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【REBELS.52】小笠原瑛作が大激闘を制し初の世界王者に。復活を期す梅野源治は判定勝利

2017/09/07 11:29

後楽園ホールで開催されたREBELS.52のレポート記事です。キャリア初となる世界タイトルマッチ挑戦となった小笠原瑛作が、ダウンの応酬となった大激闘を制しISKA世界バンタム級王者に輝いています。

9月6日(水)に後楽園ホールで開催されたREBELS.52。この大会ではメインイベントに小笠原瑛作が登場し、ISKA世界バンタム級王座をかけ欧州強豪のフランク・グロスと対戦。また、セミファイナルではラジャダムナン王座を失って以来となる梅野源治の復帰戦が行われました。

サンタナが衝撃のKO勝利

  • REBELS-MUAYTHAIライト級王座決定トーナメント準決勝
  • 津橋雅祥 vs ピラオ・サンタナ
  • 勝者 ピラオ・サンタナ 1R 1:54 KO

前回の来日ではスーパーライト級トーナメントに出場し、スアレックに敗れるも真っ向勝負の打ち合いで際どいシーンを見せたスアレックがREBELSに再登場。階級をひとつ落としライト級トーナメントにエントリーし、ムエタイベースの実力者である津橋雅祥と準決勝を行った。

試合は身長で大きく上回る津橋が左ミドルを繰り出しサンタナと距離を取ると、サンタナはスピードのあるバックスピンキックを放ち会場から歓声が上がる。

そして見合う展開もほどほどに、サンタナが一気に距離を詰め津橋の懐に飛び込むと、回転の速い豪快なフックが津橋のアゴを捉え、サンタナが先制のダウンを奪う。

津橋は立ち上がるも、サンタナの勢いは止まらず、津橋をロープ際に追い込みまたも左右のフックで津橋がダウン。直ぐにレフェリーが試合をストップし、サンタナが衝撃のラッシュ力で華々しいTKO勝利を飾った。

試合後には同日に準決勝を勝ち上がった良太郎がリングに上がり、11月に行われる決勝戦に向けた顔合わせが行われた。

リング上では両者が鼻が当たりそうなほどに接近してのメンチ切り合戦に。共に11月の決勝は殴り合いでの熱戦となることをアピールした。

鬼気迫る気迫を見せた梅野がスアレックに競り勝ち

  • 梅野源治 vs スアレック・ルークカムイ
  • 勝者 梅野源治 5R 判定 (49-48/50-48/50-47)

梅野源治が今年5月にタイ・ラジャダムナンスタジアムでの防衛戦に敗れ、タイトルを失って以来となる再起戦に登場。“超攻撃型ムエタイ”の異名を持つ、REBELS外国人エースのスアレックと5分5Rのムエタイルールで戦った。

試合は距離を詰めて強打のパンチを狙うスアレックに、梅野が中間距離からのミドルキックと、距離を詰めてのヒジでプレッシャーをかけていくという展開に。

少し前傾に構える梅野に対し、スアレックも頭から前に出るシーンがあり、2Rにバッティングがあり梅野は額あたりから出血しドクターチェックが入る。

お互いが少し感情的となり、手数が増えてくると2Rのゴング後にスアレックがフックを当ててしまい、梅野は怒りを露わにする。

荒れた展開となってきたが、中盤でスアレックはスタミナ切れを起こしパンチが空転気味に。梅野は左ミドルを中心に力強い蹴りを放ち続け、最後は距離を取り試合を流す余裕も見せて判定勝利。

強烈なパンチャーとして知られるスアレックに対し、梅野は見事に左ミドルでパンチを封じ込み、実力差を見せつけての復帰戦勝利。

ラジャダムナン、ルンピニーというムエタイ最高峰の舞台で再び頂点を狙う梅野が、出直しとなった試合で好スタートを切った。

ダウン応酬の死闘の末、小笠原が新王者に

  • ISKA 世界バンタム級王座決定戦(K-1ルール)
  • フランク・グロス vs 小笠原瑛作
  • 勝者 小笠原瑛作 5R 判定 (46-48/44-46/45-48)

打倒那須川天心の最右翼ともされ、現在6連速KO勝利中と勢いに乗る小笠原瑛作が、ホームリングとするREBELSでキャリア初となるメインイベントに登場。ISKA世界バンタム級とタイトルをかけ、欧州強豪のフランク・グロスと対戦した。

試合は序盤から小笠原瑛作が警戒なロー、ミドルキックを放ち距離を支配。グロスもバックハンドブローなど変則なスタイルに加え、威力のありそうなパンチを見せるも、スピードでは小笠原が上回り試合をリードする。

しかし、2Rにカウンターを狙うスタイルにシフトしたグロスが、小笠原の攻撃にバックハンドブローを合わせグロスが先制のダウンを奪取。立った小笠原は直ぐに立て直すも、グロスの強打で押される場面が目立つ。

小笠原の応援団も多く集まった会場に不穏な空気が漂うも、3Rに打ち合いから、グロスのミドルに小笠原のパンチがカウンターでヒットしグロスがロープまで後退。勝負どころとみた小笠原がラッシュを仕掛けグロスからダウンを奪う。

これで小笠原が逆転かと思われたが、金的で少し試合が中断された後に、グロスが放ったバックハンドブローで小笠原が再びダウン。グロスがダウンを奪い返し試合は混沌とした展開に。

4Rに入ると試合はさらに激しくなり、小笠原の蹴りが金的となってしまい試合が中断。すると再開後直ぐに小笠原が放ったバックハンドブローが決まりグロスがダウン。ダウン数では2対2と小笠原が追いつく。

そして最終ラウンドが消耗の見えるグロスに対し、小笠原がローキックを中心に攻め立てる展開となり、小笠原が優勢のままで試合が終了。

攻撃の意識が強くなりすぎガードが空いてしまうという課題も生まれたものの、直ぐにダウンを奪い返す気持ちの強さと爆発力を見せた小笠原が判定で勝利。

計4度のダウンが飛び交う大激闘の末、小笠原が新ISKA世界バンタム級王者に輝いている。

歓喜の表情でキャリア初となる世界のベルトを腰に巻いた小笠原は、「皆さんの支えがあってベルトを巻くことが出来ました。これからも皆さんの喜んでくれる顔を見るためにもっともっと成長します。応援ありがとうございました。」とマイクパフォーマンス。

熱戦が連発となったREBELS.52においても、大激闘で最も会場を湧かせた小笠原が、初のメインイベンターとして堂々とイベントを締めくくった。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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