Queel
×
サイト内を検索する
  • ボクシング
  • ニュース

「村田諒太vsエンダム」の平均視聴率は20%越えはボクシング中継では何年ぶり?

2017/10/23 19:55

10月22日に行われた村田諒太vsエンダムによるWBA世界ミドル級タイトルマッチの平均視聴率が20.5%を記録しました。今朝から格闘技ファンの間で話題となっているニュースですが、この数字がどれだけ凄いのかを調べてみました。

村田諒太の世界タイトルマッチは平均20.5%という高視聴率を記録

10月22日(日)に両国国技館にて行われたボクシングトリプル世界戦。このメインイベントにはボクシング五輪金メダリストの村田諒太が出場し、今年5月に物議を醸す判定決着で敗れた試合の相手であるアッサン・エンダムを相手に、WBA世界ミドル級タイトルマッチを行いました。

因縁の再戦となったこの試合は序盤から圧力をかけた村田が4R以降エンダムを圧倒。何度もジャブでエンダムのアゴを跳ね上げていくと、7R終了時にエンダム陣営が試合を棄権。村田がTKO勝利を上げています。

これにより村田は日本人史上初の五輪金メダリストからプロの世界王者を獲得したボクサーに。そして竹原慎二以来となるミドル級では日本人として2人目の王者に輝いています。

そしてこの歴史的な一戦は他局が選挙ムード一色の中フジテレビで生中継され、村田とエンダムの試合が行われた時間帯の平均視聴率は20.5%という高視聴率を記録たことが判明しました。

格闘技がこれだけ世間を大きく騒がせるというのは久々のことで、平均20%という大台を突破したのはいつ以来になるのかを調査してみました。

フジテレビの全番組で年間最高視聴率を記録

なんと平均20.5%という数字は、今年のフジテレビにおける全番組の中でも最高視聴率であったと報じられています。

スマートフォンの普及により若年層を中心にテレビ離れが指摘され、テレビ業界全体で視聴率が低迷する中、平均視聴率が20%を超えることは異例のこととなっています。そして中でも視聴率低迷にあえぐフジテレビにとっては、今回の村田戦は2017年で最も注目を集める中継となりました。

他局が選挙報道で一色となる中、ボクシング中継を丸ごと届けてくれたフジテレビの選択は英断だったといえるかもしれません。

全局でも1週間で最高の視聴率に

さらにこの数字は10月16日~22日の一週間で見ると、フジテレビに限らず全局を合わせても最高視聴率となったことが明らかになっています。

選挙特番の最高視聴率はNHKで放送された「2017衆院選開票速報」が17.1%で最も高く、それを上回った村田の試合はまさに国民的な関心事だったと言えるでしょう。

ボクシングで平均20%以上は2010年以来7年ぶり

そしてボクシングの過去の視聴率を調べてみると、直近の試合で平均視聴率が20%以上を記録したのは、平均22.1%を記録した2010年3月27日に行われた亀田興毅vsポンサクレック戦以来であることが分かりました。

亀田興毅といえば2000年台後半に異色のキャラクターで賛否両論を浴びながら活躍していたボクサーですが、世界初挑戦となったファン・ランファエダ戦で42.4%という高視聴率を記録。さらにランダエダとの再戦で30.1%を記録するなど、まさに視聴率キングとして君臨。

A post shared by 亀田興毅 (@kokikameda) on

そして亀田大毅との試合を経て、お茶の間の人気者となった内藤大助の試合も20%以上を記録。2000年台後半は、亀田絡みの試合は何度も20%以上の高視聴率を記録しています。

当時の亀田や内藤はバラエティー番組などメディアにも積極的に出演しており、歯に衣着せぬ言動を見せるヤンチャさや、格闘家とは思えない温和さなど、そのキャラクターで世間の注目を浴びていました。

村田は文化人との対談企画やボクシング番組には積極的に出演していますが、あくまでも純アスリートというイメージを崩さずにこの数字を叩き出しています。

亀田、内藤を除くと2001年以来16年ぶり

それでは亀田兄弟と内藤大助を除いたボクシングの試合で20%を超える視聴率を記録した試合はというと、16年前の2001年7月1日に行われた「畑山隆則vsジュリアン・ロルシー」時代まで遡ることとなります。

2001年から数えて16年間で数多くの試合が放送されてきたボクシングですが、平均視聴率で20%以上を記録した日本人選手は亀田興毅、亀田大毅、内藤大助、畑山隆則の4人しかこれまで存在していません。

村田はまさに記録だけでなく、人々の記憶にも残るボクサーとして名を残すことになりそうです。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
クイールをフォローして
最新情報をチェック!
最新の格闘技ニュースをお届けします