Queel
×
サイト内を検索する
  • キックボクシング
  • ニュース

近年のキックボクシング70kg戦線の有力選手の戦績をまとめてみました【スーパーボン、ブアカーオ、アラゾフなど】

2017/08/15 12:30

かつてK-1 MAXが席巻していた時代とは異なり、有力選手が各団体に分散していることで勢力図が見えづらくなっています。そこでキックボクシング70kg戦線の有力選手の近年の成績をまとめてみました。

キックボクシング70kg戦線の勢力図とは?

アジア系から欧米系まで世界から有力な選手が集結し、「人類最激戦区」とも呼ばれる70kg級。

かつてK-1 MAXでは70kg級で世界の有力選手を集め、毎年世界最強を決めるトーナメントが開催されていましたが、現在は中国のクンルンファイトがそれに近い形式で毎年のトーナメントを開催しています。

クンルンファイトでは70kgのトーナメントに最も力を入れており、1年を通じて15ブロックにも及ぶ予選と、ベスト16以降の決勝トーナメントを開催しています。

一方でクンルンファイトの他にも中国の武林風やGLORYにも有力選手が存在することから、70kg全体の勢力図が見えづらい状態にあります。そこで今回は近年の70kg戦線の有力選手の戦績をまとめることで、70kg戦線の勢力図を何となく把握してもらうことを目的としています。

今回は2014年から2017年現在までの上位選手同士の試合結果を対象としています。それでは各選手ごとに戦績を見ていきましょう。

スーパーボン・バンチャメーク

直近のクンルンファイト70kgトーナメントで優勝。
昨年シッティチャイに敗れてから1年半の間にハイペースで試合をこなして、破竹の19連勝中です。

vs シッティチャイ
クンルンファイト70kgトーナメント準決勝
2016年1月23日
vs シッティチャイ
クンルンファイト70kgトーナメント準々決勝
2016年9月24日
vs セドリック・マヌーフ
クンルンファイト70kgトーナメント準決勝
2017年1月1日
vs ジョムトーン・チュワタナ
クンルンファイト70kgトーナメント決勝
2017年1月1日
vs アーテム・パシュポリン
クンルンファイトワンマッチ
2017年6月10日

シッティチャイ・シッソンピーノン

現GLORYライト級王者、クンルンファイト70kgトーナメント優勝(2015年)。

現在は武林風のイー・ロンへの挑戦者決定戦で準決勝に駒を進めています。

vs チンギス・アラゾフ 2014年1月25日
vs ロビン・ファン・ロスマレン
GLORYライト級タイトルマッチ
2015年11月6日
vs マラット・グレゴリアン
クンルンファイト70kgトーナメント準々決勝
2015年12月19日
vs スーパーボン・バンチャメーク
クンルンファイト70kgトーナメント準決勝
2016年1月23日
vs エンリコ・ゴコーヒア
クンルンファイト70kgトーナメント決勝
2016年1月13日
vs ダビット・キリア
GLORYコンテンダートーナメント準決勝
2016年3月12日
vs マラット・グレゴリアン
GLORYコンテンダートーナメント決勝
2016年3月12日
vs ハミシャ・モーチェ
クンルンファイト70kgトーナメント予選
2016年4月23日
vs ロビン・ファン・ロスマレン
GLORYライト級タイトルマッチ
2016年6月25日
vs スーパーボン・バンチャメーク
クンルンファイト70kgトーナメント準々決勝
2016年9月24日
vs マラット・グレゴリアン
GLORYライト級タイトルマッチ
2016年12月10日

マラット・グレゴリアン

K-1 WORLD GP in Japan -70kg初代王者。GLORYライト級ランキング1位。

トップレベルの対戦ではあと一歩で敗れることが多くなっています。クンルンファイト70kgトーナメントではジョムトーンとの対戦を控えています。

vs ヨードセングライ・フェアテックス
クンルンファイトワンマッチ
2015年4月12日
vs セルゲイ・アダムチャック
GLORYコンテンダートーナメント・リザーブ
2015年6月5日
vs ジョーダン・ピケオー
K-1 -70kgトーナメント決勝
2015年7月4日
vs シッティチャイ
クンルンファイト70kgトーナメント決勝
2015年12月19日
vs アナトリー・モイセーエフ
GLORYコンテンダートーナメント準決勝
2016年3月12日
vs シッティチャイ
GLORYコンテンダートーナメント決勝
2016年3月12日
vs シッティチャイ
GLORYライト級タイトルマッチ
2016年12月10日

ジョムトーン・チュワタナ

ラジャダムナンスタジアム3階級制覇。ボクシングに転向し内山高志の持つ世界王座に挑戦するも失敗。

その後はクンルンファイトの70kg戦線を主戦場としています。

vs ヤン・ジョー
武林風67kgトーナメント準決勝
2015年7月4日
vs チュー・ジャンリャン
Glory of Heroesワンマッチ
2016年4月2日
vs ダビット・キリア
クンルンファイト70kgトーナメント準決勝
2017年1月1日
vs スーパーボン・バンチャメーク
クンルンファイト70kgトーナメント決勝
2017年1月1日
vs モハメド・カマル
エンフュージョン・ワンマッチ
2017年3月18日
vs セドリック・マヌーフ
クンルンファイト70kgトーナメント予選
2017年7月15日

vs T-98
クンルンファイト70kgトーナメント予選

2017年7月15日

チンギス・アラゾフ

K-1 WORLD GP in Japan -70kg第2代王者。現在は武林風でイー・ロンへの挑戦者決定戦の決勝に駒を進めています。

vs シッティチャイ 2014年1月25日
vs エンリコ・ケール
モンテカルロ・ファイティング
2016年6月24日
vs サイヨーク
イー・ロン挑戦者決定戦準々決勝
2017年4月1日
vs 城戸康裕
K-1 -70kgトーナメント決勝
2016年6月18日
vs シャバル・アスケロフ
イー・ロン挑戦者決定戦準決勝
2017年8月5日

