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梅野源治が日本人初のルンピニー王座をかけた相手はクラップダムに決定。REBELS.54のメインイベントで対戦。

2018/01/11 17:16

2月18日に行われる『REBELS.54』でルンピニー王座決定戦を行う梅野源治の対戦相手が、ライト級6位のクラップダムに決定した。ここ12戦全勝8KOの危険なファイタータイプで、梅野も「攻撃力があり嫌な相手」と評している。

2月18日に後楽園ホールで開催される『REBELS.54』にて、梅野源治がルンピニースタジアム認定ライト級王座決定戦を行う。決定戦に出場することは既報だが、11日(木)にその対戦相手を発表する会見が都内で行われた。

既にムエタイ最高峰であるWBCムエタイ、ラジャダムナンの王座を手にしている梅野にとっては、このルンピニー王座決定戦で勝利すれば世界初の3冠を達成することになる。

危険なファイター、クラップダムとの対戦が決定

会見ではルンピニージャパン代表のセンチャイ氏より、梅野の対戦相手がルンピニースタジアムライト級6位のクラップダム・ソー・チョーピアッウータイと発表された。

ルンピニースタジアムのライト級王座は、梅野がラジャダムナンのタイトル戦で勝利したヨードレックペットが保持していたが、ヨードレックペットが6ヶ月以内の防衛義務を果たさなかったとして王座が剥奪され、空位となった王座を梅野とクラップダムによって争われることとなる。

クラップダムはサウスポースタイルから強烈な肘やパンチを持ち味とする選手で、二大殿堂に次ぐトップレベルのプロムエタイ協会のライト級王者でもある。 

梅野はクラップダムについて「タイで話題になっているので知ってはいたが、やりづらいのが来たなと。見ている方は盛り上がると感じるが、やってる方からすると試合中痛いだろうな」と評す。

またここ12戦して全勝の8KOと、非常に高いKO率を誇り、試合内容に外れがないことからタイでは非常に人気がある選手とのことだ。さらに前王者と比べても、「ヨードレックペットよりも攻撃的なので、僕の中ではクラップダムの方がやりづらい」と話す。

実際に試合動画を見ても、通常のムエタイ選手のリズムとは異なり、サウスポーながら相手の懐に入ってガンガン攻めるタイプで、以下の動画では3Rに左アッパーの連打でダウンを奪うなど、ムエタイルールでは異例のアグレッシブさを持つファイターと言える。

アグレッシブさだけでなく体の強さ、パンチ力が際立っており、梅野も「とにかく一発一発のパンチがフルスイングなので、一発でも貰ったら立てないだろうな」と警戒するほどだ。

それでも勝利への自信を持っており、「自信はあります。今までやっていなかった体の使い方も試して練習していて、前も試合で良い結果につながってより自信を高められた」、「2月18日はベルトを取って、自分のやりたいことをこれからやっていきたい」と意気込みを語っている。

なおランキングはクラップダムが6位、梅野が7位となっているが、11月時点のものであり試合までに両者とも6位以内に入る見込みとのことだ。

勝利すれば世界初の三冠達成

先日の王座決定戦の出場が決まった際にも紹介したように、梅野はこの試合で勝利すればルンピニースタジアムで勝利すれば日本人初のルンピニー王者になるだけでなく、WBCムエタイ、ラジャダムナン、ルンピニーの三冠を達成し、これは世界でも初の快挙となる。

前戦で現役ルンピニーランカーを肘打ち一閃でKOした梅野にとっては絶好のタイミングでの王座挑戦が決定した。前王者のヨードレックペット以上の難敵と語るクラップダムを下し、梅野は日本ムエタイ界に金字塔を立てられるのか。2月24日のREBELSのメインイベントとして両者の対戦が行われる。

□ REBELS.54 実施概要

イベント名: REBELS.54
開始: 2018年2月18日(日) 18時本戦開始予定
会場: 後楽園ホール

▽ ルンピニースタジアム認定ライト級王座決定戦 3分5R
梅野源治(日本/ルンピニーライト級7位)
クラップダム・ソー・チョーピアッウータイ(タイ/ルンピニーライト級6位)

