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GLORY44でウェルター王者ドゥンべにマーセル・グローエンハートが挑む!グローエンハートは後ろを向いた相手へのKOで日本でも話題となった。

2017/07/13 12:34

8月25日にシカゴで開催されるGLORY44にてウェルター級のタイトルマッチが決定しました。前回ニキー・ホルツケンを退けたセドリック・ドゥンベに、後ろを向いた相手へのKOと観客乱入事件で話題となったマーセル・グローエンハートが挑戦します。

GLORY44でドゥンベvsグローエンハートのウェルター級頂上対決が実現!

欧州最大のキックボクシング団体であるGLORYが8月25日にアメリカ、シカゴで開催するGLORY44。

この大会にはルーマニアの英雄、カタリン・モロサヌの出場がいち早く発表されていましたが、この度ウェルター級のタイトルマッチとして「セドリック・ドゥンベ vs マーセル・グローエンハート」が決定しました。

名前だけ聞いてもピンと来ない方が多いかもしれませんが、グローエンハートは前回の試合で後ろを向いた相手へのKO勝利、その後に観客がリングに乱入してきた事件で世界的に有名になったあの選手です。

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ウェルター級王者、セドリック・ドゥンベ

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まずは王者のセドリック・ドゥンベの方から紹介しましょう。

ドゥンベはキックボクシングでは珍しいカメルーンの選手で、フランスを拠点に戦ってきました。

身体能力はもちろん、とりわけ体の柔軟性が際立って高いのが特徴で、その身体能力を駆使してトリッキーな攻撃をしたり、判定での勝利を確信するとタイトルマッチでもあからさまに流したりとキックボクシングのセオリーにはないような戦い方をします。

ウェルター級ではK-1でも活躍したニキー・ホルツケンが象徴的な存在でしたが、そのホルツケンからタイトルを奪い、先月にはホルツケンの挑戦を退けて防衛に成功しており、ウェルター級の新たな看板選手として定着しつつあります。

日本では馴染みの薄い選手ですが「こんな戦い方もアリなんだ」という意味でも、なかなか試合を見ていて面白い選手です。

世界で話題となった騒動を巻き起こしたマーセル・グローエンハート

そして今回の主役(?)であるマーセル・グローエンハートについてです。

この選手は6月12日のGLORY42でハルート・グリゴリアンという選手と対戦した時に、試合中いきなりグリゴリアンが後ろを向いて歩き出し、そのスキを付いてグローエンハートが後ろから右フックをかまして失神KOさせると、観客が突然リングに乱入してきてグローエンハートに殴り掛かるという前代未聞のアクシデントの渦中となった人物です。

この騒動は日本でも話題になり、グローエンハートについての記事を書いていた数少ないメディアだったせいか、やたらと検索数が伸びることとなり、実はこのサイトの流入源のトップはグローエンハートという珍事態になりました。

(それにしてもこの流入元ランキングを見て下さい!いかにクイールが偏ったサイトかがよく分かりますね。)

そんなグローエンハートは日本のみならず世界中で話題となり、YouTubeの動画再生回数は関連動画を含めるとおそらく1000万回はゆうに超えているほどです。

変な所で話題となってしまったグローエンハートですが、実力は折り紙付きで城戸康裕やアルトゥール・キシェンコをKOしたことがあり、さらにキシェンコからのKO勝利はFEG体制後のK-1 MAXの決勝で、すなわちグローエンハートはK-1 MAX2012の世界王者でもあるのです。

その後は階級を一つ上げてGLORYのウェルター級で戦っており、ニキー・ホルツケンに敗れた以外は全勝で、この度ドゥンベの持つウェルター級タイトルに挑戦することになっています。

マイクス・ジムのエース選手

またグローエンハートはマイクスジムのエースでもあり、かつてはバダ・ハリやメルヴィン・マヌーフが象徴的でしたが、両選手ともに一線を退いており(というよりもバダ・ハリは刑務所の中…)、他にはK-1やKrushで活躍しているマサロ・グランダーやメロニー・ヘウヘスらが代表選手です。

世代は変わってもマイクスジム特有の獰猛さは受け継がれており、その獰猛さゆえに前回は騒動を巻き起こすキッカケを作りました。

ちなみにその前の試合でも、なぜか計量で唐突に相手を突き飛ばして乱闘になったりと、試合とは別の所でも嵐を巻き起こす男という特徴を併せ持っています。

(出典: https://www.youtube.com/watch?v=_yQvgE84Lg8)

好勝負、そして斜め上の展開にも期待

団体が異なるので一概に比較はできないのですが、現在のウェルター級戦線はアルトゥール・キシェンコが世界のトップ選手であり、今回のGLORYウェルター級タイトルマッチはそれに次ぐ世界トップレベルの争いです。

トリッキーで掴みどころのないドゥンベがタイトルを防衛するのか、嵐を呼ぶグローエンハートがウェルター級を制圧するのか、好勝負が期待できると共に、グローエンハート絡みで何か凄まじい騒動が起きないかにも注目しましょう。

ちなみにGLORYは日本からの視聴環境が厳しいところがあったのですが、このGLORY44の一つ前にあたるGLORY43が唐突にDAZNで中継されることになったので、GLORY44もDAZNで中継してくれないものでしょうか…。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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