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"バダ・ハリ2世"モハメド・ジャラヤがGLORYと契約。バダ・ハリと同じ3月大会でデビュー決定。

2018/01/30 00:01

モロッコの悪童といえば、2000年代後半のK-1を席巻したバダ・ハリが思い起こされる。

バダ・ハリは旧K-1の活動休止後はトラブルが頻発し、昨年には刑務所に収監され、今年3月3日の『GLORY 51』で出所後初の復帰戦に臨むことが決定している。

そして奇しくも同じ『GLORY 51』に"新世代版・モロッコの悪童"ことモハメド・ジャラヤ(21=モロッコ)が初参戦することになった。バダ・ハリと同じくトラブルメーカーではあるが、身体能力を活かした攻撃的な試合ぶりは目を見張るものがあり、GLORYもジャラヤとの契約をトップニュースとして報じている。

若干21才、中量級のスター候補

ジャラヤがどのような選手かといえば、「中量級版のバダ・ハリ」という言葉がしっくり来るだろう。身長178センチ、あまり筋肉質ではなくスラっとした体格で、とにかく打ち気にリスクを背負ってでも相手を倒しにかかるファイトスタイルは、まさにバダ・ハリが表舞台に登場した頃と瓜二つだ。

身体能力とアグレッシブさが売りである反面、荒削りなところも多く、現時点では世界トップレベルとは言えないものの、その素材やスター性はピカイチだ。

ジャラヤはこれまで欧州でGLORYに次ぐ規模の『エンフュージョン』を主戦場とし、ジャマール・ベン・モウとの試合は2016年のキックボクシングにおける年間最高試合とも称される大激闘となった。

またエンフュージョンでは72.5kg級で20万ユーロ(約2700万円)という高額賞金をかけた6人制のリーグ戦が行われており、ジャラヤもここにエントリー。5戦を終えて2勝3敗という不本意な結果となったが、そのうち昨年4月に行われた試合後にある事件が起きる。

4月29日にリーグ第4戦としてラドワーン・ラーコウビと対戦するも、ジャラヤは僅差の判定で敗れる。すると判定に激怒し、試合直後に静止を振り切ってリング下にいるジャッジに暴力を振るったことで、リーグ戦終了後に2年間の出場停止処分が下されることになった。

9月に行われたリーグ最終戦には勝利したジャラヤだが、おそらくこの後はエンフュージョンの出場停止期間中となっており、年が明けた1月27日に新たにGLORYと契約を交わしたことが明らかになった。

ちなみにバダ・ハリが21才の時にも、ルスラン・カラエフとの初対戦で倒れた際に貰った蹴りでKO負けとなったことからリング上で激怒したが、21才のジャラヤもまた感情を抑えきれずにこのような騒動を起こしている。

トラブルメーカーではあるものの、特出した攻撃力とアグレッシブさ、そして荒削りな面も併せ持っているジャラヤは中量級のスター候補であることに違いはなく、GLORYも「トッププロスペクト」、すなわち最も期待の選手として契約を報じており、その期待の高さが伺える。

(GLORYがジャラヤとの契約を報じたニュースページより)

またジャラヤは複数試合の独占契約を結んでおり、今後しばらくはGLORYのリングのみに立つことになる。

デビュー戦は奇しくもバダ・ハリが出所後初の試合を迎える3月3日の『GLORY 51』となっており、ジャラヤは「スーパーファイトシリーズ」の部で初戦ながらセミファイナルに抜擢されている。

ジャラヤは前半プログラムのセミファイナルで、バダ・ハリは後半の「PPVカード」のメインイベントに登場するということで、GLORY51は前後半で「新旧・モロッコの悪童」の活躍ぶりが最注目ポイントとなるだろう。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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堅物くん
2018/01/30 10:16

ザカリアといいジャラヤといいモロッコ系?の若手キックボクサーはみんなGLORYに集まってきている。
バダ・ハリがGLORYに復帰するというのも影響しているんだろうけど、エンフュージョンの勢いが落ちているんじゃないの?って思ったりもします。

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カルバン
2018/01/31 18:27

新生K-1でもこういう選手を呼べたらいいのに。

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