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【Bellator】ローリー・マクドナルドが痛みを乗り越え、魂の勝利でウェルター級の新王者に。

2018/01/21 17:38

元UFCトップファイターのローリー・マクドナルドがベラトールのウェルター級新王者に輝く。3Rにローキックのダメージで絶体絶命になるも、そこからむしろ優勢に試合を進めて判定勝利を収め、悲願のタイトル獲得を果たした。

日本時間1月21日(日)、アメリカ・カリフォルニアで『ベラトール 192』が行われた。

UFCに次ぐ世界的なプロモーションであるベラトールの大型興行であり、セミファイナルにはウェルター級タイトルマッチとして、挑戦者のローリー・マクドナルド(28=カナダ)が、王者のドゥグラス・リマ(30=ブラジル)と対戦した。

マクドナルドは元UFCのトップファイターながらベラトールに移籍を果たし、初戦は圧巻の一本勝利、2戦目に満を持してウェルター級タイトルに挑戦している。

対するリマは長年に渡ってベラトールの一戦で戦い続けており、団体の顔とも言える王者だ。リマが王者の意地を見せて防衛するか、それともマクドナルドが有利な下馬評通りに王座獲得を果たすのか。

マクドナルドが魂の勝利で新王者に

◯ ローリー・マクドナルド
5R 判定 49-46、49-45、48-47
● ドゥグラス・リマ

1R マクドナルドが得意のジャブからストレートまでつなげてから、タックルに入るがこれはリマが対応する。マクドナルドはジャブを突きながらハイキックを見せるも、リマもパンチで応戦する。

圧力をかけるマクドナルドに対して、リマはジャブで出鼻をくじき、ローキックでマクドナルドのスネを蹴る。マクドナルドは脇を差しながら金網に押し付けてテイクダウンを狙っていく。

マクドナルドはじっくりと攻めると、中盤過ぎにはこの試合初のテイクダウンを奪う。リマは下から関節を狙うが、マクドナルドがこれを潰して肘を落とす。小さなスペースからパウンドを落としながらマクドナルドは削りつつ的確にポイントを奪う。残り10秒ほどでブレイクがかかるが、大きな展開はなくラウンドが終了。

2R お互い出方を伺いながらジャブを放つが、圧力をかけるのはマクドナルドか。リマのミドルキックにマクドナルドがキャッチするが、リマが反転しながら足を抜いて金網際に押し付けるも、マクドナルドがさらに反転。マクドナルドが脇を差しながらテイクダウンを狙うが、ブレイクがかかる。

リマは右ローをマクドナルドのスネに集めつつ、的確にジャブを差していく。圧力をかけるマクドナルドに対してリマはカウンターを狙うなど、下がりながらでも徐々にペースを握り始める。

マクドナルドの前蹴りがローブローとなると、再開後にいきなりマクドナルドがタックルに入ると、そのまま脇を差して金網に押し付けていく。それでもリマは粘ってグラウンドには持ち込ませない。

3R リマのスネを狙うローキックのダメージが蓄積し、マクドナルドの足が流れ始める。マクドナルドは脇を差しながら金網に押し込むが、リマの腰が重くマクドナルドはテイクダウンを奪えない。リマのローキックに合わせてマクドナルドがタックルに入ると、ようやくテイクダウンに成功。しかし大きな動きがなくほどなくしてブレイクがかかる。

マクドナルドはリマのローキックで足が大きく流れ、ラウンド終盤にはついにダウンを喫する。リマはトップから肘を落としたところでラウンドが終了。マクドナルド絶体絶命か。

4R マクドナルドは左構えにスイッチながらテイクダウンを狙うが、リマに潰されてバックからマウントを奪う。リマは上から足をクラッチしながらパウンドを連打。カメラが映したマクドナルドの足が大きく腫れ上がっており、場内がどよめく。

マクドナルドはダメージから動きも鈍く、リマがトップをキープする。ブレイクがかかるもマクドナルドは力が入らず、リマが脇を差して有利な体勢に。

離れ際にリマがローキックを放つが、ここでマクドナルドがカウンタータックルを決めて、テイクダウンに成功。これで息を吹き返したかマクドナルドがパウンドを連打。ローキックのダメージで立つのもやっとという状態ながら、マクドナルド根性で挽回した。

5R マクドナルドはサウスポーから前進し、リマの脇を差して序盤からテイクダウンに成功。マクドナルドはコツコツとパウンドを重ねながら時間を使っていく。

リマもさすが消耗したか立ち上がることができずに、マクドナルドのパウンドや肘を貰い続けてしまい、左肘で右目から出血してしまう。それでも下からのパンチでマクドナルドから出血を呼び込むと、両者グラウンドでもつれながらの流血戦に。

それでも着実にトップをキープしたマクドナルドが優位で、結局ラウンド終了までマクドナルドがトップからパウンドを重ね続けたまま、試合終了となった。

そして迎えた判定は49-46、49-45、48-47と3-0によりマクドナルドが勝利。左足を大きく腫らし、一時は絶体絶命となったが、マクドナルドが周年の白星を掴んだ。

マクドナルドはUFCではタイトル獲得が期待されながらも、タイトルマッチでは歴史的な激闘の末に敗れ王座獲得はならなかった。それでも世界的なプロモーションであるベラトールで、変わらぬ闘志を見せつけて見事王者に輝いている。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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ロリマック
2018/01/21 17:44

UFCとベラトールが被って、この試合の注目度はそんなに高くなかったけど、試合内容は完全のロリマクの試合がベストだった。インテリファイターっぽい風貌しながら激闘に強いというのがロリマクの凄いところだよ。

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