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【Bellator】チェール・ソネンがヘビー級GP開幕戦に勝利。アーロン・ピコは鮮烈KO、チャンドラーが復活の勝利。

2018/01/21 18:33

1月21日に行われたベラトール192の試合結果。注目のヘビー級GP開幕戦はソネンがジャクソンを破り一回戦突破。超新星のアーロン・ピコによるMMA3戦目は悶絶ボディーブローで圧勝。昨年まさかの負傷で王座を失ったチャンドラーは復活の勝利を飾っている。

日本時間1月21日(日)にアメリカ・カリフォルニアで『ベラトール 192』が行われた。

セミファイナルではウェルター級タイトルマッチ「ドゥグラス・リマ vs. ローリー・マクドナルド」が大熱戦となったが、本記事はその他の注目カードの試合結果および展開を掲載する。

アーロン・ピコがMMA3戦目を鮮烈KOで飾る

「MMA最大の超新星」と呼ばれるアーロン・ピコが登場。レスリング、ボクシング、アマチュア総合格闘技と異なる競技でいずれもトップレベルで活躍し、昨年6月に満を持してベラトールでプロデビューしたものの、初戦はまさかの秒殺負け。

それでも2戦目は目の冴えるような鮮やかな左アッパーでKOしており、潜在能力の高さを見せつけた。3戦目となる今回もまたそのポテンシャルを発揮できるか。

◯ アーロン・ピコ
1R KO 左ボディーブロー
● シェーン・クルーシュテン

1R 試合開始からいきなり打撃が交錯する。ピコが左ボディーを放つと、この一発でクルーシュテンを効かせてダウンを奪う。クルーシュテンはグラウンドに誘い込むがピコは付き合わない。

再びスタンドの展開になるとピコが強烈な左アッパーから、左ボディーを突き刺すとクルーシュテンが悶絶して倒れる。これを見たレフェリーが試合をストップしてピコが鮮烈なKO勝利を収めた。ピコはオリジナルの勝利ポーズを取り、金網によじ登って喜びを爆発させている。

悪夢のデビュー戦からこれで2試合連続のパンチによるKO勝利。これでもはやピコの潜在能力については疑う余地もないだろう。

チャンドラーが復活の勝利

昨年6月に行われたベラトールのビッグイベントで、足首の負傷によりまさかのライト級王座陥落となったマイケル・チャンドラー。それ以来、7ヶ月ぶりの復帰戦としてチャンドラーが試合に臨んだ。

対するゴイチ・ヤマウチは日本生まれの日系ブラジル人で、抜群のサブミッションを武器にベラトールで3連勝を収めている強豪だ。

◯ マイケル・チャンドラー
3R 判定 3者とも30-26
● ゴイチ・ヤマウチ

1R 組んできたヤマウチに対してチャンドラーがテイクダウンすると、トップをしっかりとキープして肘を落としていく。

寝技を得意とするヤマウチだが、チャンドラーが仕掛けを潰してコツコツとパウンドを落としていくと、ヤマウチは額から出血が見られる。ヤマウチは金網を蹴って立ち上がりたいが、チャンドラーのバランスが良くポジションを変えることができない。

2R ヤマウチは手を伸ばして距離を取ると、独特な軌道のサイドキックが顔面に入りチャンドラーがグラつく。ヤマウチは勝機と見たか攻勢に出るが、チャンドラーは周りこんで凌ぐ。ヤマウチは再びのサイドキック、そして左ストレートを効かせる。チャンドラー危うしと思われたが、タックルを決めて難を逃れる。

チャンドラーはヤマウチの下からの攻めを潰しつつ、左肘を落として削っていく。ラウンド終盤にはヤマウチが腕十字を狙うが、チャンドラーが対処してパウンドを重ねていく。

3R ヤマウチが右手を伸ばしながら、チャンドラーの前進に合わせてカウンターを合わせる。途中アイポークで中断となるが再開。お互い出方を伺っていたが、チャンドラーはタックルを決めて均衡を破る。

