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世界最激戦区の70kgで最強のキックボクサーは?海外メディアの選んだ8選手を紹介。

2017/07/21 14:21

By Teerawat yioyim (Own work) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons

世界の強豪がひしめく70kg戦線。今は各団体に有力選手が散らばっており、どの選手が最も強いのかを直接対決で見られる機会は少なくなってしまいましたが、海外では度々話題に上がるホットなトピックです。今回は海外メディアが選んだ8選手を中心に紹介します。

70kg戦線のベストなキックボクサーは?

70kg級というと「人類最激戦区」と呼ばれるように、世界のあらゆる地域の選手が集結しており、最も競争率が高い階級だと言われています。

それは日本だけでなく海外でもそのように見られており、海外のメディアやコミュニティを見ても「70kgで誰が最も強いのか」ということはしばしば議論になっています。

今回はFacebookページで人気の「FightNews」がピックアップした8人の有力選手を紹介していきます。

ちなみに選ばれた8人は以下の選手たちです。

  1. モハメド・カマル (オランダ)
  2. シッティチャイ・シッソンピーノン (タイ)
  3. ハミシャ・モーチェ (オランダ)
  4. チンギス・アラゾフ (ベラルーシ)
  5. ブアカーオ・バンチャメーク (タイ)
  6. マラット・ゴレゴリアン (アルメニア)
  7. タイフン・オズカン (トルコ)
  8. スーパーボン・バンチャメーク (タイ)

順番に紹介…といきたいところですが、前半にあまり知られていない選手が並んでおり、いきなり興味を削いでしまう可能性があるので、順不同での紹介とさせていただきます。

ブアカーオ・バンチャメーク

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  • 国籍…タイ
  • 戦績…264戦229勝23敗12分

ブアカーオといえばK-1 MAXに参戦していた時には「妹の学費のために戦う」と紹介されていましたが…現在はキックボクサーとして最も商業的に成功した選手となり、母国タイでは英雄的な存在として扱われ、映画では主人公を務めるまでになりました。インスタグラムの画像を見ても、まさにスターというべき風格が漂っています。

そんなブアカーオですが今は中国の二大団体、クンルンファイトと武林風の両団体の代表選手として活躍しています。

クンルンファイトはムエタイ色が強く、ムエタイ選手としてダントツの人気を誇るブアカーオが全面に押し出され、武林風では二度に渡るイー・ロンとの対戦が印象的です。

昨年11月にイー・ロンとの頂上対決に(疑惑の)判定で敗れてからは、クンルンファイトのワンマッチを中心に試合をこなしていますが、既にレジェンド枠に入ったのか強豪ひしめく64人制トーナメントにはエントリーしていません。

スーパーボン・バンチャメーク

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  • 国籍…タイ
  • 戦績…136戦103勝33敗

そのブアカーオの弟子的存在のスーパーボン・バンチャメーク。

クンルンファイトの70kgトーナメントではシッティチャイと優勝争いをしており、2015年のトーナメントでは準決勝でKOされてしまいましたが、翌年には準々決勝でリベンジに成功しており、セドリック・マヌーフ、ジョムトーンを倒して見事に優勝しています。

シッティチャイに敗れてからは18連勝中で、他にもムエタイトーナメントを2度制しており、実績的には現在ナンバーワンの選手です。

シッティチャイ・シッソンピーノン

  • 国籍…タイ
  • 戦績…148戦113勝30敗5分

昨年そのスーパーボンに敗れるまではナンバーワンと見られていたのがシッティチャイです。

2015年にクンルンファイトのトーナメントで優勝しており、GLORYでも昨年ロビン・ファン・ロスマレンから70kg級のタイトルを獲得しており、現在までに2度防衛に成功。マラット・グレゴリアンからも3戦3勝で、グレゴリアンキラーとしての側面もあります。

