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“悪童”バダ・ハリ、7ヶ月の監獄ライフをスタート

2017/04/05 09:46

2012年に起こした暴行事件で、禁固7か月の有罪判決を下されていた元K-1ファイターのバダ・ハリが、4月3日より刑務所に収監されたようです。

バダ・ハリついに収監へ

K-1で2度の準優勝を果たし、2000年代後半の格闘技シーンを象徴する人物だったバダ・ハリ。

これまで数多のトラブルを巻き起こしてきた「悪童」でもある彼は、2012年に地元アムステルダムの年次祭りで引き起こした暴行事件の裁判にかけられ、懲役2年の刑が確定していました。

その間にもリコ・ヴァーホーベンと試合するなど、精力的に活動していたバダ・ハリですが、4月3日から収監されたとオランダのメディアが報道しています。

旧K-1活動休止以降のバダ・ハリ

もはや多くの格闘技ファンにとっては説明不要の人物かもしれませんが、旧K-1が活動休止をしてからの事情はあまり知られていませんので、改めて紹介しましょう。

旧K-1では2005年に鮮烈なデビューを飾ったのち、2008年・2009年のK-1 WORLD GPで2年連続の準優勝を果たします。

翌2010年にはリング内外のトラブルによりK-1を欠場、さらに2011年には旧K-1が活動を休止したことで、バダ・ハリは一度戦いの舞台をボクシングに移すことを発表します。

ボクサーとして本格的なキャリアを歩むと思われたバダ・ハリですが、K-1グローバルが主宰する新たなK-1大会が行われると、バダ・ハリはこれに参戦するべくキックボクシングの復帰を発表。

しかし、バダ・ハリは2012年に私生活で複数のトラブルを抱え、中でも7月に起こしたアムステルダム年次祭りでの実業家への暴行事件は逮捕・勾留されるほどの大事に。
(バダ・ハリは関与していませんが、その実業家は後に自宅で殺害されるなど、オランダ中を騒がせる事件となりました)

さらに勾留中に、女性の自宅に放火した罪を含む4件の事件に関与していたことを認めたことで、バダ・ハリの裁判は長期化し、何年かの懲役は免れない状態になっていました。

3ヶ月の勾留の後、2013年には釈放され、バダ・ハリはトレーニングを再開。ザビット・サメドフやステファン・レコらと試合を行っていますが、この時には最盛期のキレはとうに失われていました。

バダ・ハリの裁判は暴行罪や殺人未遂罪など計9件の罪に問われ、2014年に懲役2年、保護観察10年の罪が確定します。

そして2017年4月3日にようやく収監されたのですが、これまでに合計で約1年半の勾留期間があったので、その期間が差し引かれて、刑期は7ヶ月になったとのことです。

事件前後のお騒がせぶり

バダ・ハリは地元オランダでも高い知名度を持っていることもあり、その悪童ぶりは世間を何度も騒がせてきました。

ルート・フリットの妻と不倫

バダ・ハリが罪に問われる事件を起こす少し前には、ルート・フリットの妻と不倫関係にあり、二人の間には子供が生まれていることが地元オランダで報じられていました。

ルート・フリットはオランダの伝説的なサッカー選手で、バロンドールを獲得するなど80年代後半のサッカー界を代表する選手です。

やがて先程紹介した実業家への暴行事件を起こしますが、事件翌日にルート・フリットの妻と共に海外へバカンスに出かけたことも批判の要因になりました。

2015年にはホテルマンに暴行を加える動画が流出

既に刑期が確定していた2015年の10月には、バダ・ハリがホテルマンに暴行を加えている様子が収められた映像が流出しています。

バダ・ハリは酒に酔っていたと後に語っていますが、お騒がせぶりは健在です。

2018年に復帰か

旧K-1の活動休止以降は、このように私生活でのトラブルばかりが目立っていますが、2016年12月には現・世界最強のキックボクサーであるリコ・ヴァーホーベンとのメガファイトを行うなど、ファイターとしてのモチベーションは取り戻しつつあります。

この試合は2Rにバダ・ハリが腕を負傷し、TKO負けという不完全燃焼になりましたが、再びリングに返ってくると宣言しており、7ヶ月間の刑期を終えた後に復帰戦を行うことになるでしょう。

現実的に2017年の復帰は難しいでしょうが、2018年にはその勇姿をリング上で見られるかもしれません。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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