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GLORY46の対戦カードが決定。65kgトーナメント出場の久保政哉は1回戦を突破すれば優勝可能性もあり。

2017/08/20 12:30

GLORYが中国に初上陸する10月14日のGLORY.46。この大会にはリコ・ヴァーホーベンvsアントニオ・シウバという異色対決の他に、日本人として4年ぶりに出場する久保政哉が65kgトーナメントにエントリーしています。

GLORY.46の対戦カードが決定

欧州最大のキックボクシング団体「GLORY」が10月22日に中国に初上陸。

この大会ではメインイベントに「リコ・ヴァーホーベンvsアントニオ・シウバ」というかつての日本のメジャー格闘技を思わせる飛び道具カードが実現していますが、この度全対戦カードが発表されているので紹介します。

注目は、REBELSで活躍中の久保政哉がエントリーしている4人制のフェザー級(65kg)ワンデートーナメントです。

久保政哉は1回戦が最大の山場だが、突破すれば優勝も見えるか

かつてのK-1は8人制のワンデートーナメントが多く行われてきましたが、旧K-1以降のキックボクシングでは世界的に4人制のワンデートーナメントが主流となっています。

そして今回のGLORYではフェザー級の4人制トーナメントが行われ、地元中国枠の選手3人に、日本から久保政哉の参戦が決まっています。GLORYは旗揚げ当初は日本市場を最重要地としており、日本人選手の参戦が目立っていたものの、日本からの撤退以降、なんと日本人選手は4年ぶりの参戦です。

サウスポースタイルからの左ミドルキックを得意とし、"和製サムゴー"との異名を持つ久保は世界を驚かせるのでしょうか。

(出典: GLORY 46 China: Official Press Conference)

フェザー級トーナメントの組み合わせは次のようになっています。

  • 久保政哉 vs チェンチェン・リー
  • ジャン・チェンロン vs クエイド・タラナキ

チェンチェン・リーが最大の難敵

久保の他に出場する3選手については、いずれも国際的に活躍しているビッグネームというわけではありません。

反対側のブロックであるジャン・チェンロンはGLORY1戦1勝の選手ですが、久保は以前に敵地の中国にてムエタイルールで対戦したことがあり、この時には延長判定の末に敗れていますが、互角に渡り合っていたので、再戦となれば十分勝利する可能性はあるでしょう。

そのチェンロンと対戦するクエイド・タラナキという選手は、他の大会ではニュージーランド出身とされているものの、GLORYでは中国籍とされているので中国にルーツがある地元枠という扱いなのでしょうか。ムエタイベースに戦い、破壊力のあるパンチを持ち合わせていますが、キャリアは5勝4敗と戦績は平凡です。

対照的に久保と一回戦で対戦するチェンチェン・リーは、この2選手と比べると頭一つ抜けた存在となっています。

(出典: https://www.glorykickboxing.com/fighters/chenchen-l...)

チェンチェン・リーは今年7月のGLORYニューヨーク大会でデビューし、この時には右ストレート一閃でTKO勝利。勝利後のバック宙が象徴するように、身体能力が高く、スピーディーかつしなやかな攻撃を持ち合わせており、遠い間合いからシャープな攻撃を放ってくるのが特徴です。

デビュー戦では「KOオブ・ザ・ナイト」も獲得しており、GLORYではデビュー前から注目選手として名前をあげるほど期待されている選手です。

ただし弱点としてはディフェンスに難があり、ガードも下がることが多いため、昨年にはタイの選手からパンチで1RKO負けを喫しています。

久保自身も「過去最強の相手」と評しているように、1回戦から難敵を迎え打つことになりましたが、ここを突破できれば優勝もグッと近づきます。

日本では4連敗を喫した後、中国で復活の1RKO勝利を収め、その勢いのまま乗り込むGLORYトーナメントでシンデレラストーリーを勝ち取ることができるのでしょうか。

その他の注目カード

このフェザー級トーナメントの他に注目カードを2つピックアップして紹介します。

ミドル級王者のサイモン・マーカスが防衛戦に臨む

(出典: http://www.glorykickboxing.com/events/glory-46-china)

ミドル級王者のサイモン・マーカスが登場。前戦のGLORY.40では、以前TKOで敗れているジェイソン・ウィルニスから僅差の判定勝利を収めており、涙の王座戴冠となりました。

その初防衛戦の相手はブラジルのアレックス・ペレイラ。この選手はランキング3位で前戦ではトーナメント決勝で敗れていながら挑戦者に抜擢されています。

タイトルが目まぐるしく移動しているミドル級で、マーカスは長期政権を築けるのでしょうか。

リコ・ヴァーホーベンが巨人狩りへ

(出典: http://www.glorykickboxing.com/events/glory-46-china)

こちらは先日にも紹介した対戦カードとなります。

世界最強の座に君臨するリコ・ヴァーホーベンが、MMAで活躍したアントニオ・シウバと超ド級の戦いに臨みます。アントニオ・シウバはキャリアの下降線を辿っており、MMAではここ5連敗。さらにキックボクシングデビュー戦と余りにも無茶な対戦ですが、中国初上陸の大会で団体のエースであるリコがシウバを豪快に倒すシーンが求められているのでしょう。

賛否両論ありますが、MMAメディアにも取り上げられるなど、世界的に注目の対戦であることには変わりありません。

久保の試合はDAZNで放送されるかも?

さてこのGLORY.46の中継情報ですが、久保が出場するフェザー級トーナメントはDAZNで中継される可能性が高いと思われます。

スポーツ動画配信サービスのDAZNでは当初GLORYを放送していたのですが、途中から急遽中継がなくなり、これからも復活することはないと思われた矢先にGLORY.43で中継が突如復活しました。(ちなみにこの時には放送時間が急遽変わり、中継される試合が変更されるドタバタもありました)

海外キックボクシングファンは絶滅危惧種(?)と言われており、果たしてGLORY.43を何人が視聴したのか非常に心許ないところですが、続くGLORY.44も土曜日に配信予定となっています。

GLORY.43、GLORY.44と2大会連続で中継されるので、この勢いのまま4大会連続でGLORY.46まで中継されるかもしれません。

ちなみにGLORYは大会が二部構成になっており、「PPVカード」と「スーパーファイトシリーズ」に分かれているのですが、DAZNで中継されるのはPPVカードのみ。そして久保がエントリーしているフェザー級トーナメントはPPVカードに組み込まれているので、DAZNから視聴できる可能性が高くなっています。(※その代わりにリコvsシウバの試合は見られません…。)

しかしDAZNは過去にはGLORYの中継が直前で打ち切られてしまったこともあるので、GLORY.46まで続けて放送してくれる保証はありません。

果たして久保政哉の勇姿をDAZNで視聴することができるのでしょうか。配信情報を含め、直前にまたお知らせする予定です。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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