現在は武林風でイー・ロンへの挑戦者を決めるトーナメントにエントリーしており、9月に準決勝を控えています。

ちなみに所属するシッソンピーノンジムは日本からも出稽古に訪れる選手が多く、K-1で活躍している山崎秀晃もその一人です。

マラット・グレゴリアン

  • 国籍…アルメニア
  • 戦績…62戦50勝10敗1分1無効

2015年のK-1初代-70kg王座決定トーナメントで恐るべき強さを見せて、3試合連続KOで優勝したのが印象深いグレゴリアン。

現在はGLORYライト級のランキング1位につけるなど紛れもないトップ選手であるものの、トップ選手の牙城を崩せないイメージが強く、特に天敵のシッティチャイには3連敗を喫し、ロスマレンやヨードセングライにも敗れています。

一方で今年のK-1スーパーウェルター級トーナメントに優勝したチンギス・アラゾフからは1勝1分で、アラゾフキラー的なポジションかもしれません。

チンギス・アラゾフ

  • 国籍…ベラルーシ
  • 戦績…53戦50勝2敗1分

グレゴリアンの後にK-1 -70kg級のトーナメントを制したのがこのチンギス・アラゾフ。顔のイメージとは裏腹に、ここに登場した選手の中でも抜群に柔らかく、シャープな動きをするのが特徴です。

まだ24歳になったばかりと若いものの、50勝2敗1分という戦績を残しており、その2敗も20才の時にシッティチャイとグレゴリアンに敗れたのみで、現在は破竹の24連勝中です。

アラゾフもまた武林風のイー・ロンへの挑戦者決定戦にエントリーしており、8月にシャバル・アスケロフとのチンギスハン対決を控えています。

モハメド・カマル

  • 国籍…オランダ (出身はモロッコ)
  • 戦績…57戦47勝7敗3分

モハメド・カマルは日本で開催されたK-1 MAXでは最後の世界トーナメントに出場しており、開幕戦ではアルトゥール・キシェンコを破るアップセットを演じ、準々決勝でドラゴにダウンを奪われて敗れています。

そんなこともあってベテラン感のあるカマルですが、実はまだ26歳(間もなく27歳)とまだまだ若手から中堅に入るくらいの年齢です。

クンルンファイトや武林風、GLORYには参戦していないので今ひとつ影が薄いですが、2年前にはザンビディスと死闘を繰り広げたシャヒッドを、今年3月にはジョムトーンを下すなどトップ選手と言えるだけの活躍を残しています。

ハミシャ・モーチェ

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(↑左の選手がハミシャ・モーチェです)

  • 国籍…オランダ (出身はモロッコ)
  • 戦績…不明

ハミシェ・モーチェは昨年3月の「REBELS vs オランダ・オトマニジム」対抗戦の大将戦で日菜太と対戦し、1Rにダウンを奪って勝利した選手です。

この時は若干20歳で未知の強豪という立場でしたが、この翌月にはクンルンファイトに出場してシッティチャイに敗れたもののダウンを奪うなど健闘が光りました。

まだまだ世界のトップ所とは実績的には差がありますが、186センチと規格外の体格と将来性が買われての選出なのでしょうか。

タイフン・オズカン

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  • 国籍…トルコ
  • 戦績…85戦74勝8敗3分

タイフン・オズカンはモロッコ系の選手が多く参戦しているオランダのキック団体「エンフュージョン」の有力選手です。

エンフュージョンは現在20万ユーロ(約2600万)という高額な優勝賞金をかけて、72.5kg級のリーグ戦が行われており、2勝1敗で3位につけています。

昨年にはクンルンファイトのトーナメントにエントリーして、予選1回戦で元GLORY王者のダビット・キリアから勝利するも、続く予選決勝で地元中国の選手に敗れており、やはり実績的に見ると他の選手よりは落ちる印象があります。

最後に

今回は「FightNews」が選出した8人をそれぞれ紹介してみましたが、他にもK-1 MAXで2度優勝したジョルジオ・ペトロシアンや、ムエタイで裏最強説のあるヨードウィシャなど多くの強豪選手が控えています。

有力選手が各団体に散らばっていて全体像が分かりにくい状態ですので、世界の有力選手がこんな感じになっているという理解につながれば幸いです。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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