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ヨードセングライの復帰戦で、K-1 MAX王者エンリコ・ケールと対戦。同大会には朝久裕貴も出場。

2018/01/20 11:57

2017年に電撃引退を発表したヨードセングライだが、引退を撤回し、中国「武林風」で復帰戦に臨む。その相手はK-1 MAX最後の王者であるエンリコ・ケールに決定した。なお同大会にはKrushでおなじみの朝久裕貴も出場する。

ヨードセングライ・フェアテックス(32=タイ)がいよいよリングに戻ってくる。

ムエタイ70kg戦線においてブアカーオと並ぶ存在として、長年に渡って世界の一線で戦ってきたヨードセングライだが、昨年6月に怪我を理由として引退を表明した。クンルンファイトの70kgトーナメントに参戦中だったこともあり、唐突な引退宣言は世界を驚かせている。

しかし引退から半年が経過した12月に、自身のSNSで現役復帰を宣言すると、2018年2月3日に開催される中国『武林風』で復帰戦を行うことが発表された。

最後のK-1 MAX王者、エンリコ・ケールと対戦

ヨードセングライの復帰初戦の相手は、エンリコ・ケール(25=ドイツ)に決定した。

ケールはK-1 WORLD MAX最後の世界王者であるが、それは日本ではあまり知られていない。K-1 MAXといえば魔裟斗らが活躍したイベントの印象が強いが、ケールが優勝したのは旧K-1が活動終了後、K-1グローバルが2014年に開催した『K-1 WORLD MAX 2014 世界王者決定トーナメント ファイナル』という大会だ。

ケールはブアカーオと決勝で対戦し、やや劣勢だったが判定がドローとなると、ブアカーオがリングを去ってしまい、そのままケールが王者になるという後味の悪い結末となっている。

それでも「K-1 MAX王者」というネームバリューゆえか、その後もシッティチャイやアロゾフらと対戦するなどビッグネームとの試合経験も多く、世界トップレベルとはいかないまでも、一線級の実力を持つ選手だ。

ヨードセングライもケールも、いずれもサウスポーのムエタイスタイルという点で共通しているが、ヨードセングライには攻撃をすんでのところでかわす回避能力、一発一発を全力で叩きこむ破壊力を持ち合わせており、最盛期の実力であればヨードセングライの優位は揺るがないだろう。

しかしヨードセングライは膝の手術以降、パフォーマンスが落ちているのではないかとの声もあり、復帰明けのヨードセングライがどこまでパフォーマンスを戻しているかがカギになりそうだ。

日本から朝久裕貴が登場

また同イベントには、日本からKrushでおなじみの朝久裕貴(21)が出場する。

(C)Good Loser

朝久は近年、Krushよりも武林風の方を主戦場としており、またアグレッシブなスタイルで勝利を重ねていることから中国で高い人気を誇る。

父親が主宰する「朝久道場」で鍛錬を積み、ステップを絶え間なく踏み、左右の構えにスイッチしながら、試合を通じて手数を出し続けるという独自のスタイルを身に着けている。

足を使って離れて戦うことも、ガードを固めながら接近戦で手数で圧倒することもできるという、二律背反な戦いを可能にするスタイルが朝久の武器であり、屈強なフィジカルを誇る中国勢からも競り勝ってきた。

朝久は武林風では適正体重よりやや重い60kg級で戦っているが、昨年の60kg世界トーナメントではファイナルまで勝ち進み、決勝ではハビエル・エルナンデスに僅差の判定で敗れたが、現地では「朝久が勝っていたのではないか?」と見解の分かれる試合となった。

そして今回、朝久が対戦するのは、2016年に行われた「武林風 vs Krush」の対抗戦で戦ったリー・ニンだ。2年前の対戦では朝久が勝利しているが、延長までもつれる接戦となった。

また朝久は昨年11月にKrushへ凱旋出場したが、桝本翔也の前にダウンを奪われての判定負けを喫している。リベンジに燃えるリー・ニンを下し、復活の勝利を収めることができるのか。

ブライド、ドゥンべら世界レベルの選手も

その他の注目カードとしては、K-1 -65kg世界トーナメントで準優勝を収めたイリアス・ブライドが登場し、日本人キラーのシェ・レイと対戦する。シェ・レイは昨年には久保優太から勝利したこともある、中国ウェルター級の強豪だ。

また元GLORYウェルター級王者のセドリック・ドゥンベの参戦も決定した。GLORY絶対王者だったニキー・ホルツケンを破るなど新世代を代表するドゥンべが、中国のリングに登場する。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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