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WBO世界ヘビー級王者のジョセフ・パーカーの次戦は藤本京太郎との対戦が有力か。実現すれば日本人初のヘビー級王座挑戦へ。

2017/09/25 11:25

現WBO世界ヘビー級王者のジョセフ・パーカー陣営が次回の対戦相手候補に藤本京太郎の名前をあげています。2017年12月から2018年第1四半期までを予定しているとのことで、これが実現すれば日本ボクシング史上初のヘビー級王座挑戦になります。

ジョセフ・パーカー陣営が藤本京太郎とのヘビー級タイトル戦に関心を持つ

日本時間9月24日に防衛戦で勝利したばかりのジョセフ・パーカー陣営が、日本の藤本京太郎を次戦で対戦することを示唆しています。

パーカーは現WBO世界ヘビー級王者で、ニュージーランドで初のヘビー級王座をもたらしたオセアニア地域を代表するボクサーです。

プロ戦績は24戦全勝18KOを誇り、つい先日に行われたWBO世界ヘビー級の2度目の防衛戦では、地元イギリスのヒューイ・フューリーの敵地に赴いて対戦。サークリングするヒューリーに対してプレスをかけるパーカーという構図のまま、これといった山場がないまま試合が終了し、118-110が2者、114-114が1者と判定2-0という結果が防衛に成功しています。

議論の残る判定とはいえ、2度目の防衛を無事にクリアしたパーカー陣営が海外メディアに対して、次戦は藤本京太郎との対戦を見越していると発言したことが報じられています。

パーカーのプロモーターである、デビッド・ヒギンズによると次戦は日本かアメリカになる可能性が高いとのことです。
パーカーの次回の防衛戦は今年の12月か、2018年の第一四半期になる予定です。

もしこの試合が日本で行われるのならば、対戦相手は17勝1敗9KOの戦績を誇る藤本京太郎(31)になるとされており、ヒギンズにとってもヘッドトレーナーのケビン・バリーにとっても、日本人が初めてヘビー級世界王座に挑戦するということで商業性の高い試合になることから前向きに考えているそうです。

パーカーは指名試合予定はなく、パーカー陣営が対戦相手を選ぶことができる状況で、現在は複数の相手と交渉を行っているそうですが、その中で唯一名指しで取り上げられているのが藤本京太郎との試合となっています。

理由は陣営によって明言されており、日本人が初めてヘビー級王座に挑戦する試合を東京で行うことで、金銭を巻き込んだ試合になるためとのことです。

K-1から転身し、日本人初のヘビー級ランカーとなった藤本京太郎

藤本京太郎はK-1・ボクシングと競技を股にかけて重量級の一線で戦い続ける稀有な日本人ファイターです。

キックボクシング・K-1時代には度々リングネームを変更しており、当初は「狂太郎レンジャー」として活動。2007年のK-1トライアウトを経て、2009年にはメルヴィン・マヌーフ、グーカン・サキと世界的な強豪選手を立て続けに破って日本人初のK-1ヘビー級(-100kg)王者に。

さらに翌年にはレジェンドファイターであるピーター・アーツを2RでKOするなど、武蔵以来の世界と互角以上に戦える日本人ファイターの誕生に湧き上がりました。

2011年にK-1が活動休止を迎えると、プロレスでの活動を短期間行った後に、プロボクシングへ本格転向を表明。K-1王者によるボクシング転向というトピックが大きな話題となったことで、京太郎を中心にヘビー級に陽の目があたり、プロ8戦目には56年ぶりに復活したヘビー級王座の獲得に成功しています。

元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者の石田順裕が階級を上げての2度に渡る対戦や、今年5月の東洋太平洋ヘビー級王座獲得など、日本ボクシングのヘビー級戦線では異例のキャリアを歩んでいます。

今年に入ってからは今回紹介しているパーカーとの対戦が一般メディアでも報じられるようになり、そしてこの度パーカー陣営から京太郎との対戦に前向きであることが海外メディアを通じて伝わってきています。

ヘビー級世界王者との対戦というまたとない好機が訪れている京太郎ですが、実現に向けてはやはり通常の世界戦とは比にならないほどの高額なマネーが必要となり、簡単に実現するものではないでしょう。現実的は大晦日の世界戦として地上波放送をつけての実現が望まれるところですが、これも早期にまとまる話ではありません。

果たして京太郎は日本人として史上初めて、日本でヘビー級の世界王座に挑戦することができるのでしょうか。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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