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クンルンファイトの66kg、70kgトーナメントがいよいよ明日開幕!4つの見所を紹介。

2017/08/26 15:17

中国のメジャーイベント「クンルンファイト」が世界のトップ選手を集めて行っている70kg級トーナメントのファイナル16がいよいよ明日開幕。今回は66kg級の16人参加の世界トーナメント1回戦も同時開催され、日本から健太と大和郁也が参戦します。

クンルンファイトのビッグイベントがいよいよ明日開催!

8月27日(日)に中国で「クンルンファイト 65」が開催されます。クンルンファイトは空前キックボクシングブームに湧く中国のメジャー団体の一つで、中でも最も国際色の強い団体となっています。

今回のイベントでは、団体の看板として開催している60人参加の70kg級トーナメントのファイナル16が開催されます。

そして今回は70kg級トーナメントに加えて、こちらも世界から強豪選手16人を集めた66kg級トーナメントの1回戦が同時に開催。

この記事では豪華出場選手が集結したイベントの4つの見所を紹介します。

  1. マラット・グレゴリアンが世界トップに挑む
  2. 前年王者のスーパーボンが"コンゴの大鷲"と対戦
  3. ”ナルシスト”健太が中国の超大物と対戦
  4. 大和侑也が兄弟子のリベンジマッチへ

1. マラット・グレゴリアンが世界トップに挑む

70kg級トーナメントの目玉カードとして、新生K-1の初代70kg級王者であるマラット・グレゴリアンが出場し、ジョムトーン・チューワッタナと対戦。

グレゴリアンは世界の頂点まであと一歩

グレゴリアンといえば、K-1が2015年に開催したK-1 初代70kg級王座決定トーナメントに出場し、3連続KO勝利で優勝。初代王座に輝いています。

その後はGLORYに主戦場を移して、ライト級のトップ選手の一角として活躍してきました。

しかしGLORYと、2年前に出場したこのクンルンファイトのトーナメントではいずれもムエタイの強豪シッティチャイに敗れ、世界トップの座を掴むことはできませんでした。

宿敵のシッティチャイが出場していない今年の70kg級トーナメントは、グレゴリアンがK-1以来のビッグタイトルを獲得する最大のチャンスとなっています。

対するはT-98を破ったジョムトーン

そのグレゴリアンとファイナル16で対戦するのはムエタイ戦士のジョムトーン・チューワタナです。

ジョムトーンはムエタイの殿堂ラジャダムナンで3階級を制覇する伝説の王者でしたが、ボクシング転向でも結果を残しており、内山高志の持つ世界タイトルに挑戦したことでも知られています。

一昨年からキックボクシングに再転向を果たし、昨年のクンルンファイト70kg級トーナメントでは準優勝。そして今年の予選ではメルビン・マヌーフの甥でもあるセドリック・マヌーフに判定勝利し、予選決勝では元ラジャダムナン王者のT-98をKOで下して、ファイナル16進出を決めています。

1回戦屈指の好カード

グレゴリアン vs ジョムトーンの対戦はまさしく1回戦屈指の好カードと言えるでしょう。

悲願のビッグタイトル獲得に向けてトーナメントに挑むグレゴリアンは、対戦相手の攻撃を巧みにかわし、ミドルキックやボディーブローでペースを握る試合巧者のジョムトーンを突破することが出来るのでしょうか。

2. 前年王者のスーパーボンが"コンゴの大鷲"と対戦

そして70kg級のもう一つの目玉カードはスーパーボン・バンチャメーク vs ナヤネシュ・エイマンの対戦です。

盤石の強さを見せるスーパーボンが登場

現在の70kg級戦線で世界最強との呼び声の高いスーパーボンが登場。

昨年のトーナメントでは2015年の王者であり、GLORYライト級王者でもあるシッティチャイを準決勝で対戦。鋭いパンチに加え、ムエタイの技術で何度もシッティチャイを崩して判定勝利しています。

2015年にKO負けを喫したシッティチャイにリベンジを果たすと、決勝ではジョムトーンから豪快なパンチでKO勝利を飾りトーナメントで優勝。

今年はファイナル16にも出場するアーテム・パシュポリンとワンマッチで対戦して勝利しているほか、アマチュアムエタイの世界選手権で優勝を飾るなど、盤石の強さを見せています。

そして、スーパーボンはタイの国民的英雄であるブアカーオの愛弟子でもあり、ブアカーオの次の世代を代表するタイ人選手でもあります。

対するは突如現れた“コンゴの大鷲”

予選を免除され、トーナメントの初戦を迎えるスーパーボンと対戦するのは、不気味な存在感を放つコンゴ出身のナヤネシュ・エイマンです。

エイマンは今年の予選で中国人選手を立て続けに破りファイナル16への切符を掴んでいます。

世界的な知名度はさほど高くないものの、エイマンが予選を戦ったイベントに出場したUMA曰く、「身体能力が尋常ではなかった」と評価しています。

飛び膝蹴りの打点はなんと2mほどまでに達するという脅威の身体能力は予選でも発揮され、予選決勝では軽々と対戦相手の顔面にヒザを突き刺し、目尻を切り裂いてのTKO勝利を飾っています。

身体能力が番狂わせを引き起こす?

