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KNOCK OUTが初年度の年間表彰を行う。ベストKO賞に那須川天心、敢闘賞に町田光&宮元啓介らが選ばれる。

2018/01/29 12:25

キックボクシング団体『KNOCK OUT』が、1月28日(日)に選手・関係者を集め、年間表彰をかねた新年会を都内で開いた。

KNOCK OUTは2016年12月に旗揚げされ、昨年12月の両国国技館大会で1周年を迎え、2018年2月大会より2年目を迎えることになる。

TOKYO DOME CITYホール大会から始まり、両国国技館大会が満員御礼となるなど、飛躍を遂げた1年間となったが、年間表彰としてMVP(最優秀選手)、敢闘賞、殊勲賞、ベストバウト、ベストKO賞が発表された。受賞者の一覧は以下の通りになる。

・MVP…森井洋介
・敢闘賞…町田光、宮元啓介
・殊勲賞…小笠原瑛作
・ベストバウト…勝次 vs. 不可思(2017年6月、ライト級トーナメント1回戦)
・ベストKO賞…那須川天心

本記事では各受賞選手のコメントを掲載するが、MVPの森井洋介については本人へのインタビューを掲載しているので、こちらの記事を参照のこと。

敢闘賞には町田光、宮元啓介が選ばれる

全力を尽くした選手に贈られる「敢闘賞」は町田光(30)、宮元啓介(25)のダブル受賞となった。奇しくも両選手とも同じ橋本道場の所属選手でもある。

宮本、町田ともKNOCK OUTでの初戦はKO負けを喫しており、その後は難敵との対戦を乗り越え、1年間で4度のKNOCK OUT参戦を果たしている。

【小野寺プロデューサーのコメント】

小野寺「まず町田選手は引退をかけたライト級トーナメントで敗れはしましたが、もう一度やるんだという決意を持って12月はレジェンドの大月選手から見事なハイキックでKO勝利。この1年はKNOCK OUTを盛り上げてくれました。

宮元選手は旗揚げ戦で小笠原瑛作選手に完敗といって良いほどのやられ方でしたが、その後に大活躍でしたよね。そして12月の両国大会では最強と言われた江幡選手相手に真っ向勝負を繰り広げましたし、宮元選手には今年もどんどん引っ張っていって欲しいと思います。」

【町田のコメント】

町田「今回はこのような賞を頂きまして誠に光栄でございます。僕は何年も前からキックボクシングに光が当たる時代が来ることを考えてきました。そしてその願いを叶えてくださった関係者の皆様、今までキックボクシングを支えてくださった団体の皆様、誠にありがとうございます。これからさらにキックボクシングが世間に広まっていくように僕自身、命をかけて頑張っていきます。」

【宮元のコメント】

宮元「橋本道場の宮元啓介です。敢闘賞ありがとうございます。今年は去年より勝ちたいので応援よろしくお願いします。負けキャラというイメージも消したいので頑張ります(笑)。」

殊勲賞には代役参戦から大出世の小笠原瑛作に

特筆すべき技能を見せつけ、とりわけ格上選手から勝利した者に送られる殊勲賞には小笠原瑛作(22)が選ばれた。

小笠原は当初は代役参戦となったものの、初出場から5試合連続のKO勝利を収めて一躍軽量級のトップ選手に駆け上がった。中でもルンピニー王者のワンチャローンをフルラウンドに渡る激闘の末に破った一戦が評価されての受賞となった。

【小野寺プロデューサーのコメント】

小野寺「KNOCK OUT参戦から5勝した試合はすべてKO勝利という結果でした。その中でもワンチャローンを逆転KOで下したというのが殊勲賞に値すると思います。」

【小笠原のコメント】

小笠原「殊勲賞ありがとうございます。今年もしっかりたくさんKOして面白い試合をします。KNOCK OUTを盛り上げていきますのでよろしくお願いします。」

ベストバウト賞は6度のダウンの応酬となった「勝次vs不可思」

ベストバウトにはライト級トーナメント1回戦の「勝次 vs. 不可思」の一戦が選ばれた。5Rに渡る激闘では、4Rまでに両者が6度のダウンを応酬することになり、最終5Rに勝次が肘で切り裂いてTKO勝利を収めた。

初参戦の勝次はこれで大きなインパクトを残すとともに、2回戦での前口戦でも再び激闘を演じたことで、「激闘王」としての地位を築いている。

不可思はライト級に落としてのトーナメントは初戦敗退となったが、2018年は適正階級であるスーパーライト級トーナメントの優勝候補として躍進が期待される。

【小野寺プロデューサーのコメント】

小野寺「他にも良い試合はいくつもありましたが、一つの試合で6度のダウンが起こるなんてないですよ。勝次選手はその次の試合も逆転KO勝利を飾りましたが、プロで何年も戦っていてもダウンを奪われてからの逆転KO勝利は1試合あるかないかです。それがお互いが計6回も倒れるなんて大激闘はまずない。なのでベストバウトはこれしかないと迷わず選びました。」

【勝次のコメント】

勝次「ベストバウトという大変光栄な賞を頂きありがとうございます。KNOCK OUTという素晴らしい団体を代表する試合ということで非常に光栄です。対戦して頂いた不可思選手もありがとうございます。今年もしっかり頑張りますので、皆さんの応援よろしくお願いします。」

【不可思のコメント】

不可思「負けた試合ですが、勝次選手のおかげで熱い試合ができてこのような賞を貰えて嬉しく思います。去年はライト級トーナメントが盛り上がりましたが、今年はそれを超えるくらいスーパーライト級トーナメントを盛り上げて、今度は勝ってKNOCK OUTを盛り上げます。」

ベストKO賞には那須川天心

ベストKO賞には"神童"那須川天心が旗揚げ大会で見せた、ムエタイ王者のワンチャローンからの後ろ回し蹴りでのKO劇が選ばれた。当時キック界から熱視線が注がれていたものの、他競技ファンや世間にはまだ知られていなかった那須川は、この試合を皮切りに一気にスターダムにのし上がった。

続く試合でも元ボクシング世界王者のアムナットからパンチで、元ルンピニー二階級王者のウィサンレックから飛び膝によるカットでKO勝利を収めている。

なお那須川はスケジュールが合わず授賞式には欠席。後日、賞状と目録が手渡されることになる。

【小野寺プロデューサーのコメント】

小野寺「ワンチャローン戦のKOシーンはずっと使われ続けている映像で、KNOCK OUTを代表する素晴らしいKOだったと思います。何度も見ましたし、やはり最も印象に残ったKOはこれしかないと思いました。」

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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