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【UFC】ヘビー級王者ミオシッチが怪物ガヌーを破り、ヘビー級記録の3連続防衛を達成。

2018/01/21 16:34

クレジット: Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

UFCヘビー級の怪物フランシス・ガヌーがついにタイトルマッチに登場。ガヌーが勢いそのままに王座獲得との予想もあったが、王者のミオシッチが総合力で上回り、ガヌーをガス欠に追い込んでの完勝を収めている。

1月21日(日)にアメリカ・ボストンにて『UFC 220』が開催された。

メインイベントではヘビー級タイトルマッチが行われ、王者スティーペ・ミオシッチ(35=アメリカ)が、挑戦者のフランシス・ガヌー(31=カメルーン)を迎え撃っている。

驚異の身体能力を武器に、MMA歴わずか5年にしてタイトル戦線まで勝ち上がってきたガヌーの怪物性への期待が高く、現地の賭け率では挑戦者のガヌーが優勢となっていた。

一方でガヌーはここまで長丁場の試合を経験せず、圧倒的なポテンシャルで勝利してきたことから、経験豊富なミオシッチがガヌーの底を露呈させるとの見方もあった。またミオシッチはガヌーを退ければヘビー級新記録となる3連続王座防衛となる。

ミオシッチが怪物ガヌーを攻め立て、大差の判定勝利

◯ スティーペ・ミオシッチ(アメリカ)
5R 判定 50-44×3
● フランシス・ガヌー(カメルーン)

1R 右構えのガヌーだが、いきなりサウスポーに構える。すぐさま強烈なハイキックを放つと、ミオシッチが片足タックルでテイクダウンを奪うが、ガヌーは金網を背にして立ち上がる。

ガヌーは強引に突き放してパンチを放つが、ミオシッチはかいくぐってタックル。序盤はガヌーの勢いが凄まじく、ミオシッチは頭を振って何とかやり過ごすが、一発でも当たれば試合が終わろうかという強打だ。

ガヌーの左にミオシッチがクロスカウンターをヒットさせるが、ガヌーの突進は止まらない。ミオシッチが片足タックルに入るが、ガヌーはこれを防ぐ。

勢いの止まらないガヌーだが、ミオシッチは目が慣れてきたかこれを見切って打ち終わりにストレートを合わせ、右のカウンターをヒットさせるとガヌーの顔面が跳ね上がる。さらにここからタックルに入ってガヌーを寝かせることに成功。

ミオシッチはサイドから横三角を狙い、パウンドを小さく放つ。ガヌーは立ち上がるが、早くもスタミナが切れてきたかスピードは落ちている。ミオシッチはカウンターを合わるが、ガヌーの右も当たりミオシッチの顔面が揺れる。

2R ガヌーは口が空いて見るからに苦しそう。スピードがガクッと落ちたが、打ち終わりに強烈なパンチを狙うために脅威は残る。

ミオシッチはローキックを放ってペースを変えつつ、確実に主導権を握る。ガヌーは疲労から打ち終わりに体が大きく流れ、そこにミオシッチがタックルに入る。

ガヌーはこれを切るが追い足がなく、続けての攻防でミオシッチの右が入る。ミオシッチのワンツーが入るが、ガヌーは右を返す。ミオシッチが両足タックルからテイクダウンし、バックから攻めたいところだが、ミオシッチも疲労からか展開はなかなか動かない。終了直前にチョークを狙うがここはここは時間がなく、ガヌーはブザーに救われる。

3R ガヌーは疲労から棒立ちとなっている。。ガヌーは力を振り絞って浴びせ倒そうとするが、ミオシッチにかわされてバックを取られる。ガヌーは反転して立ち上がるも、ミオシッチが脇を差してコントロール。

スタンドの展開になるがガヌーはガードを上げるのもままならないが、ガヌーの右が入るとミオシッチがグラつく。ミオシッチ危うしと思われたが、カウンターのタックルでテイクダウンに成功。ガヌーはパウンドを打たれっ放しになり、ミオシッチはスペースを作って強いパンチまでつなげる。ガヌーは立ち上がるのも時間を要するほどに体力を消耗している。

(クレジット: Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

4R 序盤からミオシッチがパンチに合わせてタックルに入り、テイクダウンに成功するとサイドから左肘を落とす。ガヌーが足関節を狙う動きから立ち上がろうとするが、ミオシッチがスクランブルからバックを取る。

ガヌーは金網に寄りかかって立ち上がろうとするが、ミオシッチはフロントチョークを狙う。ミオシッチが前に落としながら、空いた顔面にパウンドを連打し、大きな山場を作る。ミオシッチはレフェリーを見ながらパウンドを放つが、ガヌーも立ち上がろうとするのでストップにはならない。ガヌーは耐えるだけのままラウンドが終了。

5R ガヌーは立っているのもやっとの状態だ。ガヌーのパンチに合わせてミオシッチがタックルに入るが、ガヌーはこれを凌ぐ。

ミオシッチは金網に押し付けて倒そうとするが、ガヌーがフロントチョークを狙う。ミオシッチがこれを防ぎ、膠着状態となったところでブレイクがかかる。

ミオシッチは左を当てるがガヌーは怯まない。ガヌーはガードが完全に下がっており、反応もままならずにパンチを貰ってしまう。ミオシッチは足を使いながらローキックやジャブでペースを掴む。最後は組み付いたまま、ブザーが鳴る直前にはミオシッチはガッツポーズをして、試合が終了した。

(クレジット: Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

1Rこそガヌーの突進に押されたが、その後は終始試合を支配したミオシッチが3者とも50-44の大差の判定で勝利。ミオシッチは盤石の試合運びで3度目の防衛に成功した。

これまでヘビー級は王者の交代が激しく、2度の連続防衛が最高だったが、これでミオシッチは単独トップとなる3連続防衛を記録している。

(クレジット: Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

勝利したミオシッチのコメントはこちら。

「第1ラウンドでつかまった。自分自身のミスだったけど、コントロールできたと思う。あいつは危ない。あのでかさを見てみろ。タフだしな。何度か強烈なパンチを食らった。当然、いい気分なんてしないけど、でも全然大丈夫。計画を練り直してもっとうまくやれるようにするよ。父親になるんだ。俺にとってはそれがすべて。もうすぐ子供が生まれる。」

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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堅物くん
2018/01/21 18:45

1Rはガヌーの勢いが凄くてこのまま勝っちゃうんじゃないのかと思ったのですが、予想以上にガヌーのスタミナ切れが早かったですね。ただ最初はバダ・ハリvsアリスターみたいなド迫力の試合で面白かったです。

ガヌーは気持ち折れるかなと思ったものの、なんだかんだ諦めずに最後まで戦うあたりただのモンスター選手ではないんだなと感心しました。

Aolodwlc
シゲチー
2018/01/21 19:33

ミオシッチはついにヘビー級の防衛記録を更新、今年後2試合は防衛戦をしてほしいです。どこまでいけるのか注目ですね!

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