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中国版「柳龍拳」が大きな話題に!?MMA選手による中国武術への挑戦についてまとめてみました。

2017/05/04 17:52

格闘技人気が急上昇している中国において今最も話題になっているのが、徐暁冬というMMA選手による中国武術への挑戦です。2000年代に起きた柳龍拳騒動と似た構図となっているのですが、ここにきてMMA選手の過去の政治的な発言が取りざたされるようになっています。

MMA選手が中国武術に宣戦布告

既にTwitterで話題になっていたのでご存じの方も多いかもしれません。

猛烈な経済成長が進んでいる中国では、かつての日本と同じように格闘技人気が急上昇しており、とりわけキックボクシングでは世界最大のマーケットとなっています。

そんな中国において、徐暁冬というMMA選手が「中国武術界は嘘つきばかりだ」として、挑戦状を叩きつけている事件が起きています。

要約するとこんな感じ

情報源となったのは以下の一連のツイートですが、少々長くなってしまうので簡単に要約を掲載しています。情報元を見たい方は以下の埋め込みツイートをご覧ください。

  1. 徐暁冬という中国MMAの選手が「中国武術界は嘘つきばかりだ!」と、武術会に挑戦状を叩きつける
  2. 太極拳の達人とのベアナックルでの決闘が実際に行われ、太極拳の人が20秒足らずでボコボコにされてしまう
  3. この騒動は太極拳のみならず、武術会全体に飛び火し、中国格闘界の英雄であるイー・ロンも徐暁冬に宣戦布告している
  4. しかしここに来て徐暁冬の過去の政治的な発言が拾われ、中国のネットで炎上状態になっている

(※長い埋め込みツイートの下にもまだ記事の続きがあります)

日本での「柳龍拳」事件と似てる?

かつて日本でも2006年に柳龍拳という合気道の達人を真剣勝負の舞台に引きずり込み、格闘家がたちまちボコボコにしてしまうという騒動がありました。

柳龍拳という合気道家が自身のホームページで、PRIDEを含めていかなる相手の挑戦を受けると公表しており、そこにネットメディアの「探偵ファイル」が実際に柳龍拳へ挑むという企画を発案。

結果的に岩倉豪という格闘家と対戦した末に、柳龍拳が一方的にやられてしまい、その様子を収めた動画がYouTubeにおいて当日世界で最も再生されるなど大きな話題となりました。

「伝統的な武術が真剣勝負においてやられてしまう」という構図、そして格闘技の枠を飛び越えた騒動になることは似ていますが、騒動の発端としては今回の中国の方がかなり物騒です。

というのも柳龍拳の場合は、自身がHPで挑戦を受け付けており、そこに探偵ファイルというメディアが(話題性を狙ったとは言え)正規のルートで申込んだのに対し、中国の件では徐暁冬という選手が個人的に中国武術に挑戦状を叩きつけているからです。

中国サイトでも連日話題に

中国最大のポータルサイト「バイドゥ」の掲示板でも連日この騒動について書き込まれており、クンルンファイトや武林風と言った既存団体の話題が完全に流されています。

最近では徐暁冬というMMA選手が過去に、尖閣諸島の無人島である「魚釣島は日本の領土」といった政治的な発言をSNSに残していたことが発掘され、その一部を削除したそうですが、掲示板サイトに大量のキャプチャーが貼られてしまっています。(この辺は日本の炎上に近いですね)

イー・ロンを始めとした多くの武術家が宣戦布告したものの、その後に炎上騒動になったことで、この後どうなるのかは全く不明ですが、何か進展があればお知らせすることがあるかもしれません。

程度の差は大分ありますが、キックボクシングイベントが国民的な人気を得ていることや、高いファイトマネーで世界の覇権を握ろうとしていることなど、中国は何かと一昔前の日本格闘技と似ている印象がありましたが、今回の件でそれが更に強まりました。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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