2017年08月12日作成

世界初公開!?GLORYアメリカ大会のファイトマネーがコミッションからの開示を経てSherdogのフォーラムに出回る。

欧州最大のキックボクシング団体であるGLORY。果たしてGLORYのファイトマネーとはいかほどのものか、Sherdogのフォーラムでコミッションに問い合わせた者が現れ、その額が明らかになっています。

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GLORYのファイトマネーがもしかしたら世界初公開!?

GLORYといえば欧州最大のキックボクシング団体にして、ヘビー級最強のリコ・ヴァーホーベンや、欧州中量級のエースであるロビン・ファン・ロスマレンなど、有力選手を多く抱えることでも知られています。

その一方で急速に成長してきた中国のキックボクシング団体がGLORY以上にビッグネームを集めるなど、キックボクシングでは団体間の覇権争いが行われており、明確な情報源はないながらも現在は中国のメジャー団体が最も金払いが良いとされています。

そんな中、世界的なMMAサイトであるSherdogのフォーラムにおいて、GLORYのファイトマネーをアメリカのコミッションに問い合わせた者が現れ、その内容がPDF形式でダウンロード可能になっています。

MMA興行の場合はメディアが問い合わせてその内容を公開することで、ファイトマネーの相場は知られていますが、キックボクシング興行の場合はフォーラムでも「これまで問い合わせた事例は聞いたことが無い」と言われるなど、もしかしたらこの内容は初の事例なのかもしれません。

GLORY37に出場した選手のファイトマネーはこちら

GLORYのアメリカ大会はMMA興行と同じく、コミッションの承認を経て興行を開催しているので、コミッションに問い合わせることでファイトマネーを開示してもらうことができます。

ただしGLORY43が行われたニューヨークでは開示できないということで、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたGLORY37のファイトマネーが開示されています。

(出典: https://www.glorykickboxing.com/events/glory-37-los-angeles:adb3b36a-6fca-4574-97f3-ca555d1e999f)

それではフォーラムからダウンロードできるPDFファイルに記載されているファイトマネーを一挙に掲載します。ここでは正確に伝えるためにドル表記のまま掲載しますが、日本円に換算するには「×110」をしてみてください。

なお体重超過の項目については、規定体重をオーバーをした選手には基本給の20%の罰金が課せられ、対戦相手にその半額が支払われることになっています。

選手名 基本給 KOボーナス ライセンス料 体重超過 純支払い
ジャレット・パパジアン $1,000 $500  -$60 -$200 $740
トラヴィス・ガーリッツ $1,000 $500 -$50 $100 $1,050
ジャーメイン・ソト $1,500 $500 -$60   $1,440
マリオ・ナヴァーロ $1,500 $500 -$60    $1,440 
アンドレ・ウォーカー $750 $250 -$110   $640
ミゲール・コシオ  $1,000 $500 -$110   $890
ジョシュ・アラゴン $5,000 $2,000 -$260   $4,740
ギガ・チカゼ  $1,000 $1,000 -$160   $840
ヴィクトー・ピント $5,000 $2,000 -$210   $4,790
ゾイラー・フラウスト $5,000 $4,000 -$110   $4,890
ダニエラ・グラフ $2,000 $500 -$110   $1,890
マイク・ルメール $5,000 $4,500 -$50   $4,950
ウォーレン・トンプソン $3,000  $2,000 -$50   $2,950
トーマス・モズニー $1,000 $3,000 -$210   $790
ジョナタ・デニス $1,000  $3,000 -$160    $840
ロビン・ファン・ロスマレン $10,000 $10,000 -$160 -$2,000 $7,840
マット・エンブリー $2,000  $2,000 -$210 $1,000 $2,790
ヨハン・コンゴロ $1,000 $2,000 -$210   $790
コンスタンティン・クジン  $1,000  $2,000 -$160   $840
カリム・ベンマンスール $4,000 $2,000 -$160   $3,840
アラン・シェインソン $500 $2,000 -$60   $440
グト・イノセント $5,000 $2,000 -$100   $4,900
ディアンジェロ・マーシャル $500 $2,000 -$110   $390
ジェイソン・ウィルニス $5,000 $5,000 -$160   $4,840
イスラエル・アデサニャ $1,000 $2,000 -$260   $740

基本給の最高額はロスマレンの1万ドル(約110万円)、下限は500ドル(約5万5000円)

こちらのファイトマネーを見ると、基本給での最高額はGLORYでライト級・フェザー級の二階級制覇を達成したロビン・ファン・ロスマレンの1万ドルとなっています。

ロスマレンは欧州中量級で最も人気のある選手で、過去にはマラット・グレゴリアンやアルトゥール・キシェンコらから勝利したこともあります。

おそらくGLORYでもトップレベルに稼いでいるであろうロスマレンのファイトマネーは「基本給1万ドル + KOボーナス1万ドル」という構成で、最大で2万ドル、日本円にして約220万円の支払いとなっています。

一方で下限となるファイトマネーは500ドル、日本円にして約5万5000円。この下限の選手としては、驚くべきことにヘビー級ランキング8位のディアンジェロ・マーシャルも含まれています。

またミドル級王座に挑戦したイスラエル・アデサニャについても基本給が1000ドル(約11万円)に留まっています。

海外ファンからは少なすぎるとの声が

こちらのファイトマネーの公開を受けて海外ファンからは、UFCのファイトマネーの額と比べると桁が一つ二つ違うことを引き合いに出して「ショッキングなほど少ない」「ひどく幻滅した。もっともっと高い金額だと思っていたのに…」といったコメントが聞かれています。

一方で「この金額は税金対策で、実際にはヨーロッパでもっと多くが支払われている」というコメントがあり、実際にMMAでもコミッションの公表額は実際よりも少なめに出ることがあるそうです。

ファイトマネーの他にもスポンサー契約やチケットの手売りなどの副収入があるものの、やはりファイトマネーだけで生活をしていくのは世界レベルの舞台であっても難しいと思わされる結果となっています。

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コメント 1件

  • え?やっす!K-1に呼べるんじゃね?

    1. 名無しさん2ヶ月前