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日菜太戦を控えるチンギス・アラゾフがムエタイの強豪、スッドサコーンに完勝。

2018/01/30 18:02

K-1スーパーウェルター級王者にして、世界の中量級で最も勢いのあるチンギス・アラゾフ(24=ベラルーシ)。

181センチの体格とスラリと伸びた長い手足、そして一見パワーファイターのような風貌ながら、体がしなやかで多彩な蹴りを持ち合わせているのがアラゾフの特徴だ。

昨年6月の『K-1 スーパーウェルター級世界王者決定トーナメント』では、初参戦にして2KOを含む3連勝で世界王者となり、早くもその強さから「新生K-1最強外国人」との呼び声も高い。

アラゾフは3月21日にK-1のさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会で、スーパーウェルター級タイトルの初防衛戦として日菜太との対戦を控えているが、その前後にも試合が決定しており、1月27日(土)にイタリアで開催された『ThaiBoxe Mania』にて試合を行った。

対戦相手はムエタイ中量級レジェンドのスッドサコーン(31=タイ)で、肘あり・肘なしに関わらず、世界各地で試合を行う代表的なタイ人選手だ。同興行はムエタイルールが基本となるが、今回は「肘なし・3分3R」とK-1に近いルールで行われている。

アラゾフがノーダメージで完勝

ルール自体はK-1に近いものの、試合展開はK-1のようなスピーディーな攻防ではなく、お互いの蹴りの間合いから主導権を巡る技術戦となった。

アラゾフがゆったりと構え、サウスポーに時折スイッチしながら遠目からミドルキックやローキックを放てば、スッドサコーンもムエタイの強豪らしく負けじとミドルキックを返す。それでも距離を制しているのは、スピードや多彩さで上回るアラゾフだ。

上下に跳ねるようなステップから、やや変則的なリズムで繰り出す蹴りや、踏み込んでのパンチで主導権を握ることに成功。アラゾフは安全圏から試合を展開し、あまりリスクを取らずに蹴りを中心に攻める。スッドサコーンはミドルキックを時折放つが手数が少なく、ラウンドを支配しているのはアラゾフか。

3Rに入るとアラゾフのギアがやや上がり、パンチから蹴りへのコンビネーションを放つ。ただし無理に倒しには行かずに、あくまで自分の距離で戦うことに終始する。

一方でスッドサコーンは相手の懐に飛び込もうとはせずに、相手の間合いに付き合ってしまうためにどうしても手数が出せない。

明確なダメージは与えていないものの、試合を支配し、手数で上回ったアラゾフが判定で順当に勝利。遠目からの蹴り合いとなる展開が多かったために、双方ともにほとんどダメージなく終わっているが、3月にK-1の試合を控えていることを鑑みればクレバーな戦い方だったと言える。

大きなインパクトの残る試合ではなかったが、改めてムエタイの強豪から間合いを支配して勝利するアラゾフの地力の高さが証明された。果たして日菜太は70kg世界最高峰のアラゾフを下し、悲願のK-1タイトルを獲得することができるのか。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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シシカバ
2018/01/31 15:11

動画見てきました。スッサコーンがまんま無気力タイ人典型の戦い方をしていて、何かガッカリするような試合でした。
アラゾフは世界最高クラスの選手とは言われるものの、世界トップ5の選手に勝利することなく得た地位なんで、強いのは認めるけど真価はわからないですね。

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2018/02/01 17:48

>世界トップ5の選手

具体的に誰のことを言ってます?

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  l
2018/01/31 19:01

無気力っていうかムエタイですね
ムエタイとキックの差が肘の有無だけだと思ってる層を
ノックアウトはどれだけ教育出来るか…

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topp
2018/02/01 04:12

アラゾフVSシッティチャイ
もうこれしかないでしょ
前に一回流れたし
あとはイタリア乗り込んでペトロシアンともやって欲しい

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