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初代K-1MAX王者のアルバート・クラウスが1年ぶりの復帰戦で勝利し、新たな世界王座を獲得。

2017/09/24 20:16

9月22日にイスタンブールで開催されたキックボクシングイベントにアルバート・クラウスが出場。昨年9月に中国で試合を行って以来の出場となったクラウスはトルコのエルカン・ヴァロールを相手に判定勝利しています。

アルバート・クラウスが1年ぶりの復帰戦

皆さん、アルバート・クラウスのことをまだ覚えているでしょうか?

クラウスといえばK-1 MAXが旗揚げされた2002年に決勝トーナメントで準決勝で魔裟斗を破り、勢いそのままに初代王者に輝いたオランダのレジェンドファイターです。

K-1 MAXには初年度から最後の日本トーナメントに出場するなど、ある意味では魔裟斗以上にK-1 MAXの象徴的な存在だったクラウスですが、日本のファンにとっての記憶といえば、昨年8月にREBELSで日菜太と対戦して敗れた試合で止まっているかもしれません。

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そんなクラウスですが、REBELSでの日菜太戦の後に中国のクンルンファイトで試合をしており、左ボディーで2Rに地元の中国人選手からKO勝利を収めています。

しかしファイターとして峠は過ぎており、またビッグタイトルに絡むこともなくなったため、モチベーションの低下からか2016年に5試合をこなしたにも関わらず、今年はまだキックボクシングの試合には行っていません。

ただしボクシングの試合には5月に出場。約71kgの契約体重で6回戦を行い、24勝17敗1分の選手に2RでKO勝利をあげています。

37才を迎えてファイター人生は終盤に入っていますが、実は9月22日にトルコのイスタンブールで開催されたイベントにて、1年ぶりの復帰戦を行っています。

世界王座をかけ地元ファイターと対戦

クラウスが復帰戦を行ったのは、トルコのイスタンブールで開催された「KARTAL FIGHT ARENA 2」という新興イベントです。

このイベントのメインイベントに登場したクラウスは、地元トルコの選手であるエルカン・ヴァロールと対戦。何気にこの試合は「Mixfight gala」というマイナーながら世界タイトルもかけられた一戦となっています。

3R判定勝利で世界王座を獲得

申し訳ないことに、この試合の動画はどこにも掲載されておらず、クラウスの公式Facbookにのみ結果報告の投稿がされています。

こちらの写真を見ても分かるように、クラウスが勝利して世界王座を獲得し、ベルトを腰に巻いています。結果は3R判定勝利とのことです。

ちなみに対戦相手のエルカン・ヴァロールはここ2年半でジョルジオ・ペトロシアンやマイク・ザンビディスらレジェンド選手と対戦するなどトップどころとの試合が多い選手ですが、戦績は全く振るわず、ここ15試合で3勝12敗となっています。

またクラウスとは2014年に対戦しており、この時にもクラウスが3R判定勝利。リベンジに燃えるヴァロールを退けての王座戴冠となっています。

過去に複数のタイトルを獲得しているクラウスですが、ワンマッチでのタイトル獲得は2011年にアレキサンダー・シュミットを破って獲得したスーパーコンバット初代ミドル級タイトル以来となっています。

Facebookに投稿された試合の写真を見ても、クラウスは見た目が若々しく、仕上がった肉体からも現在のコンディションの良さが伺えます。

K-1 MAXの外国人四天王はまだまだ現役で活躍中

今回はK-1 MAX初代王者のアルバート・クラウスの活躍を紹介しましたが、K-1 MAXで活躍した選手はまだまだ現役で活躍を続けています。

クラウスを紹介していたらノスタルジーな気分になり、どうせならということでオマケとしてK-1 MAXで活躍した外国人選手の近況を紹介します。

ブアカーオ・バンチャメーク

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2004年、2006年に優勝を飾ったブアカーオは、今年中国とタイで3試合を行って全て勝利。往年のキレこそ失われていますが、成熟した技術の高さで現在も高いレベルをキープしています。

実は9月30日にもタイで自身がプロモーターを務める「オールスターファイト」に出場を予定しています。

またタイでは国民的なスターという扱いを受けており、立ち技格闘技の歴史においても最も成功を収めた選手の一人となっています。

アンディ・サワー

2005年、2007年に優勝を飾ったアンディ・サワーは、現在キックボクシングを引退しMMAに挑戦中です。昨年、一昨年のRIZINに出場し、地上波テレビでも放送されたので知名度をキープしています。

今年は5月にオランダでMMAの試合を行っており、新生K-1で活躍したマサロ・グランダーを相手に腕十字を極めて1本勝利。MMA成績を2勝2敗としています。

また10月15日に開催されるRIZINにて、西浦"ウィッキー"聡生とのMMAマッチに出場することも決定しています。

ジョルジオ・ペトロシアン

2009年、2010年にK-1 MAXを連覇したペトロシアンは、イタリアを中心に欧州で試合に出場中。

今年は2月と4月に試合を行いどちらも勝利。トップクラスとの対戦は減っていますが、2013年にGLORYでアンディ・リスティーに敗れて以来9連勝と、現在もトップクラスの実力は健在です。

今後の予定としては10月14日にイタリアで開催する「ペトロシアン・マニア」という自主興行に出場。その後は12月9日にベラトールキックボクシングに出場します。

アルトゥール・キシェンコ

そして優勝歴はないものの、2008年に準優勝を果たし、端正なルックスから”美しき死神”と呼ばれたアルトゥール・キシェンコ。

キシェンコはジムの代表や「キシェンコカップ」というアマチュアがメインの大会を主催しながら自身も試合に出場。

階級を80kgに上げて現在はなんと15連勝中と絶好調。中国のメジャー団体であるクンルンファイトで80kg級世界王者に輝くなど、階級を象徴する絶対王者として君臨しています。

端正なルックスはやや陰りが見えてきていますが、今まさにキャリアのピークに達しており、次戦は11月25日にスウェーデンで予定されています。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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