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【RISE 122】大物ルーキーの篠塚辰樹が1RKOで鮮烈デビュー。バンタム級5位の山川を寄せ付けずに左ボディーで撃破。

2018/02/04 20:27

キックボクシング団体『RISE』が、2月4日(日)に後楽園ホールで『RISE 122』を開催した。

同イベントの注目の一戦として、19才にしてA級ボクサーとなった篠塚辰樹がキックボクシングデビュー戦としてRISEに登場。プロボクシングで将来を嘱望される立場でありながら異例のキックボクシング早期転向となった篠塚がデビュー戦から、バンタム級5位の山川賢誠と対戦した。

篠塚が宣言通りの1RKOで鮮烈デビュー

篠塚辰樹(19)は高校時代にアマチュアボクシングで全国5位の実績を残し、在学中に名門のワタナベボクシングジムでプロデビュー。プロではB級デビューから3勝1敗の成績を残して、昨年10月に1RKO勝利を収めたのを最後にキックボクシングに転向した。那須川天心が所属するTEPPEN GYMにて練習を積む篠塚は、RISEの次世代ホープとして前評判が非常に高い。

しかし昨年末に本格的にキックボクシングの練習を始めたばかりということで、準備期間が1ヶ月半しかない状態で、初戦の相手がRISEバンタム級5位の山川賢誠となった。今回はフェザー級の試合ということで、山川にとっては一階級上となるが、転向間もない篠塚にとってはチャレンジングなデビュー戦だ。

◯篠塚辰樹(TEAM TEPPEN)
1R KO (左ボディーからの連打)
●山川賢誠(札幌道場/バンタム級5位)

ゴングが鳴るや篠塚はジャブを突きながら前進し、サウスポーの山川の前蹴りに対して右ストレートでオープニングヒットを奪う。エイドリアン・ブローナーに憧れるという篠塚だけあって、デビュー戦ながら全く緊張の色を見せることなく、腰を落として挑発するように構えて圧力をかけていく。

山川のボクサー対策の定石としてローキック狙いなのか、左インローを連打。篠塚も軽く左ローを返す場面も見られる。蹴りの距離だが篠塚は遠目からジャブを突き刺すなどキックボクシングへの適応の跡が見られる。さらにジャブから右ストレート、前蹴りを放つがこれは山川がキャッチしてコカせる。

篠塚が右インローを放つがこれはローブローとなってしまい、試合が中断。再開後、篠塚はさらに勢いを増して右ボディーアッパーからワンツー、さらに左右のフックからボディーとボクサーらしく上下に散らしたパンチが効果的だ。

開始1分ほどに山川が右ローを放ったところで篠塚の左ボディーがレバーに入り、後退りした相手にパンチの連打。すると山川がボディーのダメージからかうずくまるようにダウンし、これを見たレフェリーが試合をストップ。篠塚は事前に宣言していた通りの1RKOで、現役ランカーを相手に鮮烈なデビューを飾った。

勝利後にはセコンドについていた那須川天心も喜びを爆発させて祝福。

マイクでは「キックボクサーになれましたか?」と胸を張って観客に尋ねると共に、次回大会となる3月にも現役ランカーとの対戦をアピールした。

ボクシング世界4階級制覇を達成したエイドリアン・ブローナーに憧れる、19才の大器がRISE 122でこの上ない船出を切った。RISEに篠塚旋風を巻き起こし、2018年を象徴する選手の一人となる可能性を秘めている。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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