下馬評ではもちろんスーパーボンが有利なのは揺るがないものの、特出した身体能力を誇るエイマンが番狂わせを起こす可能性を秘めた緊張感のある試合になります。

かつてはPRIDE GP でミルコ・クロコップを破ったケビン・ランデルマン。70kg級戦線で絶対王者だったジョルジオ・ペトロシアンを破ったアンディー・リスティー。

高い身体能力を誇る選手がトップ選手の牙城を崩してきた歴史が今回も繰り返されることになるかもしれません。

3. ”ナルシスト”健太が中国の超大物と対戦

70kg級トーナメントと同時開催で行われる66kgトーナメントには日本から健太が参戦し、1回戦で中国のヤン・ジョーと対戦します。

白く輝く肉体を持つ健太が世界トーナメントに参戦

全身の脱毛を行い、一切のムダ毛がない白く輝く肉体を惜しげもなく披露する、“ナルシスト”健太がクンルンファイトのビッグトーナメントに参戦します。

健太といえばNJKFを主戦場に、KNOCK OUTでも勝利するなど、日本を代表するウェルター級トップ選手として活躍しています。

健太は7月にクンルンファイトに初参戦し、中国選手と対戦し右フック一閃で鮮やかなKO勝利を飾っています。

対するは中国を代表する強豪選手

健太の一回戦の相手として用意されたのは、クンルンと並ぶ中国のメジャーキックボクシング団体である武林風の元67kg級世界王者だったヤン・ジョーです。

ヤン・ジョーは世界王者となった武林風の67kg級トーナメントで、チュー・ジェンリャンとジョムトーンに勝利して優勝。ジェンリャンは先日の「Krush vs 中国」の対抗戦で“中量級中国最強の男”と称され、小宮由紀博に勝利した選手です。そのジェンリャンに勝利しているヤン・ジョーはまさしく67kg級で中国を代表する強豪選手と言えるでしょう。

またヤン・ジョーは過去に2度に渡りKrushとの対抗戦に出場していて、いずれも勝利。日本人キラーという側面も持ち合わせています。

そして今回は武林風からライバル団体であるクンルンファイトに移っての初戦ということもあり、現地でもヤン・ジョーのトーナメント参戦は大きな話題となっています。

健太は1回戦から大勝負に

67kg級で日本を代表する健太と中国を代表するヤン・ジョーによる対戦が1回戦から実現。

中国での戦いを知り尽くしたヤン・ジョーを相手に、アウェーの舞台で戦うことは健太にとっては大きなチャレンジマッチと言えます。

一回戦屈指の好カードは勝利したほうが優勝候補本命へと躍り出ることになりそうです。

4. 大和侑也が兄弟子のリベンジマッチへ

66kg級トーナメントには健太と並びウェルター級で日本を代表する実力者の大和郁也が参戦。1回戦でペッタノン・バンチャメークとの因縁マッチを行います。

大和郁也がクンルンファイトに初登場

大和郁也も健太と同じくNJKFを主戦場とし、過去には現ラジャダムナン王者のファビオ・ピンカにTKO勝利するなど、トップ戦線で活躍を続けてきました。

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中国での試合は2015年に武林風に出場し、その試合では判定勝利。中国での試合はそれ以来となり、クンルンファイトには初参戦となります。

対するは因縁のあるペッタノン

トーナメント1回戦で対戦するペッタノン・バンチャメークは国際舞台で活躍するムエタイトップ選手です。

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この選手は北米最大のムエタイイベントであるライオンファイトで王者を保持している他、昨年クンルンファイトが開催した65kg級トーナメントで活躍するなど、海外を転戦して活躍しています。

実は昨年の65kg級トーナメント1回戦は日本で開催されており、ペッタノンは1回戦で大和哲也を破り2回戦進出を決めています。

大和にとっては同門選手の敵討ちを行う格好の機会となっています。果たして大和は強豪のペッタノンを相手にリベンジを成功させ、2回戦に進出することができるのでしょうか。

最後に

70kg級トーナメント、66kg級トーナメントの1回戦から2カードを紹介しました。

今回のイベントにはそのほかにも、REBELSで日菜太に勝利したハミシャ・モーチェと、長島☆自演乙☆雄一郎を破ったアーテム・パシュポリンが対戦。さらにGLORYランカーのダビッド・キリアや、K-1で活躍したイリアス・ブライドが出場するなど、非常に豪華な面子が揃っています。

この模様は現地クンルンファイトのアプリでPPV中継がされるものの、日本からの視聴は難しくなっています。

試合結果はイベント終了後にこちらのサイトで改めて紹介します。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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