ヤマウチは下から三角を狙うが、チャンドラーの潰しが強くパウンドを貰い続ける。チャンドラーはスペースを作りながら強烈なパウンドを連打してヤマウチにダメージを与える。腕十字を狙うヤマウチだが、チャンドラーの圧力から腕を取るのは至難で、チャンドラーのパウンドを連打を貰い続けて防戦一方となったところで試合が終了。

勝利を確信したチャンドラーは、興奮から終了直後にバック宙をする。そして判定が告げられると、3者とも30-26でチャンドラーが大差の判定勝利を収めた。

ソネンがランペイジを破りヘビー級GPの開幕戦で勝利

ヒョードルやキング・モーなどビッグネームが集った8人制のヘビー級グランプリがスタートした。グランプリは2018年のベラトールの目玉企画であり、年間を通じて決勝まで行われる。(※決勝の日程は未定)

その開幕戦として、チェール・ソネン(40=アメリカ)とクイントン・ランペイジ・ジャクソン(39=アメリカ)の対戦が行われた。かつてUFCで活躍した両者だが、ソネンはミドル級で、ジャクソンはライトヘビー級で戦っていたように、グランプリ自体が階級を超えた重量級ビッグネームによる争いという様相を呈している。

◯ チェール・ソネン
3R 判定 3者とも29-28
● ランペイジ・ジャクソン

1R ソネンがサウスポーから大きな左フックを見せ、右のリードを放ちながら出方を伺うが、ランペイジはこれをヘッドスリップで避けながらカウンターの右アッパーを返す。ランペイジがソネンをスラムで叩きつけるが、ジャクソンはグラウンドに付き合わずにスタンドの展開へ。

ソネンは動じずに再び打撃で展開を作っていく。ランペイジがソネンの打撃をかわしながらカウンターで危険な打撃を放つが、ソネンも負けじと打撃を返す。ランペイジの左フックの打ち終わりにソネンが右フックをヒットさせるも、ランペイジのワンツーがヒット。

アッパーを放ちながらソネンがバックを取り、チョークを狙う。ソネンがフェイスロック仕掛けると、スクランブルからギロチンチョークに移行したところでラウンドが終了。

2R ソネンが金網に押し込んで脇を差しながら足を踏みつける。ジャクソンの体勢が万全かと思われたが、ソネンが組み力を発揮してテイクダウンを奪う。

ソネンはトップからパウンドを放ちつつ、アームロックをセットする。空いた肘でエルボーを放って時間を使いつつ、ジャクソンの右腕を伸ばす。ここはジャクソンが切るが、ソネンが攻める姿勢を見せることでブレイクをさせずにラウンド終了までやりすごす。

3R 再びソネンが組み付くが、ジャクソンが反転して金網に押し付ける。ジャクソンはボディーにパンチを、ソネンは膝蹴りを放つ。ジャクソンは金網に押し付けて体を伸ばして強烈なボディーを連打するが、ブレイクがかかりソネンは救われたか。

ソネンはタックルに行くが、ランペイジはこれを切って打撃で猛然と攻めかかる。ランペイジは来いよとばかりに大きなジェスチャーを取ると、オクタゴンの中央を指で叩いて「ここで打ち合おうぜ」とアピールする。さらにランペイジは背中を向けながら両手を上げてソネンを誘いこもうとする。ソネンはそれに付き合わずにタックルに入り、右脇を差して力を振り絞ってテイクダウンに成功。

ソネンがガードポジションからパウンドを連打。それでも残り10秒となったところでレフェリーがブレイクをかける。ジャクソンは最後のチャンスにかけてラッシュを仕掛けるが、残り時間が少ないため、このまま試合が終了。

ミドル級上がりということで下馬評では劣勢だったソネンだが、3度のテイクダウンが評価され、ジャッジ3者とも29-28をつけたことでソネンが勝利。解説の大沢ケンジも「まさかまさかの勝利」と称するアップセットを演じて、ソネンがグランプリ1回戦をいち早く突破している。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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クイール最高
2018/01/22 11:53

ソネンの試合後インタビューなど翻訳していただければとてもありがたいです。
以前で言えば、コナーマクレガーとメイウェザーの五ヶ所連続トークバトルとか。笑
ああいうの、英語できない人は何言ってるか知りたいはずです。

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