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メルヴィン・マヌーフが4度目の対戦でレミー・ボンヤスキーに初勝利。キック引退試合で有終の美を飾る。

2017/10/30 12:07

日本時間10月30日にオランダで開催されたWLFにてレミー・ボンヤスキーvsメルヴィン・マヌーフが4度目の対戦。過去3度の対戦で敗れたマヌーフが自身のキック引退試合でリベンジを達成し有終の美を飾っています。

ボンヤスキーとマヌーフが4度目の対戦

日本時間10月30日にオランダで開催されたWLFにてレミー・ボンヤスキーvsメルヴィン・マヌーフのノスタルジーファイトが行われました。

両者は2002年に初対戦から2009年の間に3度対戦しており、過去の対戦ではいずれもレミーが勝利。

今では考えられませんが、手がつけられないアウトローとして刑務所に収監されていたマヌーフ。しかし一度目の対戦の後に刑務所の中でレミーのK-1優勝を知り、それが更生するきっかけになったとインタビューで語っています。マヌーフにとってレミーはまさに運命的なライバルと呼べる存在です。

しかしレミーは2014年3月に行ったミルコ・クロコップ戦を最後に引退。長らくリングから遠ざかっていたので両者の4度目の対戦はないと考えられて来ましたが、2017年に入りレミーが突然現役復帰を宣言。

その復帰初戦としてマヌーフがプロモーターを務めるWLFとの契約が決定。さらにはキックボクシング引退試合を行うマヌーフと4度目の対戦を行う運びとなりました。

マヌーフが判定勝利で雄叫び。有終の美を飾る。

引退試合のマヌーフと3年振りの復帰となるレミーがリングイン。2000年代からトップクラスで活躍し続けたレジェンドの2人には満員の観客から大声援が浴びせられます。

そして歓声が鳴り止まない中で試合が始まると、まずは体格で大きく上回るレミーがローキックやミドルなど蹴りを中心に距離を支配しにかかります。ただレミーには全盛期からは程遠くマヌーフに攻撃をまとめられません。

レミーの蹴り足をキャッチしたマヌーフがロープまでレミーを押し込みながら右フックから左ボディー。小兵のマヌーフが圧力をかける展開が増え1Rのゴング後にはレミーは険しい表情を見せます。

2Rに入るとさらに攻勢をかけるマヌーフが組んでからレミーをMMAで見せるような投げで倒すも、レフェリーは注意せず。

これに怒ったのか、レミーは手数を増やし飛び膝蹴りやハイキックを中心にアグレッシブに仕掛けます。ただフットワークを用いるマヌーフを捉えきれず、勢い余り飛び膝蹴りを放ったさいにそのままロープに足が引っかかりロープアウトしてしまう場面も。

このままマヌーフが優勢かと思われましたが、レミーのプレッシングが功を奏したか運動量の多かったマヌーフは2R終盤で失速。3Rはワンツーからのローキック、飛び膝の連打とK-1時代を感じさせる猛攻を仕掛けるレミーに対し、マヌーフは下がらされ続ける防戦一方の展開に。

そして試合は判定決着となり、どちらが優勢とも言えない際どい内容でしたが、ジャッジは序盤にフックを効かせる場面を作っていたマヌーフを支持。

納得した表情で頷くレミーに対し、勝利したマヌーフはその場にひざまずき両手を高々と上げるパフォーマンスで喜びを爆発させてます。

運命的な再戦となった4度目の対戦は、体格で大きく劣るマヌーフがレミーに初勝利。マヌーフはこの試合をもってキックボクシングを引退しています。

クイール編集部 ◯文 text by Queel
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