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リコ・ヴァーホーベンが末期ガンと戦うファンの元へサプライズで看病に訪れる

2018/01/19 23:07

(C) GLORY Sports International

世界最強のキックボクサー、リコ・ヴァーホーベンがガンと戦うファンの元にサプライズで看病に訪れたことが大きな反響を呼んでいる。闘病中の女性は余命いくばくもなく、治療を止めてホスピスで緩和ケアを行っている。

現在のキックボクシングシーンにおいて、ヘビー級で世界最強の座を欲しいままにするリコ・ヴァーホーベン(28=オランダ)。

GLORYヘビー級の絶対王者にして、その強さから「キング・オブ・キックボクシング」の異名を持つ。昨年12月のヘビー級タイトルの防衛戦では、世界屈指の豪腕パンチャーであるベンサディックをパンチの連打で豪快に沈め、GLORYの年度最終試合を鮮やかに終えたばかりだ。

そんなリコだが、1月17日(水)にあるサプライズを行ったことが大きな反響を呼んでいる。

ガンと闘病中の女性の元へサプライズ看病

オランダに住むマノン・ジェニンさんは、キックボクシングを嗜むごく普通の26才の女性だった。しかし昨年10月末に体調を崩し、病院で受診したところガンに罹っていたことが判明した。

ガンが宣告された後には、自身のInstagramにて「Stay Strong」という文字と共に、ガンと戦い、ゆくゆくは克服してみせるという宣言を行っている。

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やがて化学療法を受けたことでみるみる髪の毛を失ってしまうが、そんな折にリコ・ヴァーホーベンからサプライズメッセージが送られた。

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投稿には「もし5日間に渡って化学療法を受けていたら、私のキックボクシングヒーローであるリコ・ヴァーホーベンからサインを貰うことができないはずです。しかし私の兄弟がこんな動画を送ってくれました」と記され、最後には「涙が私の頬を伝っていきました」と感動の意を評している。

そして実際にサイン入りのTシャツを手に入れることで、ジェニンさんの願いが一つ叶うことになった。

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しかし現実は非情で、治療を続けても病状は悪くなる一方であることがInstagramの投稿からも伺え、いつしか治療を止めて終末期医療としてホスピスに入ることになる

おそらくは余命いくばくもないであろうジェニンさんの元へ、1月17日にあるサプライズが起きる。それは"ヒーロー"であるリコがジェニンさんの病室へ看病に訪れたのだ。

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これについてジェニンさんは「なんて素晴らしい日なんでしょう!アドレナリンが出て、病気の痛みや苦しさも全て忘れ去りました」、「この時のために誰かが動いてくれるなんて、本当に嬉しい」と喜びの言葉を綴っている。

一方のリコは「チャンピオンに抱きかかえられるというジェニンさんの夢を叶え、彼女に大きな笑顔をもたらすことができました」、「誰かの人生にとって大きなインパクトを残せるなんて、言い表せないくらい嬉しい」とこの日のことを振り返った。

これは(本記事投稿時から)つい2日前の出来事であり、ジェニンさんは未だホスピスでガンと戦っているが、リコとの出会いは闘病生活における大きな励みになっただろう。

そして現在のキックボクシングシーンにおけるリコという存在の大きさを改めて感じさせる出来事でもある。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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リコ
2018/01/20 07:06

ジェニンさん頑張れ‼︎

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ボスケテ
2018/01/20 09:56

凄くいい話。

ベーブ・ルースの「ホームラン打つよ」から、アスリートが病院に訪れてファンを励ますというのはいつも心温まりますね。

美談は大っぴらに語ったほうがいい。

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