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カネロがゴロフキンとの再戦に合意。5月5日の開催が有力か。
クレジット: By Jeffrey Mercado - Un día en el entrenamiento del ‘Canelo’ en San Diego [CC BY 3.0], via Vimeo
カネロとゴロフキンの対戦はミドル級の頂上決戦として世界的な注目を集めた末にドロー決着。そして試合後に両者が再戦に向けて動き出していることは既報であるが、カネロ陣営は再戦に合意し、間もなく契約が妥結される見込みとのことだ。
2018年におけるボクシングのビッグマッチが間もなく正式決定か。
サウル・“カネロ”・アルバレス(27=メキシコ)とゲンナジー・ゴロフキン(35=カザフスタン)は昨年9月にミドル級の頂上決戦として行われ、議論を呼ぶ判定の末にドロー決着に終わっている。
両者の対戦には再戦条項が付けられていなかったものの、ドロー決着を受けてすぐさま再戦に向けて動き出し、2018年内の再戦が濃厚であることは昨年から報じられていた。そしてその再戦の契約が間もなく完了しようとしていることが『BoxingScene.com』より伝えられている。
5月5日の開催が有力か
報道では、カネロが所属するゴールデンボーイ・プロモーションズの社長であるエリック・ゴメスが、間もなく再戦の契約が完了し、5月5日にラスベガスのT-モバイル・アリーナか、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われる見込みと話している。
昨年9月の対戦ではT-モバイル・アリーナで行われたが、エリック・ゴメスは殿堂であるマディソン・スクエア・ガーデンでの開催に向けて入札を行っているとのことだ。
「これまで契約の改定を3度にかけて行ってきて、木曜の夜か金曜には最終改定を行いたいと思っている。既に主要な項目については同意している。」
「(再戦条項がついていなかったが)次の試合は素晴らしい試合になるだろうし、再戦が行われるのは自然なことだ。二度目の試合は必ず行いたいと思っているし、終わった後には三度目の試合へ交渉を行うかもしれない。」
カネロはメイウェザー、パッキャオに次ぐ新世代のPPVスターとして、昨年に出場した2試合共にPPV売上が100万件を越えている。とりわけゴロフキンとの試合では130万件のPPV販売を記録し、これは「メイウェザーvsマクレガー」に次いで2017年2位のPPV販売数となっている。
1度目の対戦ではカネロが的確にポイントを取ったという意見もあった一方で、ゴロフキンが勝利していたのではないかという声が多く、メディアでは「疑惑の判定」とも呼ばれた。それだけに完全決着が期待される再戦となるが、報道の通りであれば近いうちに正式発表されるだろう。
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ゴロフキンvsカネロの再戦は楽しみではあるものの、初回のようなワクワク感はないっすね。
ガッカリ判定だけは避けて欲しい
っていうかカネロ勝ちなんてかなり少数派だったような?