbemaTV特番『新春ボクシング祭り』にてプロデビュー。デビュー戦にして引退試合となるこの試合、ジョーは右フックで2Rにダウンを奪っての判定勝利を収め、ハッピーエンドとなった。

YouTubeのチャンネル登録者数が約100万人を数える人気YouTuberのジョー。

昨年5月に行われた『亀田興毅に勝ったら1000万円』企画で亀田興毅に挑戦し、敗れはしたものの闘争心あふれるファイトで、メガヒットとなった同番組の視聴者を驚かせた。

解説を務めていた竹原慎二からは「プロボクサーになったほうが良い」と言われるなど、ボクシングセンスを買われたジョーは、その後AbemaTVの企画で3ヶ月でプロデビューを目指すこととなった。

この挑戦は1度目のプロテストで不合格になったことで、3ヶ月でのプロデビューはならなかったものの、2回目のプロテストで見事合格し、1月1日のAbemaTV特番『新春ボクシング祭り』の目玉コンテンツとしてプロデビュー戦を行うことが決定している。またジョーはこの試合をもってプロボクサーとしての活動を終了することも事前に告知されている。

3Rに右フックでダウンを奪って判定勝利

YouTuberのジョーは、JBCでのプロ登録名は「ジョー ブログ」としてプロデビューしている。対戦相手はフィリピン出身、日本在住のヤノ・ジョンで、2016年4月にデビューしており、2勝3敗という戦績を収めている。

負け越してはいるものの、アマチュアでの試合経験もなくプロデビュー戦のジョーにとっては格上の相手と言える。ジョーの前の試合では盟友の亀田京之介がKO負けを喫しており、嫌なムードが漂ってのデビュー戦だったが、さすが人気YouTuberだけあり、ジョーは緊張の色を見せることなく、笑みを見せながらの入場となった。

試合は4回戦らしく白熱した打ち合いが展開されたが、その中でもジョーのスピードとテクニックが光る展開となった。

ジョーはサウスポースタイルからフットワークを使っての左ストレートと右フックを軸に攻撃を組み立て、ヤノが踏み込んでくるとステップを使って距離を取りつつ、打ち終わりにワンツーを返していく。緊張の色を見せることなく、軽快なステップと的確なパンチで主導権を握ることに成功する。

そして試合が大きく動いたのは2Rのこと。パンチが交錯して距離がつまり、相手が離れた瞬間にジョーの右フックがヤノのアゴを捉えると、ヤノが後方に吹っ飛ぶようにしてダウン。ダメージが見られるヤノだが、ジョーは攻め急がずに的確にコンビネーションをまとめたところでラウンドが終了。

後がなくなったヤノは一気に積極的となり、一発一発の的確さよりもとにかく手数をまとめてジョーを崩しにかかる。初の4R制の試合ということで、後半に入って動きが落ちたジョーはこれを捌ききれなくなり、ガードの隙間を縫うようにしたパンチが入るようになる。

3Rは初めて明確にヤノが取ったラウンドとなり、最終4Rに突入する。このラウンドもヤノの積極性が目立ち、ジョーは押され気味となったが、ラウンド終盤には頭を振りながらの右フックがビッグヒットとなり、ヤノにダメージを与える。そのままラッシュをまとめて良い印象を残したところで試合が終了。

序盤はダウンを奪ったジョー、終盤に巻き返したヤノという構図だったが、判定は三者とも38-37でジョーが勝利。

デビュー戦ながら足を使ったアウトボクシング、離れ際のカウンターなど的確さで勝ったジョーが、見事にキャリアで上回る相手を破って判定勝利を収めている。

試合後にはリングでマイクを持ち、自ら体を張って様々なことに挑戦してきたことになぞらえて「何か挑戦してみたい人はぜひボクシングをやってみてみてください。怖いという方はぜひ協栄ジムに来てみてください。ボクシング最高!」と叫んでプロデビュー戦が幕を閉じた。

昨年5月にジョーが亀田興毅に挑戦した時から既に人気YouTuberであったジョーだが、亀田企画を経て現在のチャンネル登録者数は、挑戦前の50万人弱から100万人と2倍以上に伸ばしている。まさしく「Abemaドリーム」を叶えたジョーは、EXILEのATSUSHIとコラボ動画を出すなどその活躍は目を見張るものがある。

2017年、最も格闘技で名を上げた男はYouTuberのジョーだったのかもしれない。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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Toshitaka Kato
2018/01/02 20:19

プロテストの頃よりも距離感、駆け引き、勝負勘が明らかに良くなっていて、「プロテストへの道」放送終了後も真剣にハードな練習を積んできたのが伝わってきました。
アマ試合経験も無い半ば素人が本当に過酷な特訓の日々を乗り越えて掴んだプロライセンスと勝利だからこそ、本気で感動しました。
ある程度完成されたトッププロのような一般人から遠い存在だったら、ここまでの感情移入と感動は生まれなかったかもしれません。
ジョーの姿に励まされた人は本当に多いと思います。格闘技が盛り上がっていくためのTV番組の可能性を大いに感じました。

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