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ホルヘ・リナレスがヘスタを下してWBA世界ライト級3度目の防衛に成功。リナレスは連勝を13に伸ばす。

2018/01/28 15:10

(写真左より)ホルヘ・リナレス 写真:アフロ、ルーカス・マティセ (C)NAOKI FUKUDA

ボクシングWBA世界ライト級タイトルマッチ「ホルヘ・リナレス vs メルシト・ヘスタ」の一戦が、日本時間1月28日(日)にアメリカの「ザ・フォーラム」にて行われた。

WBA世界ライト級王者のホルヘ・リナレス(32=ベネズエラ)は、帝拳ジムに所属し、日本でのトレーニング期間も長いことから日本のボクシングファンにとってはおなじみの存在だ。リナレスは2016年に獲得したライト級王座の3度目の防衛戦に臨んだ。

対する同級15位のメルシト・ヘスタ(30=フィリピン)は、フィリピン出身のサウスポースタイルであることに加えて、フレディ・ローチに師事していることから、第二のパッキャオを狙う存在とも呼ばれる。サウスポーからの強烈な右フックを持つヘスタを相手に、リナレスは持ち前のスピードで翻弄できるのか。

リナレスがスピードを活かしたコンビネーションで判定勝利

◯ ホルヘ・リナレス
12R判定 (118-110、118-110、117-111)
● メルシト・ヘスタ

サウスポーのヘスタとオーソドックスのリナレスということで、お互いの前手を探りながらの攻防で始まる。へスタは序盤からハイペースに攻め込み、リナレスの懐に入ってパンチをまとめるが、リナレスはスピードを生かして回転力で対抗する互角の展開となる。

お互いの攻撃が交錯する近い距離での攻防が続き、得意の右フックが当たるヘスタにとって都合の良い間合いとなる。それでも百戦錬磨のリナレスは接近戦からボディーや回転力のあるパンチで応戦。

3Rからはややヘスタのペースが落ちたことで間合いが遠くなり、リナレスの踏み込んでのワンツーが有効で主導権を握ることに成功。さらに上下の打ち分けも光り、ボディーストレートでへスタの動きを一瞬止めるなど明確にポイントを奪う。

ここからはほぼ一貫した展開で試合が進み、ヘスタが近い距離から攻撃をまとめようとするも、リナレスがそれを許さずにスピードを活かした手数で試合をコントロールすることでポイントを重ねていく。

8Rにはへスタのカウンターが捉え、9Rにはリナレスの右目上から出血が見られるが、主導権は変わらずリナレスで手数で上回り、逆にへスタは手が出ない時間も見られる。

ポイントで劣勢のへスタは終盤に積極性を増し、12Rに振りかぶるような右でリナレスの転倒を呼び込むがここはスリップの裁定に。それでもリナレスは主導権を保ったまま試合が終了し、勝利を確信したリナレスはコーナーポストに登ってアピールした。

判定は118-110が2者、残る1者が117-111によりリナレスが順当に勝利。これによりWBA世界ライト級王座の3度目の防衛に成功した。

一時は連敗を喫するなど苦しい時期もあったリナレスだが、2012年から続く連勝を13に伸ばしている。今後は世界が注目するマイキー・ガルシアとの一戦など、ビッグマッチの実現が待たれるところだ。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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