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比嘉大吾が初防衛戦をKO勝利で飾り、日本記録に大手となる14試合連続KOに。

2017/10/23 00:12

10月22日に行われたボクシングトリプル世界戦の2番手として登場した比嘉大吾。デビュー以来、KO勝利の連勝街道を歩んでいる比嘉はこの日もKO勝利で初防衛に成功し、連続KO記録を14に伸ばしています。

比嘉大吾が初防衛戦に臨む

10月22日に両国国技館にて開催された、ボクシングトリプル世界戦。トップバッターとなった拳四朗に続いて、WBC世界フライ級王者の比嘉大吾が登場。

比嘉はアマチュア時代は際立った成績こそ残していないものの、2014年にプロデビューしてから瞬く間に出生街道を歩み、今年5月にはデビューからわずか3年にして世界王座を獲得。

沖縄県出身としては25年ぶりの世界王者となり、また同じ沖縄のレジェンドである具志堅用高に憧れ、白井・具志堅スポーツジムに所属していることから、具志堅2世としてメディアから注目される存在となっています。

そして今回対戦するのはフランスのトマ・マソン。この選手はキャリア序盤に3敗を喫するなど、当初は有力株ではなかったものの、地道に実力と勝利を重ねることで世界戦のチャンスを掴んだ叩き上げのファイター。

長身で変則スタイルを持つ難敵であるものの、キャリアの内容からか下馬評では圧倒的に比嘉が有利。勝って当たり前とされる状況の中、比嘉が初防衛戦に臨んでいます。

試合経過

1R 長身のマソンがロングレンジからジャブを突いてくる。比嘉は至近距離から強打のコンビネーションを放つがマソンのガードが固い。マソンは比嘉が入ってきたところに左から右までつなげる。
比嘉はガードを縫うように連打を放つが、マソンのガードを崩すには至らず。

2R 比嘉はこのラウンドも力強くコンビネーションを放つ。5連打6連打と次々と比嘉がパンチを放つ。前ラウンドよりも距離が近くなり、比嘉がアッパーを連打してガードをこじ開けようとする。

3R さらに比嘉が圧力を強めて比嘉がガードの上から連打を叩き込む。マソンも近い距離からパンチを返していく。比嘉は力を込めてパワフルなアッパーから、ボディーまでつなげて固いガードを攻略しようとするが、クリーンヒットは依然として奪えない。

4R 開始序盤にコーナーに詰めると、比嘉がここぞとばかりに連打を叩き込む。比嘉は強弱を交えながら左アッパーを4連打・5連打とつなげる。マソンは比嘉の圧力に対処できず、比嘉の攻勢が目立ち、アッパーがガードを下に寄せてから、右フックにつなげてヒットを奪う場面も。

ここまで比嘉の積極性が目立つ展開となっているが、オープンスコアではジャッジ2名が40-36で比嘉、1名が39-36で比嘉を支持。

5R このラウンドも展開は変わらず、比嘉の積極性が目立つ。マソンは体を柔らかく使ってパンチを放つが、比嘉はそれをボディーワークでかわしつつカウンターを放つ。

6R 比嘉の連打からフックがヒットするなどマソンのガードをこじ開けつつある。声を上げながら右アッパーを連打し、左ボディにつなげるとマソンが明確にダメージを見せる。ボディが入る度にマソンは失速するなど、完全に比嘉のペースに。

7R 完全に失速したマソンに対して、かさにかかって比嘉が攻め立てると、マソンが自らヒザをついてしまいダウンが宣告される。

マソンの右目からは出血が見られ、これを気にする素振りを見せた所でドクターチェックが入る。マソンは視界を失ったか、ここでレフェリーが試合をストップ。

比嘉は圧巻の強さを見せつけ、マソンの心ごとねじ切る形でTKO勝利を収めた。これで比嘉はデビュー以来14試合連続KOとなり、日本記録タイとなる15連続KOまであと1つとしている。

比嘉の試合後のコメント

比嘉は試合後にマイクを受け取ると、次のようにコメント。

今日は大場政夫さんがタイトルを取った日なので、自分もこういう時に試合ができて感謝しています。それとあと1勝で15KOになるので、そこを目指して頑張るのと…統一戦よろしくお願いします!

井岡さん、大晦日でも構いません。よろしくお願いします。

(ー統一戦ですか?)

よろしくお願いします!皆さんの力が必要です。

(ー最後にファンに向けて次戦への意気込みを)

台風の中、会場に足を運んでくれてありがとうございました。また良い試合をするので応援よろしくお願いします。

14試合連続KO勝利で勢いに乗る比嘉は、日本ボクシング界を代表する王者でもある井岡一翔と統一戦を行いたいという希望を表明。これには場内も大歓声となっています。

さらに比嘉は試合後のインタビューでも改めて井岡との対戦を希望。

「井岡さんは僕のフィアンセですよ。流石に怒られるかな」と少し冗談を交えつつも、「僕は大晦日にやりたいけど、年明けでも良いので実現させたい」と再び井岡一翔の名前を上げて対戦を希望。

デビューから3年余りで瞬く間にスターダムにのし上がった比嘉ですが、このまま比嘉は井岡との統一戦を実現させることはできるのでしょうか。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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