Queel
×
サイト内を検索する
  • キックボクシング
  • ニュース

クンルンファイトの66kg・70kgトーナメント開幕!グレゴリアンがジョムトーンをKOで撃破、健太は優勝候補から判定で惜敗。

2017/08/29 09:15

8月27日に行われたクンルンファイト65の試合結果レポート。70kgトーナメントでは元K-1王者のグレゴリアンがジョムトーンを撃破。66kgトーナメントでは日本から健太と大和侑也が参戦するもどちらも惜敗となっています。

クンルンファイトのダブルトーナメントが開幕

8月27日に中国で行われたクンルンファイト65。クンルンファイトはキックボクシング市場の中心地となった中国のメジャー団体で、とりわけ国際色の強いトーナメントを軸に行っています。

クンルンファイトでは毎年70kgのトーナメントが大規模に行われており、この日はトーナメントの決勝トーナメントが開幕。そして同時に66kg級のトーナメントも行われ、こちらには日本から健太と大和侑也が参戦しています。

各トーナメントから注目の試合をピックアップして紹介していきます。

健太はヤン・ジョーに惜敗

66kgトーナメントにはまず日本から健太が登場。健太はウェルター級では日本トップレベルの実績を収めていることで知られており、先月のクンルンファイトデビュー戦では右フック一閃でKO勝利をあげています。

ヤン・ジョーは武林風元世界王者にして、今大会からクンルンファイトに移籍してきた選手で、中国ではスター選手ということで大声援が飛ぶ中での試合となっています。

試合の動画を視聴することはできていませんが、現地からのレポートによると1Rから激しい打ち合いが展開され、健太もそれに互角に応戦。激しい攻防の末に、もつれて倒れた時に健太がロープの外に飛び出してしまうことも。

3R通じて互角に戦ったものの、スター選手が相手ということもあってか判定負け。健太本人は映像を見返した上で「主観的には負けてないと思った」と発言するなど、アウェー判定に屈したのかもしれません。それでも優勝候補と互角以上に渡り合ったことは十分評価されるべき試合と言えるでしょう。

大和侑也も微妙な判定で敗れる

同じく66kgトーナメントに大和侑也が参戦。大和侑也といえば同門で兄弟子の大和哲也が、昨年クンルンファイトの65kgトーナメントに参戦するも1回戦で敗れており、今回はその大和哲也が敗れたペッタノン・バンチャメークと対戦。

こちらの試合動画も視聴しておらず現地からのレポートによると、健太との試合とは打って変わって様子を見ながら静かな攻防が展開され、大和がやや優勢なまま試合が終了。判定で勝利すると思われたものの、まさかの判定負けを喫しています。

ペッタノンは地元中国の選手ではなくタイの選手ですが、日本人には厳しい判定がつけられる傾向にあるようです。残念ながら健太と揃って1回戦敗退となってしまいましたが、両選手とも敵地で互角以上に渡り合っています。

イリアス・ブライドが圧巻の1RKO勝利

K-1の65kgトーナメントに参戦し、世界大会で準優勝を収めたイリアス・ブライドも66kgトーナメントに参戦。

もともと67kg前後のウェルター級を主戦場としていたこともあり、66kgは適正体重に近く、国際的な実績もあることから優勝候補筆頭とも目されています。

こちらの試合動画は公式Facebookに掲載されており、それによると1Rからイリアスが激しく攻め立て、ブラジルのジョーダン・クラニオを圧倒。最後は左ボディで相手を悶絶させて圧巻の1RKO勝利を収めています。

マラット・グレゴリアンがジョムトーンを右ストレートでKO

K-1の初代70kg級世界王者であるマラット・グレゴリアンがクンルンファイト70kgトーナメントに緊急参戦。グレゴリアンは予選にはエントリーしていませんが、ヨードセングライが引退したことを受けて代役として抜擢されています。

世界トップレベルとの評価を受けながら、世界トップの牙城を崩せていないグレゴリアンが挑むは、昨年の70kgトーナメント準優勝のジョムトーン。ジョムトーンは敗者復活から最後の出場枠を勝ち取っての本戦出場を果たしています。

共にパンチを持ち味にしている両者だけに打ち合いも予想されたこの一戦ですが、序盤は静かな展開となり、ややジョムトーンが優勢か。それでもK-1でも見せたように、前進しながらのパンチと膝蹴りのコンビネーションで攻め立てる場面も。

そして2Rにグレゴリアンがジョムトーンをロープ際まで追い詰め、ジャブで相手のガードを崩してからのストレートが鮮やかに顔面を貫き、ジョムトーンは崩れるようにダウン。これで試合がストップし、グレゴリアンがジョムトーンを撃破して準々決勝に進出しています。

王者スーパーボンが脅威の身体能力を持つ難敵を退ける

クンルンファイト70kgトーナメントの現王者にして、この階級で世界最強との呼び声の高いスーパーボンがメインに登場。中国ではムエタイトップ選手の人気が高い傾向にあり、中でもスーパーボンは地元のスターであるヤン・ジョーを凌ぐ人気だったようです。

対するは飛び膝蹴りの打点が2メートルを誇る、脅威の身体能力の持ち主であるナヤネシュ・アイマン。決して国際的な実績のある選手ではないものの、屈指の身体能力を持ち、軽々と相手の顔面に放たれる膝蹴りが武器の選手で、ダークホースと目されていました。

スーパーボンはブアカーオの弟子でもあり、ブアカーオ譲りのムエタイの美技と高いボクシング技術を融合させた選手で、アイマンを首相撲で崩しつつ、上下のパンチのコンビネーションで攻め立てます。

しかし抜群の身体能力を持つアイマンは、細身とは思えない力でスーパーボンを弾き飛ばす場面もあり、また荒削りながらもパンチと膝のコンビネーションで互角に応戦。お互い積極的に攻め立て、右ストレートが交錯するスリリングな場面もありつつ3Rが終了。判定は王者のスーパーボンを支持し、辛くも初戦を突破しています。

敗れたアイマンですが議論を呼ぶ判定だったらしく、公式サイトからもその戦いぶりを絶賛され、「観衆や世界を魅了した」との評価を受けています。今回はダークホースだったアイマンですが、来年以降は優勝候補の一角と見られることもあるかもしれません。

その他の試合結果

この他の試合結果としては、日菜太をREBELSで破ったハミシャ・モーチェがアーテム・パシュポリンを1RでKO。元GLORY王者のダビット・キリアがマロアン・トゥトゥーからリベンジに成功。

66kgトーナメントではムエタイレジェンドのシンダムが1回戦を突破しています。全試合結果はこちらのページに掲載しています?

世界最高峰のクンルンファイトのトーナメントは熱戦が続いて盛況に終わりました。日本人の両選手は残念ながら敗れたものの、アウェー判定に屈した形となっており、健闘が光る内容だったようです。トーナメントは来年1月初旬まで続きますので、今後も引き続きクンルンファイトの情報をお知らせします。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
クイールをフォローして
最新情報をチェック!
最新の格闘技ニュースをお届けします
関連する記事