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【REBELS特集】小笠原瑛作がREBELSで初のメインイベントに登場。団体のエースへと駆け上がる試金石の一戦に。

2017/09/01 20:51

9月6日(水)後楽園ホールで開催される「REBELS.52」のメインイベントで、小笠原瑛作vsフランク・グロスのISKA世界バンタム王座決定戦(K-1ルール)が行わわれる。KNOCK OUTでKOの山を築き、自身初のREBELSメインイベントへ。新たな団体の顔として世代交代を決定づけられるのか。

小笠原瑛作がREBELSで初のメインイベントに登場

9月6日(水)に後楽園ホールで開催されるREBELS.52。同大会では梅野源治の復帰戦やスーパーライト級王座決定戦といった注目対決が行なわれるが、メインイベントには小笠原瑛作がISKA世界王座戦に登場。

KNOCK OUTでは旗揚げ以来、唯一の5連続KO勝利を上げるなど、軽量級を代表する選手に成長した小笠原だが、REBELSのメインイベントは初の抜擢。さらに国内では3冠を達成している小笠原だが、これが初の世界王座をかけた試合となる。

これまでのREBELSは梅野源治や町田光らが代表選手として君臨してきたが、現在21才で破竹の勢いで連勝を重ねる小笠原がREBELSの新たなエースとなり、世代交代を象徴することが期待される一戦と言える。

順風満帆ではなかった小笠原のキャリア

小笠原と言えばKNOCK OUTでムエタイ王者であるワンチャローンを撃破するなど、この一年で瞬く間に出世街道を歩んでおり、21歳にして軽量級屈指の実力者として知られているが、決してそのキャリアは順風満帆なものではなかった。

小笠原は兄弟揃ってキックボクサーで、兄の裕典もまた2冠の実力者だが、小学5年生の時に兄弟喧嘩に勝ちたかったからという理由でキックボクシングを始めている。しかし始めたばかりの頃にはアマチュアで10連敗を喫するなど「負けキャラ」だったことはREBELSのインタビューでも語られた通り。アマチュアのタイトルを獲得していることでエリートと見られがちな小笠原だが、自らを努力家と称している。

その後サウスポーへの転向を機に勝ち星を拾えるようになり、15才でプロデビューを迎えるといきなりの9連勝。今でこそKO決着のイメージが強い小笠原だが、キャリアの当初は首相撲に頼っていたことで判定決着が続き「塩試合の瑛作」と批判されたこともあった。

それは戦績にも現れており、2015年までの戦績は13勝2敗(2KO)とKO率はわずか15%。しかし2015年以降は14勝1敗(12KO)とKO率が86%まで跳ね上がっており、対戦相手のレベルが上がってもなおこれだけのKO率の上昇を見せるのは他に例を見ないだろう。

アマチュア10連敗からスタートし、プロではKOが取れない選手というイメージをこうも跳ね返したのが小笠原のキャリアの特徴と言える。

対戦相手のフランク・グロスは無名だが欧州の強豪

今回、小笠原が対戦するのはフランスのジョヴァンニ・フランク・グロス。

日本では知られていない選手だが、フランク・グロスはISKA世界フェザー級王座を獲得しており、今回はバンタム級のベルトをかけて空位のバンタム級王座を争うことになる。

実は2012年に1度RISEで来日したことがあり、この時には久保賢司にボディブローでKO負けを喫したことがあるものの、後に欧州でキャリアを積んで実力を高めている。フランスといえば日本をしのぐムエタイ大国として、タイのメジャースタジアムでも多くの王者を生み出しているが、フランク・グロスはK-1ルールの試合を多くこなしており、1年半で少なくとも13試合をこなすなどハイペースで試合をこなす頑丈さを持ち合わせている。

特筆すべきはアメリカの強豪であるアミー・ロダンザというWBCムエタイのスーパー王者に勝利していることで、欧州では5つのタイトルを獲得している紛れもない実力者だ。

ISKAには世界ランキングが存在せず、世界王座が急遽生まれてしまうことでタイトルの質に疑問が持たれることがあるが、フランク・グロスは紛れもない本物であり、小笠原と言えども簡単に勝利できる相手ではないだろう。

REBELSの新エースとなれるか

先ほども紹介した通り、小笠原は一見順風満帆に見えるキャリアの裏で一つ一つ段階を踏んで成長し、国内で3つのタイトルを獲得。そしてKNOCK OUTでは旗揚げ以来全試合でKO勝利を収めており、6月大会ではルンピニー王者のワンチャローンを撃破するまでに成長している。

今回のREBELSではこれまでエースとして活躍してきた梅野源治を抑えてのメインイベント抜擢となっており、まさに小笠原のキャリアアップを象徴するマッチメイクと言えるだろう。

"打倒・那須川天心の最右翼"とも称されるように、軽量級屈指の実力者へと成長した小笠原が初の世界王座と共にREBELSの新たなエースとして君臨できるのか試金石の一戦となる。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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