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【UFC】ダニエル・コーミエが盤石の強さで、秒殺王オーズデミアを破ってライトヘビー級王座を防衛。

2018/01/21 17:27

クレジット: Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

ライトヘビー級王者のダニエル・コーミエに、驚異の秒殺王ヴォルカン・オーズデミアが挑戦した。直近では連続秒殺KO勝利を収めているオーズデミアは底を見せずにタイトル戦線まで来たが、経験豊富なコーミエの前に2RTKO負けを喫している。

1月21日(日)にアメリカ・ボストンにて『UFC 220』が開催された。

セミファイナルにはライトヘビー級タイトルマッチが行われ、王者ダニエル・コーミエ(38=アメリカ)が、挑戦者のヴォルカン・オーズデミア(28=スイス)と対戦している。

王者のコーミエは前戦でジョン・ジョーンズに敗れているが、ジョーンズが試合後に薬物違反が発覚したことから無効試合となり、コーミエにベルトが返還されている。コーミエにとっては煮え切らない形だが、再び王者として防衛戦に臨むことになった。

対するオーズデミアはここまでUFCでは3戦3勝の戦績を収め、直近の2試合はいずれも秒殺勝利で挑戦権を勝ち取っている。あっという間に相手を倒してしまう驚異の打撃でコーミエを破り新王者誕生なるか。

コーミエが盤石の強さでオーズデミアを仕留める

◯ ダニエル・コーミエ(アメリカ)
2R TKO パウンド連打
● ヴォルカン・オーズデミア(スイス)

1R いきなりオーズデミアが得意の打撃を飛ばしていく。コーミエはこれをしのぎながら組み付くが、オーズデミアが切って再び打撃戦へ。

序盤からオーズデミアの手数が良く出ており、クリーンヒットではないものの、パンチが何発かコーミエの顔面を捉えてヒヤリとさせる。オーズデミアの圧力が上回り、コーミエは金網に押し込まれることに。

ここまで相手の出方を伺っていたコーミエは、2分が経過すると動きを見せ始め、大振りのフックを放ちながら前進する。オーズデミアも得意の打撃戦には真っ向応じて、打撃が交錯するスリリングな展開に。

オーズデミアは左のパンチを上下に混ぜつつハイキックも放つ。コーミエは圧力をかけつつワンツーから、右のフックを被せることで、オーズデミアにダメージを与える。コーミエが頭を振りながら大きなパンチを放つが、オーズデミアもカウンターを狙う。一発当たればどちらかが倒れかねない展開だ。

残り30秒になると、コーミエがオーズデミアの蹴りをキャッチしてテイクダウン。バックに回ってチョークを極めかけるが、オーズデミアはブザーに救われる形でラウンドが終了する。

2R ペースを掴んだコーミエはジャブを的確にヒット当てつつ、片足タックルに入るとテイクダウンに成功。

ハーフガードからパウンドを落としつつ、サイドポジションへ移行する。そして相手の両手を足と手で押さえつける「マット・ヒューズポジション」を取ると、ガラ空きになったオーズデミアの顔面へ、右のパウンドをコツコツと落としていく。

バランスの良いコーミエを跳ね返すことができずに、パウンドを貰う一方となったオーズデミアを見て、レフェリーが試合をストップ。序盤こそヒヤリとさせられたが、コーミエが盤石の試合運びでTKO勝利を収めている。

(クレジット: Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

これでコーミエは前回の無効試合を挟んで3度目の防衛に成功。通算戦績も22戦20勝1敗1無効試合と、世界の一線で戦い続けているにも関わらず高い勝率を維持している。

敗れたオーズデミアはグラウンドでの対応に難を見せたが、やはり打撃のキレは重量級離れしたものを持っており、経験を積めば長期に渡ってトップファイターとしての活躍が期待される。

(クレジット: Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

勝利したダニエル・コーミエのコメントはこちら。

「いろいろ大変だった。最大のライバル(※ジョン・ジョーンズ)のおかげで本当に苦労したけど、またここに戻ってこられて、こうして勝利できてうれしい。ジョン・ジョーンズに2度負けた。今回の試合に関しては空席となったタイトルをもう一度取りにいく気持ちで挑んだんだ。しっかり仕事を果たせたから、またUFCチャンピオンだ。

7月に起きたことは無視できない。俺はコンペティターだから。今回はチャンピオンとして臨んだけど、挑戦者の気持ちで勝利が必要だった。自分がチャンピオンと呼ばれるにふさわしいことを証明したけど、ヴォルカンもすごい。ここまで来るヤツは誰だってそのレベルなんだ。

ヴォルカンはそれを手土産にスイスに戻れると思ってくれたらうれしい。若人よ、最高の試合だったぜ。かなり手ごわかったし、危ないヤツだというのは分かっていた。ハードに打ち込まれたけど、グラウンドに持ち込めてからは俺の世界さ。自分のゲームプランができたし、そうなると、勝てる流れに乗れることが多い。第1ラウンドの最後にチョークを仕掛けた。腕が相手のアゴの下に入っていたから、あと10秒あれば決めきれたと思う。」

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

Aolodwlc
シゲチー
2018/01/21 19:37

コーミエはやはり強かった。前回のJJ戦でメンタル的にも危ういかと思いましたが、レスリングのテクニック凄かったです。

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