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Gloryもいよいよ本格的に中国市場へ殴り込み!中国の英雄ヤオ・ミンの財団から出資を受ける。

2017/05/30 22:52

世界的なキックボクシングイベントのGloryがいよいよ中国市場に本格的に乗り込みます。秋開催と言われている中国大会にはリコ・ヴァーホーベンの出場も予定されているそうです。

Gloryが中国市場攻略へ準備を進める

リコ・ヴァーホーベンら有力選手を抱え、欧州キックボクシングの覇権を握るGlory。

旧K-1の活動休止後は日本市場を狙ったものの撤退、その後は世界最大の市場であるアメリカ攻略に注力してきました。

ボクシングとMMA文化の強いアメリカでキックボクシングを根付かせることにはやはり苦労しているものの、日本市場のように短期に撤退することなく、6月15日にもニューヨークのMSGシアターでGlory43を開催することになっています。

とはいえ開催2週間前にも関わらず、まだ対戦カードもメインイベントも発表されていない状況で、当初は看板であるリコ・ヴァーホーベンが出場するのではないかとも言われていました。

しかしMMA Plusというメディアによるとリコはアメリカ大会ではなく、中国大会に出場することが予定されているようです。

さて話が飛び飛びになってしまったので整理をすると、Gloryは現在アメリカ市場よりも中国市場に力を入れ始めているということの裏返しでもあります。

今世界のキックボクシングで最もバブリーなのは中国で、クンルンファイトや武林風はかつてのK-1のように大会場でのイベント、テレビ中継を頻繁に行っており、ファイトマネーも破格なことから、世界の有力選手が集結しています。

Gloryはアメリカ市場と同時並行で、キックボクシング人気が加熱している中国に新たな狙いを定めているというのが昨今のGloryの情勢になっています。(もはやアメリカ開催の頻度は落ちているのが気になるところですが)

ヤオ・ミン財団から出資を受ける

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この写真はGlory共同創業者のスコット・ウィリアムと、NBAのスター選手だった中国の英雄ヤオ・ミンによる2ショットです。(ヤオ・ミンの身長は229センチ!)

アジアのアスリートとして金字塔を打ち立てたヤオ・ミンの中国でのネームバリューは凄まじく、代表を務める財団は250億ドル(約2兆8000億円)という凄まじい規模の出資を予定しているとか。(ヤオ・ミンの個人の財産ではなく、いくつかの企業からの出資総額です)

このヤオ・ミン財団は国内外のスポーツ団体への出資を行っており、その中の一つにGloryが含まれています。

Gloryとしては金銭的な面でもそうでしょうが、ヤオ・ミンの知名度を使って中国進出する際のキーパーソンになることを期待しているようです。

秋に中国大会を開催予定

具体的な日程は出していないものの、今年の秋に中国大会を開催するとCEOが発表しています。

先日にはGloryを離れてUFC参戦を発表したグーカン・サキが「Gloryはリコをペットのように保護している」と非難したこともありましたが、リコは実際にGloryのマスコット的存在であり、単に優れた選手と試合をさせるのではなく、Gloryの成長の鍵を握る存在と見られているようです。

そのリコがアメリカ大会ではなく、中国大会の出場を予定しているということはGloryがいかに本気で中国市場を狙っているかを象徴することでもあります。

ちなみにリコには9月に第3子の誕生が予定されており、秋開催の中国大会はリコ個人にとっても都合が良かったともされているそうです。

最後に

今回はいつになく真面目にGloryの情勢について紹介してみました。

日本では新生K-1によってキックボクシングへの関心が高まっていますが、6月17日のニューヨーク大会はMSGシアターで開催されることはあまり報じられていません。

間もなく行われるGlory42も含めて、引き続きGloryの動向を紹介していきたいと思います。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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