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【Krush.81】西京春馬がリベンジを狙う王者の小澤海斗を判定で下し新王者に

2017/10/01 23:08

(C)Good Loser

10月1日(日)後楽園ホールで開催されたKrush.81にてKrush-58kg級タイトルマッチが開催され、挑戦者の西京春馬が王者の小澤海斗を判定で下し新王者に輝いています。

小澤海斗がK-1で敗れている西京を相手にタイトルマッチに登場

10月1日(日)後楽園ホールで開催されたKrush.81にて、小澤海斗vs西京春馬によるKrush-58kg級タイトルマッチが行われました。

小澤海斗といえば昨年Krush王者として参戦したK-1でブレイク。武尊との激しい舌戦や乱闘で注目を集め、K-1のトーナメントでも準優勝に輝くなど、この階級トップレベルの選手として君臨しています。

現役のKrush王者としても、2度目の武尊戦を経ての3月のKrushでは、中国の強豪選手であるユン・チーを下し、2度目の防衛を成功。武尊を除けばこの階級でトップとしての地位を築いていました。

しかし6月に出場したK-1で、現K-1スーパーバンタム級王者の武居由樹を破るなど8連勝を飾っていた19歳の西京春馬と対戦し、判定負け。西京は武尊と同門選手でもあり、小澤にとっては目標としていた武尊との再戦が遠のくだけでなく、その試合内容から評価を落とす一戦となってしまいました。

そして前回の対戦から4ヶ月の時を経て、小澤は再起戦の舞台となるKrushのタイトルマッチで西京との2度目の対戦が決定。再びトップを目指す小澤にとっては、2度同じ相手に敗れることは許されないリベンジマッチとなっています。

西京がペースを掌握し、2Rダウンを奪って新王者に

Krush-58kg級タイトルマッチ

●王者 小澤海斗
3R 判定3-0 (28-29/28-29/27-30)
○挑戦者 西京春馬

1R:軽やかなステップワークで距離を取る西京に対し、両手を動かすフェイントを用いながらジリジリと距離を詰め圧力をかける小澤。懐の深い西京に距離を支配された小澤は中盤に遠い距離からワンツーを貰い、バランスを崩して尻もちをつくシーンを見せるなどやや劣勢の展開となります。

2R:開始から二段モーションの飛び膝蹴りなど積極的に前出るようになった西京は、パンチのコンビネーションで小澤をロープまで詰める場面も演出。距離を掴めない小澤は力強いローキックで西京の足を狙うも、常に先手を取るのは西京で小澤は手数に欠ける印象。そしてラウンド終盤に西京のワンツーがガードを割り小澤のアゴを捉え、西京が先制のダウンを奪取しラウンドを終えます。

3R:両手で顔をがっちりと覆うガードを見せながら前進し大振りのパンチを狙う小澤でしたが、一打毎に大きくバランスを崩し空転してしまいます。快調にサークリングで距離をとる西京の快勝かと思われますが、ここで小澤の飛び膝蹴りからのパンチがついに西京を捉えます。ここからは小澤がラッシュを仕掛け、西京をロープまで追い込んでいくも最後までディフェンスを突破できずラウンドを終えます。

序盤から西京の懐の深さに苦しみ、常に先手を取られダウンも奪われた小澤が判定負け。若干19歳の西京が新王者に輝いています。

小澤は西京の懐に入れずに2度目の敗戦

王者でありながらリベンジマッチに挑んだ小澤でしたが、今回も初戦と同じく西京の懐に入れず、遠い間合いから繰り出す西京の素早いパンチの前に先手を取られ続けています。

小澤は前回の試合よりもよりプレスを強めて西京を攻略しようとするも、小澤が入ってきたタイミングで放たれる西京のパンチにストップされてしまい、それを跳ね返すだけのプレスを発揮することができませんでした。

2Rにダウンを奪われたことで後がない小澤は、相打ちを覚悟で積極果敢に前に出ると戦況は一変。ガードをゆったりと構える西京はブルファイトへの対応が課題があることを見せるように、小澤の猛攻の前に初めて揺らいだものの、ダウンを挽回するには至らず。

2Rに喫したダウンポイントがそのまま響く形で、小澤は判定で敗れています。

勝利した西京は世界への飛躍をアピール

西京はK-1でのワンマッチに続き、Krushのタイトルマッチでも小澤を下し王座を獲得。抜群の距離感の良さで2Rまで完璧に試合を運ぶなど、ポテンシャルの高さを見せつけた西京はマイクを握り以下のコメント。

「高校を卒業してからみんなが大学や専門学校に行って、自分はK-1を目指してプロの道に進んだので心配もされましたがベルトを獲れたので良かったです。サポートしてくれた皆さんのおかげです。

(Krushのベルトを獲得したが)ここからがスタートだと思っていて、僕は世界を目指していくのでこれからもよろしくお願いします。」

今年高校を卒業し格闘技一本で生きていくことを決意。強い覚悟で挑んだタイトルマッチで勝利したことに喜びつつ、サポートを受けた関係者やファンに感謝の意を述べています。

そして最後はKrush王者を通過点として、K-1という世界の舞台での活躍を誓うコメントで大会のメインを締めています。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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