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今最もホットなチンギス対決が実現!チンギス・アラゾフとシャバル・アスケロフが武林風で8月に対戦!

2017/06/21 21:57

(C)M-1 Sports Media

第2代K-1スーパーウェルター級王者に輝いたチンギス・アラゾフ。全くの無名ながら一夜にして格闘技ファンの心を鷲掴みにしたこの男は、8月に武林風で"元祖チンギス・ハン"ことシャバル・アスケロフと対戦します。しかもこの試合はイー・ロンへの挑戦者決定戦でもあるのです。

世界が注目するチンギス・ハン対決が実現!

6月18日に行われた「K-1 第2代スーパーウェルター級王座決定トーナメント」にて、チンギス・アラゾフは初来日ながら日本の格闘技ファンの心を鷲掴みにしました。

70kgながら異次元の早さで繰り出される左右の蹴りや、どんな体制からでも飛んでくるパンチを武器に、強豪ひしめく70kgトーナメントを優勝しています。

早くも次回の参戦が待望視されるチンギス・アラゾフですが、おそらく次戦となる8月5日の試合は何やら訳ありな感じになりそうです。

"元祖チンギス・ハン"ことシャバル・アスケロフ

チンギス・アラゾフはK-1のVTRにて、かつてモンゴルで一大帝国を築いたチンギス・ハンに由来する名前だという紹介がされていました。

そして実際にアラゾフはチンギス・ハンの如き強さでK-1を征服してしまったのですが、チンギス・ハンといえば覚えのある選手はいないでしょうか?

そう、K-1 WORLD MAXでジョルジオ・ペトロシアンが鮮烈なデビューを飾った時に、ものの見事にやられてしまったシャバル・アスケロフです。

シャバル・アスケロフは愛称として「チンギス・ハン」を名乗っており、K-1 MAXではことさらに「チンギス・ハン」が押し出されていたことで、なぜかモンゴル枠のように見なされていたのも印象的でした。

SNSでもチンギス・ハンつながりということで、アラゾフがK-1で試合をする前から「アラゾフはアスケロフよりも強い」なんて比較されてしまったりもしています。

そんなシャバル・アスケロフですが何とタイミングを見計らったかのように、8月5日にチンギス・アラゾフと対戦することになっているのです。

「どちらが真のチンギス・ハンか」という煽りがピッタリなこの試合は8月5日に中国の武林風で行われる予定です。

選手名 チンギス・アラゾフ シャバル・アスケロフ
年齢 24才 31才
身長 181cm 170cm
戦績 48勝2敗 130戦96勝32敗2分
国籍 ベラルーシ ロシア

まだまだバリバリのシャバル・アスケロフ

上に掲載した画像では、今現在の勢いを象徴するかのようにチンギス・アラゾフのほうが扱いが大きくなっていますが、シャバル・アスケロフは現在31才でまだまだバリバリの選手です。

K-1 MAX以降の代表的な戦績はこのような具合になっています。

2012年1月 ブアカーオ・ポー・プラムック
2012年12月 エンリコ・ケール (※K-1 MAX 2014王者)
2013年1月 アンディ・サワー
2013年12月 佐藤 嘉洋
2014年4月 ✕  マーセル・グローエンハート (※K-1 MAX 2012王者) 
2015年8月 エンリコ・ケール
2015年10月 ヨーセングライ・フェアテックス

このようにトップレベルが相手でもしっかりと勝利を収めてきており、K-1 MAXデビュー戦の負けっぷりが印象的だった割にはなかなかの実力者でもあります。

ちなみにボクシング、MMAにも取り組んでいる「三刀流」の選手で、ボクシングでは1戦1勝、MMAでは8戦8勝6KOという戦績を収めています。

イー・ロンへの挑戦者決定トーナメントとして行なわれる

さてこの試合がタイムリーな「チンギス対決」というだけでも十分なネタではありますが、それに加えてこれは武林風で開催中の「イー・ロンへの挑戦者決定トーナメント」の試合でもあるのです。

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イー・ロンとは上の画像でいう右の人物で、少林寺拳法の最高位を持ち、バラエティ番組やテレビCMにも出演している人気者で、武林風の押しも押されぬ看板選手です。

この選手は武林風の世界王者に君臨しており、フィジカルだけなら文句なしでトップなのですが、最も恐ろしいのは判定になるとイー・ロンには絶対に勝てないということかもしれません。昨年対戦したブアカーオは優勢に試合を進めながら、判定30-24の大差で敗れているからです。

70kg級の王者であるイー・ロンへの挑戦者を決めるトーナメントが「イー・ロン チャレンジトーナメント」と銘打たれて開催されており、ここにチンギフ・アラゾフやシャバル・アスケロフなど世界の名だたる強豪が参加しているのです。

(マラット・グレゴリアンも当初参戦していましたが、怪我で欠場し、代わりにシッティチャイという恐ろしく強いタイ人選手が入ったという噂もあります)

アラゾフとアスケロフも挑戦者決定トーナメントの1回戦で圧勝しており、おそらくこれが準決勝として行なわれるものと思われます。

ちなみにアラゾフの煽りVTRに左ハイキックでダウンを奪っているシーンが映っていましたが、このトーナメント1回戦でサイヨークという70kgのレジェンドと試合をした時の映像だったりもします。

タイムリーな「チンギス対決」の勝者は決勝へと進出し、さらにもう一試合勝利することで、"負けない男"イー・ロンと対戦することになるというなかなか面白い構図になっています。

武林風は来月にもKrushとの対抗戦が控えていることもあって、日本でも注目度が高まっていますので、8月のこのチンギス対決にも少しだけ心の中に留めてみてはいかがでしょうか。

もちろん試合後には結果をレポートする予定です。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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