ブアカーオ・バンチャメーク

A post shared by BUAKAW BANCHAMEK (@buakaw1) on

K-1 WORLD MAX 2004、2006優勝。武林風-70kg世界王者(2015年)。WBCムエタイダイヤモンド王者(2015年)。

母国のタイでは国民的英雄となり、最近ではジムのオーナーや俳優業、プロモーターもこなしています。

vs エンリコ・ケール (※試合放棄)
K-1 WORLD MAX2014 決勝
2014年10月11日
vs イー・ロン
武林風タイトルマッチ
2015年6月6日
vs アーテム・パシュポリン
T-ONE ムエタイ
2015年7月1日
vs イーロン
武林風タイトルマッチ
2016年11月5日
vs シャバル・アスケロフ
イー・ロン挑戦者決定戦準決勝
2017年8月5日

イー・ロン

A post shared by FIGHTMAG (@fightmag) on

中国の英雄にして、武林風の絶対的エース。母国ではテレビCMなどにも出演。

地元判定の傾向が非常に強く、近年はKO負けをしなければ、かなりの劣勢でも判定勝利を収めています。
11月には挑戦者決定戦を勝ち上がってきた勝者と対戦を控えています。

vs 長島☆自演乙☆雄一郎
武林風ワンマッチ
2015年1月31日
vs ブアカーオ・バンチャメーク
武林風タイトルマッチ
2015年6月6日
vs エンリコ・ケール
Glory of Heroes
2016年4月2日
vs ブアカーオ・バンチャメーク
武林風タイトルマッチ
2016年11月5日

vs マルコ・ピケ
武林風

2017年1月14日

ジョルジオ・ペトロシアン

K-1 MAX 2009、2010優勝。GLORY70kgトーナメント優勝。

K-1では絶対王者として君臨したものの、現在は世界的な選手との対戦は少なくなり、ベラトールキックボクシングのイタリア大会を主戦場としています。

vs エンリコ・ケール
オクタゴン
2015年4月11日
vs ジョーダン・ワトソン
ベラトールキックボクシング
2016年12月10日
vs アーテム・パシュポリン
W5 Grand Prix
2017年2月18日

エンリコ・ケール

A post shared by @jackdawzon on

FEG体制後に行われた最後のK-1 WORLD MAX優勝者。
ビッグネームとの対戦では敗れることが増えていますが、イー・ロンへの挑戦者決定戦では準決勝でシッティチャイと対戦を控えています。

vs ブアカーオ・バンチャメーク (※試合放棄)
K-1 WORLD MAX 2014決勝
2014年10月11日
vs ジョルジオ・ペトロシアン
オクタゴン
2015年4月11日
vs シャバル・アスケロフ
クンルンファイト
2015年8月15日
vs イー・ロン
Glory of Heroes 
2016年4月2日
  vs チンギス・アラゾフ
モンテカルロファイティング
2016年6月24日

ダビット・キリア

A post shared by Davit Kiria (@davitkiria) on

向かう所敵なしだったアンディ・リスティを破ってGLORYライト級王者に輝くも、それ以降はトップレベルに苦戦を強いられています。

現在はクンルンファイト70kgトーナメントの決勝トーナメントに駒を進めています。

vs アンディ・リスティ
GLORYライト級タイトルマッチ
2014年3月18日
vs ロビン・ファン・ロスマレン
GLORYライト級タイトルマッチ
2014年11月7日
vs エンリコ・ゴコーヒア
クンルンファイト70kgトーナメント準々決勝
2015年12月19日
vs シッティチャイ
GLORYコンテンダートーナメント準決勝
2016年3月12日
  vs ジョムトーン・チュワタナ
クンルンファイト70kgトーナメント準決勝
2017年1月1日

まとめ

今回はビッグネームとの対戦が多い10選手をピックアップしてみました。(エンリコ・ケールやダビッド・キリアなどはトップレベルには負けが混んでいますが、それ以外の選手には順当に勝利しているので、必ずしも負けが先行しているわけではありません)

こうして戦績だけを見るとクンルンファイト70kg現王者のスーパーボン、そしてGLORYライト級王者のシッティチャイが頭一つ抜けているように見えます。

そこに成長著しいチンギス・アラゾフが追随するという形となっていますが、アラゾフとシッティチャイは順当に行けば10月にイー・ロンへの挑戦者決定戦で対戦することになるので、もし実現すればアラゾフの現在の立ち位置が明確になるでしょう。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
クイールをフォローして
最新情報をチェック!
最新の格闘技ニュースをお届けします