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M-1チャレンジ82で行われた中世ヨーロッパの騎士対決がシュール過ぎてヤバイ!?

2017/08/06 10:21

8月5日に行われたM-1チャレンジ82にて、「中世騎士級」というカテゴリの試合が行われ、中世ヨーロッパの騎士に扮した二人がシュールなMMAマッチを行っています。

もしも中世ヨーロッパの騎士がMMAマッチをしたら…?

8月5日(土)にフィンランドのヘルシンキで行われたM-1チャレンジ82。M-1といえばセルゲイ・ハリトーノフらが出場しているロシアの有力なMMA団体ですが、この大会ではM-1名物の中世騎士によるMMAマッチが行われています。

これは中世ヨーロッパの騎士に扮した二人が、甲冑を身にまとい、盾とサーベルを持ってMMAルールで戦うという、余りにもチャレンジングな試合です。

もともとは余興だったが…

この試合は「中世騎士級」として行われており、もともとはアンダーカードとメインカードのつなぎとして休憩時間をかねて行う余興だったのですが、初めて行った時に予想以上に反響が良かったようで、後に「M-1 Medieval」というこの形式だけの試合を行う大会も行われています。(余興としてならともかく、これだけの大会となると胸焼けを起こしそうですが…)

もちろんこの試合は正式なMMAマッチではなく、「M-1 Medieval」の余興マッチとしてカウントされます。

100kgオーバーのヘビー級ナイトが激突

そして今回正式なMMA大会であるM-1チャレンジ82の余興として抜擢されたのは、ウクライナのウラジミール・ネチポレンコと、ロシアのユーリ・スロボジャニク。黒い服装がウクライナのネチポレンコ、白い服装がロシアのスロボジャニクです。

試合の模様はM-1が公式YouTubeチャンネルに投稿しているのでこちらから視聴することができます。

中世の騎士というと大柄なイメージがあるように、ネチポレンコは185センチ・101キロ、スロボジャニクは192センチ・102キロとヘビー級の体格を持つ両者です。しかしながら中世時代は栄養状態が良くなかったこともあって、実際には平均身長は160センチほどだったと言われているので、あくまでイメージ先行ということでしょう。(※専用の大会では軽量級の試合も行われています)

ルールは通常のMMAのように打撃、投げ、関節が許されていますが、両手には剣と盾を持っているので必然的にパンチではなく、剣か盾で殴ることになりますが、グラウンド状態では距離が近いこともあって、防御するはずの盾で殴ることが多くなっています。

試合は結構グダグダになる

中世騎士というと颯爽とサーベルを操っているイメージがありますが、実際には甲冑や盾を所持しているので通常のMMAマッチよりも随分スピード感に欠ける展開になります。

また剣も刃先は潰してあるので、一撃KOになることはなく、また足も上がりづらい状態なので、クリンチからの膝蹴りくらいしか蹴り技が有効になることはありません。

テイクダウンしてマウントポジションを取っても、剣や盾で直接殴る上に、頭には兜を被っているのでこれまた一撃でKOすることはできず、全体的にグダグダな展開になってしまうのが、この中世騎士級の醍醐味なのかもしれません。

兜が取れると試合中断

(出典: https://www.youtube.com/watch?v=z31XexB7ys4)

グラウンド状態になってもつれると兜が取れることもあり、そうすると試合が中断されて、兜を付けなおしてから試合再開することになります。

ちなみに兜を取った素顔の状態で入場してくるので、兜が取れて素顔が見えたからといって、着ぐるみのキャラクターのように幻滅されることはありません。

最後はバテて立ち上がれずに終了

やはり100キロオーバーのヘビー級がこの甲冑を付けて戦うのは無理があるのか、3分3Rと通常のMMAマッチよりも試合時間が短いのにも関わらず、白い服装のスロボジャニクが2Rには早くもバテバテになってしまいます。

3Rに入ると一度はテイクダウンを奪うも、やはり疲労が色濃く、今度は逆にテイクダウンを取られて盾によるパウンドを一方的にもらったところで立ち上がれずにTKO負けを喫しています。

試合後には自ら剣と盾を放り投げて、息苦しいとばかりに兜を真っ先に外していたのが印象的でした。

コンセプトを見た時には一度は見てみたいと惹かれるものの、生身のMMAのようなスピード感や爽快感に欠けるところがあり、余興として楽しむくらいがちょうど良いのかもしれません。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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この記事へのコメント()

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匿名ユーザー
2017/11/26 18:12

欧州版巌流島!
谷川イズムに溢れてていいっすね

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