Queel
×
サイト内を検索する
  • キックボクシング
  • ニュース

背後からのKO戦再び!GLORY50で「グローエンハートvsグリゴリアン」の再戦が決定。世界最強シッティチャイも登場。

2018/01/11 12:14

世界的に話題となった「突然後ろを向いて歩き出してのKO劇」が起きたグローエンハートとグリゴリアンの対戦が2018年第1弾として実現。前回はワンマッチだったが、今回は欧州最大のGLORYにおけるタイトルマッチとして行われる。

欧州最大のキックボクシング団体「GLORY」が2018年の第1弾興行として、日本時間2月17日(土)に開催する『GLORY 50』の対戦カードが出揃った。

同大会のメインイベントにはウェルター級(-77kg)のタイトルマッチとして王者のマーセル・グローエンハート(31=オランダ)が、挑戦者のハルト・グレゴリアン(28=アルメニア)と対戦する。

この対戦は2017年6月にタイトルマッチではなくワンマッチとして行われ、試合中に突如グレゴリアンが後ろを向いて歩き出し、グローエンハートが背後からパンチを浴びせてKOするという前代未聞の結末が話題となった。

そしてライト級(-70kg)のタイトルマッチとして、70kg世界最強の呼び声高い、王者のシッティチャイ(26=タイ)が、挑戦者のクリス・バヤ(アンゴラ)と対戦する。中国の英雄イー・ロンを豪快に倒したシッティチャイが2018年初の試合に臨む。

前代未聞の結末となった「グローエンハートvsグレゴリアン」

昨年6月の『GLORY 42』でのグローエンハートとグレゴリアンの一戦は前代未聞すぎる結末を迎えた。

1Rは何の問題もなく試合を進めた両者だったが、2Rの開始早々にグローエンハートの飛び膝蹴りがグレゴリアンの眉間をかすめると、突然グレゴリアンが後ろを向いて歩き始め、そこにグローエンハートが追いかけながら後ろから右フックを浴びせる。

するとグローエンハートが意識を失って倒れてしまい、グローエンハートがKO勝利を収めるや否や、複数の観客がリング上に乱入し、素手のままグローエンハートを殴りつけるという事態となった。

(※その問題の模様はこちらからすぐに再生できる↓)

この模様は世界的に話題となり、日本でも一般メディアに取り上げられるなど格闘技の枠を越えたトピックとなった。

この時にはタイトルが懸かっていないワンマッチだったものの、後にグローエンハートがウェルター級王者となり、グレゴリアンがトップ選手を集めた4人制トーナメントで優勝したことから、今度はタイトルマッチとして再戦が決定している。

ちなみに前回の壮絶な決着では遺恨は生まれず、試合後に仲良くツーショットを撮っている姿がInstagramに投稿されている。

いわくつきの対戦となってしまったが、キックボクシングのウェルター級戦線における世界トップレベルの一戦であることに変わりはなく、今度は試合内容でファンを熱狂させてほしい。

70kg最強の呼び声高いシッティチャイが登場

『GLORY 50』にはもう一つのタイトル戦として、「王者 シッティチャイ・シッソンピーノン vs. 挑戦者 クリス・バヤ」のライト級(-70kg)タイトルマッチが行われる。

世界再激戦区と呼ばれる70kg級には世界に数多の強豪が存在し、それら選手は各団体に点在している状況にある。その中でシッティチャイは現在世界最強との呼び声が高く、中国の「武林風」、「クンルンファイト」に加えて、欧州でもGLORYのベルトを獲得している。

さらに昨年には「武林風」において、"中国の英雄"イー・ロンへの挑戦権をかけ、世界から強豪を招聘されたトーナメントが開催されたが、シッティチャイはここで全試合危なげない勝利を収めて優勝。そして「不敗王」と呼ばれるイー・ロンとのタイトルマッチでは、2Rに左ハイキックでKO勝利を収め、高額賞金と共に武林風のタイトルも獲得している。

世界随一のムエタイ技術に加えて、倒す能力をも兼ね備えた完全無欠の王者であるシッティチャイに対するは、"マイクスジムの特攻隊長"クリス・バヤだ。

A post shared by #BEENTHRILL (@badnewsbaya) on

クリス・バヤは名門マイクスジムの有力選手で、2015年にはシュートボクシングの世界トーナメントで準優勝を収め、その後はGLORYでトーナメント優勝を含む4勝0敗の戦績でタイトル挑戦権を獲得した。

なかなか面白いキャラクター性も持っており、ニックネームはドラゴンボールから取ったと思われる「オオザル (大猿)」に加えて、Instagramには「超サイヤ人2」のような画像を投稿するなど、かなりのドラゴンボール好きと想像される。(ちなみにK-1、Krushで活躍中の同門、ジョーダン・ピケオーも無類のドラゴンボール好きである)

また昨年にはバダ・ハリが刑務所に収監されている期間に、バダ・ハリとのツーショット写真を投稿し、一時は世間を騒然とさせたこともある。「なぜバダ・ハリがクリス・バヤと写っているのか」と少し騒動になったが、後にバダ・ハリは日中トレーニングをすることが許されていたことが判明した。

ライト級タイトルマッチは70kg最強のシッティチャイが盤石の強さを見せるのか、それとも成長目覚ましいクリス・バヤが新世代の王者になるのか注目の一戦だ。

スーパーファイトにはカタリン・モロサヌが登場

GLORYのナンバー50を記念した大会だけあり、その他カードも豪華なものとなっており、注目選手としては"ルーマニアのブンブン丸"カタリン・モロサヌ(33=ルーマニア)が出場する。

(By CCySofia (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons)

「尊敬するファイターはボブ・サップ」と語り、ボブ・サップも顔負けの大振りのフックをブンブンと振り回すモロサヌは色物と見られがちだが、母国のルーマニアでは絶大な人気を誇る。33才になっても技術に走ることなく、ブンブンスタイルで我が道をひた走るモロサヌがアメリカのファンを沸かせるのか。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
クイールをフォローして
最新情報をチェック!
最新の格闘技ニュースをお届けします

この記事へのコメント()

Missing avatar
匿名ユーザー
2018/01/11 17:36

こいつらってタイトルマッチやるほど強かったのね…。てっきりイロモノ的な枠かと思ってた。それとクリス・バヤが無性に気になります。

関連する記事