記者会見のコメント

梅野 「クラップダムはファイタータイプでパンチと肘が凄く強い選手で、ここ12戦全勝の8KO勝利。タイでも話題になっている選手で知っていたんですが、やりづらいのが来たなと思いました。見ている方からして盛り上がるだろうなと感じますが、やってる方からすると試合中痛いだろうなと。

相当頑張らないと勝てる相手ではない。タイトル戦が決まる前にトレーナーと話していた時、『クラップダムは嫌だね』というのはトレーナーも言っていて、その相手が決まったというのも。しっかり対策を練って残り1ヶ月と1週間くらいですかね。勝てる準備として、今から作戦を練っていかないとなと思っています。」

ーークラップダムの選手としての印象を具体的にお願いします

梅野「基本的には下がらずに前に出て、パンチと肘を振るってくる。その中でローキックもミドルキックも蹴れるんですけど、『ストレート、フック、左肘』『ストレート、フック、左ミドル』とコンビネーションが決まっていて、このパターンで前に出てくる。とにかく一発一発のパンチもフルスイングなので、一発でも貰ったら立てないだろうなと。あとは体が強いという印象ですね。」

ーーヨードレックペットと比べた時にどうですか?

梅野「タイでの評価はヨードレックペットの方が上だと思うんですけど、ヨードレックペットよりも攻撃的なので、僕の中ではクラップダムの方がやりづらいという印象ですね。ヨードレックペットとは2回やっていて戦い方が分かっているので、対策も取りやすいんですけど、クラップダムは初めてなので。やってみないと分からないことが多いという意味でもやりづらさはありますね。」

ーー現在の調子はどうですか?

梅野「調子はいつもどおりですね。相手が決まっていなかった分、対策は立てられなかったので、基礎体力を上げたりだとか、これまでムエタイのパンチしか練習していなかったのが、他の競技の良いところを取り入れて、色んな角度からパンチを出したりというのもしていました。」

ーー合気道を取り入れていたりもしていますね

梅野「競技自体をやっているわけではないですけど、テコンドーの蹴りだったり、空手の蹴りだったりというのを聞いて、それをムエタイに活かせそうだなと思ったものはマススパーリングで試したり、ミット打ちでトレーナーと話して使えそうなものは取り入れてみようかなと。」

ーータイトルマッチとしてのタイミングはどうですか?

梅野「REBELS代表の山口さんと会長、センチャイさんが話して決めたことなので。僕が信頼してる方が決めた日程なので、全く問題はないし、良いタイミングなんじゃないのかなと思います。」

ーー日本人初のタイトルの自信はありますか?

梅野「自信はあります。しっかりと練習していますし、今までやっていなかった体の使い方も試しながらやって、実際に前も試合で良い結果につながったので、より自信も高められました。2月18日はベルトを取って、これから自分のやりたいことをやっていきたいと思います。」

ーー距離を潰してくる相手は戦いやすいですか?

梅野「戦いやすくはないですけど、ヨードレックペットもそうですが、攻撃力が高い選手はやってて嫌なので。本当に厳しい試合になるんじゃないのかなと。気持ちを切らさずに、いかに集中して戦うかが勝敗を分けると思います。」

ーー意気込みをお願いします。

梅野「色々な方が協力してライト級タイトルマッチにつながったと思うので。まだ時間はありますが、それまでに出来る限りのことをやって、当日に最高の状態でタイトルマッチを迎えて、力を合わせて夢のベルトを獲得して、応援してくれた人たちに、REBELSでタイトルマッチを見てよかったなと思ってもらえる試合内容を見せられるよう頑張るので、応援よろしくお願いします。」

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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匿名ユーザー
2018/01/11 20:33

聞いたことない相手だけど強いんだ。

この前にタイで結果を残してない選手がタイトルマッチをやれるのはズルいという話をツイッターで見かけたけど、タイで一番評価されている日本人選手は普通に梅野じゃない?

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匿名ユーザー
2018/01/13 12:16

評価されているとは思うが、それと直近1回もルンピニーで試合しないでチャンピオンになれるのとは違うと思う

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