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久保政哉がGLORY中国大会のフェザー級トーナメントに出場し、1回戦で優勝候補を破る波乱を起こしての準優勝に。

2017/10/15 10:22

Eric Jackman, GLORY Public Relations

10月15日に行われたGLORY中国大会のフェザー級トーナメントに日本人として4年ぶりの出場となった久保政哉が登場。1回戦は左ハイキックで1RKO勝利を収め、決勝では圧力をかけながらも有効打を奪われて判定負けを喫しています。

久保政哉がGLORYフェザー級トーナメントに出場

欧州最大のキックボクシング団体であるGLORYが中国に上陸し、10月15日にその初回大会となるGLORY46が開催されました。

この大会では団体の顔であるリコ・ヴァーホーベンがMMAファイターであるアントニオ・シウバと対戦するスーパーファイトのほか、メインではミドル級タイトルマッチが行われていますが、同時に地元中国の選手を多く起用したフェザー級のトーナメントも開催。

同トーナメントには日本から久保政哉が参戦しており、GLORYが日本から撤退した2013年から実に4年ぶりの日本人選手の出場となっています。

GLORYは「スーパーファイトシリーズ」と「PPVカード」の2部構成になっており、「リコvsシウバ」は1部のメインに、久保が出場したフェザー級トーナメントは2部の中で行われ、その模様はDAZNにて生中継されていました。(※10月21日まで見逃し視聴が可能)

1回戦で優勝候補から1RKOという波乱を起こす

フェザー級トーナメントは4人制のワンデートーナメントで、1日に2度勝利すれば優勝。そしてGLORYとの本契約を勝ち取ることができるとされています。

そして久保が1回戦で対戦したのは、地元中国のチェンチェン・リー。この選手は前回、初参戦となった時からホープとしてGLORY公式からフィーチャーされ、今回のポスターにも起用されるなど優勝候補と目されていた選手です。

長いリーチとしなやかな動きを持つリーに対して、久保は序盤から積極的に圧力をかけていき、得意の左ミドルを軸に優勢に試合を進めていきます。久保の圧力によってリーは持ち味を発揮できず、久保は左ストレート、左ミドルをテンポよく繰り出していきます。

そして1Rの終了間際に久保の左ハイキックがリーを捉えると、ダメージで久保にもたれかかるように前のめりになり、久保が追撃の左のヒザを出したところでリーがダウン。

ダメージが深いリーはこのまま立ち上がることができずに10カウントを聞き、久保は優勝候補を破る波乱によって1回戦を突破しています。

決勝では激戦を展開するも有効打を奪われて判定負け

1回戦を突破した久保が決勝で対戦したのは、同じく地元中国の選手であるジャン・チェンロン。久保はこの選手とは以前中国でムエタイルールにて対戦したことがあり、その時には互角の勝負を展開するも延長判定の末に敗れています 。

サウスポー同士の対戦となったこの試合は、久保が1回戦と同様に圧力をかけて相手を下がらせつつ、左のローキックを軸に試合を展開。

1回戦のリーは下がらされると有効な攻撃を返せなかったものの、決勝のチェンロンは下がりながらでも左ストレートを的確に返していき、さほどダメージは感じさせないものの久保の顔面を何度か跳ね上げるなどジャッジに印象を与えます。

また1R終盤にはチェンロンの膝蹴りで効いたような素振りを見せたことで、このラウンドのオープンスコアはジャッジ4名がチェンロン、1名が久保を支持。

続く2ラウンドも久保が積極的にプレスをかけるも有効打を奪うには至らず、チェンロンのガードの隙間を縫って入るパンチが何度もヒットしたことで、このラウンドは5名全員がチェンロンにつけています。

ダウンを奪わなければ勝利はない久保は挽回したいところでしたが、3Rの序盤に相手のローブローが入ってしまい試合がストップ。それでも自分の胸を叩いて鼓舞しながら、短いインターバルで試合を再開。

ここからはお互いが前に出ながら攻撃を繰り出す激戦となり、試合終了直前にはチェンロンから出血が見られてドクターチェックがかかる場面も。終了の拍子木が鳴ると、両者ともに一気呵成に攻め立てたところで試合が終了しています。

採点の結果は29-27が1名、30-26が4名という結果でチェンロンが判定勝利。久保は積極性では上回ったものの、有効打の差によりチェンロンにポイントを奪われ、トーナメント優勝にはあと一歩及びませんでした。

試合後には自身のSNSを更新し、決勝戦での試合をこのように振り返っています。

勝利すれば日本人としては異例のGLORY本契約というチャンスが待っていたものの、惜しくも敗れた久保でしたが、現地解説でも試合内容を高く評価されており、世界のキックボクシングファンにインパクトを残す一夜となりました。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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